自由連想

様々な情報を自由にあまり考え込まずにしゃべっている状態。脳をリラックスさせ、ストレスを解消する。

ブルーレイ~どこでもディーガ

2024-10-12 | PC・家電
我が家は、パナソニックのブルーレイを使っている。ブルーレイなので録画ができることはもちろんなのだが、タブレットでテレビが見られる点がさらに便利なところである。どこにいても、録画した番組やテレビが見られる。すごい時代である。

それを可能にするのが、「どこでもディーガ」。「どこでもディーガ」は、放送中の番組や録画番組、DIGAに保存した音楽・写真などを外出先でも楽しむことができるアプリケーションである。ブルーレイで直接録画した番組を見ていても、別のタブレットで別の録画番組を同時に見ることもできる。

一つ気を付けなければいけないのが、テレビを視聴する時。チューナーの数を超えて視聴することはできない。チューナー数が3つの場合、録画を3本撮(と)ってとテレビを見ることはできない。そんなに使うのかとも思えるが、年末年始で録画したい番組が重なると、結構起こることである。

それでも、テレビ本体をもう1台用意することやテレビチューナーの配線を気にすることなく、タブレットでテレビを見られるのだから大変ありがたい。

今使用している機種は3年くらい経(た)つのだが、仮に今度新しい機種を買うと、新しい機種に今まで録画した番組を移行することができる。お引越しダビングと各社謳(うた)っているようで、ブルーレイディスクを使用しなくてもいいのが便利な点である。ちなみに、10年以上前の機種(パナソニック)からの移行の際は、機能として対応していなかった。

今の機種がいつまで使い続けるかはわからないが、今後も「どこでもディーガ」の機能は、私にとって必須である。
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【再掲】私のへそくりが夫の財産?

2024-09-28 | セレクション
共働き世帯が増えている時代でも、専業主婦は一定数いる。良妻賢母(りょうさいけんぼ)、いわゆる家計をしっかり切り盛りしている人ほど、陥りやすい名義預金についての話である。

<再掲>
知識は万能ではないが、生き抜く知恵となり得(う)る。まさに知っているかどうかで、雲泥(うんでい)の差が出る案件と言える。専業主婦であったりすれば、誰もがドキッとする。コツコツが無駄にならないように、しっかり学んで対策を取りたいものである。

「 「夫婦だから、夫が稼いだお金は夫婦2人のもの」。そう考える女性は多いだろう。しかし相続では通用しない。夫婦それぞれが稼いだお金はそれぞれのものという「夫婦別財産」の考え方が基本だからだ。これを知らないでいると、妻はコツコツためた老後の備えを自分のものにできなくなる可能性がある。

「これらの預金は通帳の名義は奥様ですが、実質的にはご主人のものと思われます。名義預金として相続税の課税対象になります」。2年近く前に夫を亡くしたA子さんは税務調査官からこんな指摘を受けた。夫から毎月渡された生活費をやり繰りし、残ったお金を預けた自分名義の通帳だ。「主人は残ったお金は好きにしていいと言っていました」と反論したが、課税対象になった。

■コツコツ台無し

 日本では法律上「夫が稼いだお金は夫のもの」「妻が稼いだお金は妻のもの」だ。「名義ではなく、そのお金はだれが稼いだのか、大きな支出の権限を持つのはだれかといった事実で判断する」と税理士の福田真弓氏は説明する。妻が専業主婦なら、相続や贈与あるいは結婚前からためていたお金以外に自分の財産を持つことはない。夫婦で協力してためたお金も多くは夫のものと見なされる。

 A子さんがためた「へそくり」の原資は夫の稼ぎ。夫からA子さんに贈与をしたという証拠もないので、名義はA子さんでも夫の預金となる。

明治安田生命保険が「いい夫婦の日(11月22日)」に合わせて発表したアンケートでは「へそくり」を持つ妻はほぼ2人に1人。年代が上がるごとに金額は増えて60代以上は200万円を超える。別の会社の調査では平均416万円という数字もある。これらは相続の際には名義預金に該当する可能性がある。

 贈与でも注意が必要だ。B子さんの夫は退職金の一部を新たに作ったB子さん名義の口座に移した。ペイオフ対策に加え、長年支えてくれた妻に感謝を込めて贈りたいと思ったからだ。だが、打ち明けずに夫は死亡。B子さんは初めて知ったこの預金を夫のものとして申告するように税理士から指摘された。

