ファンタジアランドのアイデア

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解毒力を高める食生活  アイデア広場 その316 

2018-01-03 16:05:04 | 日記

 私たちが、日常的に吸ったりする空気や食べたりする食べ物には毒性物質が含まれています。その毒性物質には、水銀、鉛、アルミニウム、ヒ素、ダイオキシン、アセトアルデヒドなどがあります。例えば、鉛の毒では、ローマ皇帝の例が有名です。ローマの皇帝は、ワインを鉛のグラスで飲むことを好んでいました。そのため鉛中毒を起こしていたとされます。軽い症状では、貧血や注力散漫、重くなると腎炎や脳炎という病状になりました。このような症状は、近代アメリカでも見たれました。アメリカの大統領府は、ホワイトハウスです。白い建物は、アメリカの人々のあこがれの建物です。西部劇の風景に白い建物がでてきます。ここで育った子どもに貧血や腎炎になる子どもが多かったことが知られています。白いペンキには、鉛が含んでいます。子どもは、塗られた白いペンキをなめていたのです。分からないうちに悲劇が、進行していたわけです。今は、これほど極端なことはありません。でも、知らないうちに悲劇が訪れるかもしれません。
 そこで、日常的に摂取している毒性物質を体外に出す方法を考えてみました。毒性物質を解毒する仕組みが働かない場合、呼吸器の炎症、末梢神経障害、ホルモン異常、ガン、肝臓障害、腎臓障害そしてアレルギーという病状を招くことになります。この仕組みがきちんと働かないと、さまざまな病気の危険性が高まるわけです。体の中から毒性物質を排除する力を解毒力といいます。野菜には、この解毒力があります。野菜が持つ食物繊維は、毒性物質を繊維に搦め手から、体外に排出する重要な働きをするのです。食物繊維は、全ての野菜と雑穀、そして豆類に含まれています。一定量の野菜繊維を摂取することが、予防効果を持つことが分かります。もちろん、毒性物質を極力摂取しない生活習慣が大切なことはいうまでもありません。
 でも、日常的に毒性物質を摂取する生活は続いているわけです。飲酒を大量にすれば、毒性物質を多く摂取することになっているわけです。これらの望ましくない物質を、できるだけ早く体外に放出する物質が求められています。食物繊維より優れた解毒作用をある物質の開発が注目されるわけです。今注目されているのは、ネギです。ネギのピリッと辛い味、ツンと鼻にくる匂い、涙が出るなどの成分は、硫黄化合物です。この硫黄化合物は、毒性物質を水溶化し、体外に排出する働きを持っているのです。解毒する仕組みは、体に入った毒性物質を第一相酵素によって別の物質に変化させていきます。そして、第二相酵素でさらに分解し、水溶化し、さらに尿や汗や大便として体外に排出する仕組みをつくったわけです。食物繊維の多い食物を摂取し、毒性物質を排出する仕組みが一つです。もう一つが、硫黄化合物によるより積極的排出になります。繊維と排出の二つの機能を持つ食品開発ができれば、ビジネスの種になるかもしれません。
 ゼロリスクというものは、この世にありません。私たちは、何らかなの危険性と常に隣り合わせていると覚悟することです。このような中では、自分にあった食物摂取が大切になります。自分にあった食生活のを行うことで、病気を予防していくことになります。