ロッテ日本シリーズへ

ロッテ、日本シリーズへ…リーグ３位で進出は初(読売新聞) - goo ニュース

沈黙を破（やぶ）って喜び爆発！！厳（きび）しい道程（みちのり）でした。4月の快進撃も夢のあと。故障者続出で5位に転落して、辛酸（しんさん）を舐（な）めた時期もありました。クライマックスシリーズも期待の新人荻野抜きでの戦いを強（し）いられました。

9回表4点差を追いかける展開は西武との第1戦でした。第2戦も9回表で1点を追いかける展開でしたし、引き分けでも負けと同じの状況での11回勝ち越しでした。

ソフトバンクとの試合も初戦を勝つも、連敗し崖（がけ）っぷちでした。最後は大差が付きましたが、2点目のサブローの判定が大きく明暗を分けただけのように思えます。

勢いのあるロッテが勝った。そんなふうに伝える報道もありますが、粘り勝ちというのが正しいように思います。勝負を分けた5回の攻撃はフルカウントになった末の四球でした。粘りがあったからこそ、好投手杉内投手を崩した。逆にソフトバンクは短期決戦のトラウマが再発したのか、川崎選手の三振した後の目が死んでいたのが印象的でした。

ただこれらは結果論です。厳しい６戦でしたし、どちらが勝ってもおかしくなかった。一部には３位が勝ったのは日程のせいとの声も再び聞こえてきますが、それも結果論だと思います。現に日ハムが日程の間隔（かんかく）をもろともせず圧勝したこともあったわけで、それぞれの準備の問題に過ぎません。

ロッテおめでとう。次は２軍の日本一に続いて、パリーグ代表として頑張ってほしい。ソフトバンクは敗れたけれど、リーグ優勝に胸を張ってほしい。両チームにエールを送り、激闘だったクライマックスシリーズを締（し）めくくる。