 いわゆる「したつもり贈与」だ。名義を変えるだけでは贈与にならない。「贈る側だけでなく、受ける側も認識したうえで、受ける側は通帳や印鑑を管理し自由に使える状況が必要」と話すのは税理士の松岡章夫氏。夫が妻や子、孫のためにお金を贈っても、相手がそれを知らなかったり、使えなかったりしたら贈与は成立しない。

 亡くなった人のうち、財産が規定額を超えて相続税の課税対象になる人は年間5万人程度。財産の構成比を見ると土地が約5割と最も多く、現金・預貯金等が25%程度、有価証券 が12~13%だ。

 ところが税務調査で指摘される申告漏れ財産では、現金・預貯金などが37%と最多で、土地の17%を大きく上回る。税務調査は名義預金を探すのが目的ともいわれ、現金・預貯金の中には名義預金が多く含まれるとみられる。悪意がなくても、申告漏れを指摘されれば修正申告が必要となり、納付が遅れたことによる利息(延滞税)や制裁金(過少申告加算税や重加算税)までかかるので厄介だ。

■贈与契約で安心

 名義預金はちりも積もれば1000万円や2000万円に膨らむ場合もある。夫の相続財産は最終的には半分以上は手厚い税額軽減の適用が受けられる妻が受け継ぐというケースが多いが、遺言や遺産分割協議で多くを他の相続人に渡すこともある。妻は当てにしていた金額が手に入らず、老後の資金計画が狂うこともあるので注意が必要だ。

 女性は男性より平均寿命が長いので、老後に自由に使えるお金を多く持っておきたい。そこで福田税理士は「堂々と小遣いや財産を夫からもらう」ことを提案する。

 贈与契約書を作り、毎月決まった額を夫から受け取る。年間110万円までなら非課税だ。口座に移すなら振込記録を残し、現金なら家計簿に記録する。自分の印鑑を作り、ためるだけでなく、ときには使うことも必要だ。共働きなら日常の生活費は夫の給料で賄い、妻が稼いだ給料は妻の財産として蓄えるのもいいだろう。

相続の際に話題になるお金がもうひとつある。「手持ち現金」や「手もと現金」と呼ばれるものだ。被相続人が亡くなる前に妻や家族が被相続人の口座から引き出した現金を指す。死後の口座凍結に備えるのが目的で、葬儀費用や病院への支払いに充てるケースも多い。死んだ時に残っていた金額を相続財産として計上すれば問題はない。

 ところが被相続人の療養期間が長くなると引き出す回数が増えて金額も膨らむ場合がある。相続人にとっては遺産分割の基になる相続財産が減るので、看護していた妻らに使途を明確にするよう求めて遺産分割協議でもめることがある。

 「引き出し履歴や領収書、明細などを残し、説明できるようにしておくことが重要」と税理士の村岡清樹氏は指摘している。(土井誠司)[日本経済新聞朝刊2013年12月18日付]」
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【再掲】投資で1勝9敗

2024-09-13 | セレクション
2015年5月の記事である。勝ちパターンには王道があり、得てしてシンプルなものである。

<再掲>
勝ち続ける投資が出来ればそれに越したことはない。しかしながら、それが難しいというのは周知の事実である。いかに勝率を上げられるか。投資をしている者であれば、そのようなことを考えるものである。

表題にあるような「投資で1勝9敗」。これを聞いた時、多くの人は投資で失敗していると感じるだろう。そうとは限らないことを1つの例を挙げて考えてみよう。1回1万円ずつ9回失敗したとすると、9万円の損失である。しかし1回で10万円の利益を上げたとすると、トータルでは1万円の利益となり、全体としては成功していると言える。

この裏を返せば、1回1万円ずつ9回成功しても、1回で10万円の損失を出したら、トータルで1万円の損失となる。ここから導き出される重要な教訓は、いかに大きく負けないことが大切かということ。勝率よりもトータルで利益を出せるかどうか。そのことが重要ではないだろうか。

投資の未経験者は、とかく損失を嫌(いや)がる。定期預金とか元本割れしない環境に慣(な)れているから尚更(なおさら)である。小さな負けは気にせず、大きな勝ちを掴(つか)みにいく。投資方法は指南本(しなんぼん)に任(まか)せるとして、投資の心得(こころえ)としては、この程度の気構えでも良いのではないかと思う次第(しだい)である。
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爪を噛む

2024-08-30 | 健康
「爪を噛(か)むのを止めなさい」。小さい頃から親にそう言われた。世間一般的にも、爪を噛むことは悪いこととされている。妻からも、たまに小言を言われる。確かに、整った爪は清潔感があり、見た目の印象がよい。なので、爪を噛まないに越したことはないとも思う。

だが、私にとって爪を噛むことで、過度なストレスを紛(まぎ)らわす役割があることも最近自覚するようになった。ストレスを爪を噛むことで解消する。これを止めることは、過度にストレスを抱え込むことになり、体に良くない。だが、爪の清潔感は損なわれる。なんとか両立する術(すべ)はないものか。

そこで思いついたのが、爪を噛むことを禁止にしない。その代わり、手の親指だけにすること。そうすることで、片手5本の指のうち4本は、清潔感を保てる。できれば、親指も片手だけにするように努力する。そうすることで、ストレス解消アクションと清潔感の両立を図るようにした。

その結果、妻からは爪がきれいになったと評価してもらえた。今も親指の一部は爪を噛んでしまっているが、他を噛まなくなったことで、噛む習慣が緩和されたように思える。日常的だったものが、明らかに頻度も低下したように思える。きれいな爪になったことで、噛むのを躊躇(ためら)うようになったとも言える。割れ窓理論と同じことなのかもしれない。

こうしたことを経験して思うことは、「止めなさい」と禁止するのが最善とは限らないこと。そこにはそうする理由があることもあり、どうすれば変えてしてほしい行動にしていけるのか。丁寧に寄り添う姿勢も、時には必要である。

忙しい日々の中で、子供にそんなことをしている暇はないという声も聞こえてきそうである。その通りであるのだが、自分の考えを押し付けていないだろうか。一歩立ち止まって考える余裕も、大人には求められるのかなと思う。百歩譲って、行動できなくても、視点を持っているだけでも意味があるのではないかとも思う。
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円安トレードの終焉

2024-08-07 | 経済・家計
令和6年8月5日、日経平均株価が過去最大の下げ幅、4451円安を記録した。大企業である三井住友銀行など、相次いでストップ安(その日中に最も安く取引できる価格)になる光景は、株の恐ろしさを十分に見せつけた。一方で、その翌日には、過去最大の上げ幅3217円を記録した。その光景は、リーマンショック時の相場を思い出させる。

ただ、リーマンショックの場合は信用不安が原因で、今回は、円安トレードが終焉(しゅうえん)し、円高に大きく振れたことで、日本株バブルがはげ落ちたという点で原因が異なる。バブルと呼んでいいのか、というのはあるが、含み益を根拠に大きく株価が跳(は)ねていたことを考えると、短期的にはバブルが弾(はじ)けたといって良いのだろう。

今年の前半は、株を買えば上がる。何を買うかを考えなくても、儲かる相場だったとも言える。これからは、二極化が進む。円高メリットがあり、業績もよい大企業(マクドナルドやニトリのイメージ)。1か月もすれば、上がる株とそうでない株に分かれてくるのが過去の経験則である。そして1年くらいの短・中期的に利益を上げるには、上がっている強い株についていく。3~5年後の果実を得るなら、低迷した株も面白い。

一方で、コロナショック後のような、日銀による株価の買い支(ささ)えはない。今後も日経平均株価は4万2千円を超えて高値を付けるのかと問われれば、すぐには難しいと思う。日米の金利差の広がり、それが近年の超円安の根源であり、今後、日本は追加利上げ、米国は利下げに動く。

そうなれば、より円高(それでもまだまだ円安だけど)に振れることになる。円安により企業利益はかさ上げされ、資産も膨れ上がった。これこそが、株高の源泉。それが今度は、逆回転するようになる。来年度の業績は、前年度比〇パーセント減。そのような状況では、一時的に株価は上がれど、持続力はなく、停滞もしくは右肩下がりも想定せざるを得ない。

それでも私は、株式投資を続ける。損切りもしない。するのは、縁(えん)切り。企業を応援する気持ちがなくなったら売るという考えである。収益性が株に勝(まさ)る金融資産はないし、含み損を出しても持ち続けたい企業に投資をする。また、長期積立の利益の源泉は、株価が下がった時でもある。

「暴落という歴史は繰り返す。時間をかけてゆっくり拾い、芽が出るのを待つ。恐怖を感じるなら、目をつぶって買ってみろ!ピンチの後には、チャンスあり。そういうものである」。リーマンショック時に自分に残したメモである。この教訓は、今日(こんにち)でも有効である。
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【再掲】金融工学

2024-08-06 | セレクション
日経平均株価が4万円台からの大暴落。投資をする者として、忘れてはならない過去の出来事がある。それは、リーマンショック。今でも私は、人災だったと思っている。そうした思いとは別に、金融危機を招いた仕組みとは何だったのか。よくわからないなりに、よくまとめている。今回の大暴落について思うところは、別途投稿したいと思う。

<再掲> 
リーマンショックから1年。未曾有(みぞう)の金融危機は世界に大きな影響を与えた。これを検証するような番組は多々あったが、仕組みなどを理解できた人がどれだけいたのだろうか。私は大学で国際金融論を受講したことがあったが、導入部分から躓(つまづ)いたのを覚えている。金融工学は高度な数学を駆使(くし)するもの。やはり一般的に敷居が高い分野に思える。そんな中、債権化を生み出したエリートが仕組みを解説したのはわかりやすかった。

サブプライムローンの債権化の仕組みは、飲み水のろ過のようなものである。借金が返せなくなってしまい、債権が不良化するという不良債権は、泥水の泥(どろ)に例えられる。一方、貸したお金がしっかり返ってくる債権である優良債権は、きれいな水に例えられる。ローンという優良債権も不良債権も混在する泥水をろ過させて、泥と水に分離する。ろ過した水はきれいな水(高格付けの債券)として売れるようになるというわけである。元々は安価な泥水なので、おいしい水として売れば非常に儲(もう)かるのである。

問題はここからである。ろ過した水をさらにろ過して不純物を取り除けば、もっときれいな水として売れる。その水をさらにろ過すると、さらにさらにきれいな水として売れる。この無限ループで、安心安全な水(債券)が広く供給されていったわけである。また消費者(投資家)もそうした水を望んでいたのである。

そんな中、毒水をろ過した物が混ざっていて、安全だと思っていた水で死者が出てしまった(リーマン破綻)。ろ過すれば安全だと思っていた物への信頼が、一気に崩(くず)れたのである。しかも何度もろ過を繰り返したものだから、持っている水が元々何であるかなんて誰にもわからない。この水にも毒が入っているかもしれないという信用不安に陥(おちい)り、一気に持っている水(債券)の価値が暴落したのである。

おおざっぱに説明すればこんなとこだろう。私は説明を聞いて、やっぱり彼らの考え方・手法というものはすごいと思った。と同時に、火や水でも同じことが言えるのだが、使い方を誤れば災(わざわ)いを齎(もたら)す。そんなことを感じた。
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【再掲】さとり世代

2024-07-27 | セレクション
この記事を書いたのは2013年12月。キーワードは「消費」である。色んなマネー本を読んだり、一定の貯蓄ができた今だからこそ思うのは、「足(た)るを知る」、すなわち、お金をどう使うと自分にとって効用(満足度)が高いのかを知ることが大事であること。

もっと資産を増やしたい。それがどの程度かは人によって違うが、際限(さいげん)のない話だし、多すぎる資産で不安が解消するものでもない。一方で、日々のお金に奔走(ほんそう)する日々も、気持ちにゆとりがなく、一定のお金が必要なのも自明である。

私にとって、自分のために消費するよりも、家族や友人のために消費することの方が満足度が高い消費になりやすい。人が喜ぶ姿を通じて、人から幸せをいただく。バランスの取れたお金の使い方が人生を豊かにしていく。そんなことを思いつつ、様々な消費のあり方を私は許容したい。

<再掲>
昨日のNHK番組「週刊ニュース深読み」で、若者の消費について議論していた。ゆとり世代、さとり世代とも言われる今の若者は、車を持たないし、お酒も飲まないし、海外旅行も行かない。その代わり将来不安だから貯蓄をする。これを聞いた上の世代の人たちは、若者なのになぜ消費しないのと首を傾(かし)げる。かわいそうに。そんな声すら聞こえてくるが、でも若者の生活満足度は高い。

キーワードは、情報疲れ、罪悪感、先送り。情報が多すぎて決められない。将来へ備(そな)えるべきという意識が高いから、贅沢なものに使うことに対して罪悪感を感じる。またデフレ経済を経験しているから、待つと安くなると先送りをする傾向があるという。

若者よ、もっと消費しろ。そんなこと言われても、非正規雇用が増えてそもそもお金がない。お金を持っているのは団塊の世代ではないか。さとり、さとりと言わないで。そんな若者の声も当然に思える。私もさとり世代消費なので、むしろ私の考え方が市民権を得たかと誇らしくさえ思える。堅実かつ質素に。見栄より実(じつ)。限りあるお金だからこそ、選択と集中。真に必要な物は何かと熟考(じゅっこう)するわけである。

このテーマは以前に、このブログで取り上げた事がある。記事「社会の鏡」(09-8-19)でも述べているが、若者の消費が話題になるは、彼らの考えというものは社会の鏡であるからだと思う。これからは自己責任の時代、これからは終身雇用が崩れて企業に頼れない時代、年金だけでは生活が苦しいという親世代の声、、などなど。こうしたことが積み重なり、若者の今の価値観を作り出したのは、我々社会全体、もっと言うならば、上の世代に他ならないのである。上の世代の負の側面を露呈(ろてい)させるからこそ、「今の若者は」と言いたくなる心理なのだろうと私は思う。

もう一点、消費をしないことは悪いことなのか。私は個人が無理に消費をする必要はないと思う。ただ金は天下の回りもの。みんながお金を溜(た)め込めば、社会全体の経済活動には悪影響を及ぼす。それを回避するために消費ではなく、投資をすること。自己投資でも良いだろうし、株や債券でも良いだろう。出資して資金を提供することで、社会に貢献していく。私は消費的投資と呼んでいるが、一つの選択肢であると思う。
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紅麹コレステヘルプ

2024-07-14 | 健康
「小林製薬」の「紅麹(べにこうじ)」の成分を含む健康食品を摂取した人が腎臓の病気などを発症した問題。サプリを利用する者にとって、衝撃的なニュースであり、色々と考えさせられるテーマである。何より、健康になるために飲んでいたサプリで健康を害する。そんなことあるのか。それが、まず率直に思った感想である。

亡くなる方も出てしまった今回の事件は、製造過程でカビが発生したことが少しずつわかってきている。小林製薬の「紅麹コレステヘルプ」は、LDL(悪玉)コレステロールを下げる効能がある。薬ではないけど、ある一定の効能を濃縮した食品である。ビタミンCなど水溶性ビタミンは体外に排出できるけど、ビタミンAなど脂溶性ビタミンは過剰摂取すると健康を害することもある。そうした知識も、本来サプリを摂取する人には求められるのだろう。

だが、現実には、なんとなく体に良さそうとか、飲んでから調子いい気がするから飲み続けるなど、結構前提が怪(あや)しいかと思う。私もコエンザイムQ10を中心にサプリを愛用している。

その経験から言うと、摂取すると少し、イメージとして数パーセントの効果があるように思う。コエンザイムQ10は、エネルギー生産を補助する働きがあるので、少し踏ん張りがきくという感じがする。個人差もあるだろうが、コレステロールを下げるDHCのサプリを60日飲んだ時には、確かに体脂肪計の体幹脂肪の値が下がった。飲むのやめて、しばらくしたら、元の値に戻った。

8.6%から7.0%へ減少し、続ける選択肢も考えた。だが、その一方で値を下げることが目的ではなく、健康であることが目的のはずである。LDLは悪玉とも言われ、動脈硬化など多すぎると害するのは間違いない。だが、エネルギーを身体中に運ぶ大切な役割もある。コレステロールを下げるサプリは歴史が浅く、まだその弊害も認知されていないのではないか。サプリの効用を認めつつ、しばらくは距離を置こう。そんな結論に至った。

とはいえ、私は基本的にサプリ愛用者である。一定の効用もありつつ、一定のリスクを認識しながら、飽くなき健康であるための努力を続ける。万能なサプリなどなく、サプリを摂取していても、体調を崩すこともある。だが、一度きりしかない人生だからこそ、1日でも多く元気で健康に過ごしたい。その気持ちや意欲をサポートする一助がサプリ摂取だったりするのかなとも思う。過信は禁物だが、うまく付き合えば役に立つものでもある。そんなふうに思う。
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メガネのレンズ交換

2024-06-28 | 私論
今年初めてチャレンジしたこと。こうしてブログで書くと、結構あるなと思いつつ、その一つとして、眼鏡のレンズ交換を初めて行った。これまではフレームとレンズを一緒に購入してきたのだが、極薄レンズ(屈折率1.74)に付けられるオプションが狭まってしまい、既存フレームを使ってレンズだけ購入した。

実は昨年度、眼鏡市場でアイアスリートシリーズのフレームとレンズを購入した。眼鏡を掛けたまま運動ができるので重宝(ちょうほう)しているのだが、PCレンズのオプションで、極薄かつ光を吸収するレンズを選択できなくなっていた(屈折率1.67まで。度が強い場合、屈折率が低いとレンズが厚くなる)。極薄の場合、光を反射するレンズしか選択できず、反射型レンズを選択した。以前は吸収型を選択できたのに、この点の変更は残念である。

実際使用してみると、自然な色で見える利点もあるのだが、光が眩(まぶ)しいと感じたり、目の疲れやすさを感じるようになった。レンズの度は変わらないので、レンズの種類が合わないということなのだろう。

吸収型のレンズの眼鏡にすると、なんだか落ち着く。でもそれなりに傷も気になるので、どうしたものか。眼鏡市場でレンズを扱っていない以上、他の店で探すしかない。いろいろ探したが、極薄かつ吸収型のPCレンズを扱っているところは少ないことがわかってきた。

だが、メガネフラワーでは世界最高極薄レンズ(屈折率1.76)と紫外線&ブルーライトカットの組み合わせが可能ということがわかった。ハイグレードの仕様で3万3千円、結構いいお値段である。

他の選択肢とし、オンデイズというお店では、超極薄レンズ(屈折率1.76)とカラーレンズで23,700円。UV・PCダブルカットレンズ(屈折率1.74)なら13,700円でレンズ交換が可能であった。価格がお手頃である。

価格か性能かで迷ったが、今回は最高峰の技術を試すという選択で、メガネフラワーのハイグレード(屈折率1.76)と紫外線&ブルーライトカットの組み合わせ、3万3千円でレンズ交換をした(フレームは、直近で購入したものとは別のアイスリート)。

その違いが劇的にわかるという感じではないが、反射型に比べると目が疲れにくくなったと感じている。最近の眼鏡の価格帯としては高めとも言えるが、30年くらい前では4~5万円くらいが当たり前だったことを考えれば、超極薄レンズ(屈折率1.76)で3万円台なら安いとも思える。

眼鏡のレンズ交換には満足しているのだが、最近では老眼を自覚するようになり、眼鏡をかけてでは小さい文字が見にくくなった。老眼鏡にはまだ抵抗があるのだが、足を踏み入れる時期はそう遠くないかもしれないと思える今日この頃である。
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筋トレ

2024-06-14 | 健康
昨年秋頃から、筋トレを始めた。腕立て30回、腹筋30回、背筋30回、スクワット30回。1日に行う回数としては多くないが、実用的な趣味の感覚で取り組んだ。終わった後に、アミノバイタルプロテインを摂取(せっしゅ)して、肉体改造を夢見た。

週3回くらいだろうか。もともと筋トレは得意でないし、始めは10回行うのも正直きつかった。今でも気が進まないこともあったりするが、続けるうちに回数をこなせるようになっていった。

3か月くらい経った頃、腹筋が割れていることに気づいた。プロテインを摂取したとはいえ、1日各30回のトレーニングメニューで、まさか腹筋が割れるとは思っていなかった。細身の体系なので、プチマッチョという感じである。鏡に映(うつ)る姿は、自分でないような感覚だが、悪い気はしない。なるほど、ボディービルダーの肉体は正直理解し難(がた)い部分もあるが、今ならその気持ちを理解できると思った。

華奢(きゃしゃ)と言われてきたが、肩回りにも筋肉が付いて、少し体形が変化した。自分史上最高の状態ではないか。そう、うぬぼれる状態にある。その一方で、筋肉がついたからといって、風邪を引かないわけではないということを痛感した。筋トレによる疲れで免疫力が下がるのか、体調を崩すこともあった。

いい状態を保ちたいから筋トレを続ける。仕事が忙しくて疲れている時にも筋トレを行う。活動量を超えてしまうから風邪を引く。そんな負の連鎖にも気を付けなければならない。いろいろ試行錯誤(しこうさくご)して思うことは、無理をしないことが第一である。仕事が忙しい時は、週1でもいい。でもおっくうになって、全くやらないようにはならないよう気を付ける。

肝(きも)は、バランスである。筋肉が付くのは自己満足。大事なのは、健康でいられること。筋トレをすることで体調を崩しては、本末転倒である。食事やサプリも一緒で、筋トレは健康を支える一つの手段に過ぎない。過信せずに、でも軽視もしない。生活の中にうまく取り入れていく。

物事の本質というものは、結局同じで、なんかすごく当たり前の結論に到達した。
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