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『日本がアルゼンチンタンゴを踊る日』ベンジャミン・フルフォード

2006年06月03日 | 政治・経済・外交
  

村上ファンドの村上氏が東京地検特捜部の捜査を受けると報道されました。ライブドアの堀江氏も、この村上氏も金持ちすぎて、ちょっと気に入らないのですが(笑)、それはさておき、最近は特捜部が、どうも100%の正義とは言い切れないと感じてしまいます。

いったい何を狙っているのだろう、などと考えるわけです。たとえば、この事件の前に、旧橋本派の一億円はどうなった!と…。

佐藤優氏の『国家の自縛』 や、宮本雅史氏の『真実無罪』 を読んでみて持つ感想です。そして、昨日の私の記事に、福禄太郎さんがこうコメントをいただきました。『家族を傷つけるとは…。ベンジャミン・フルフォードが言うように、日本を支配しているのは闇の世界なのですね』(ブログ:『福禄太郎の書評と時事評論』:(勝手に)読書の趣味が似ていると思っておりまして、よく拝見しております)

そうだ、フルフォードならと思い出し、本書を紹介させていただきます。4年前の本なので、経済情勢は大きく変化していますが、指摘する根本問題は、今も解決されていないと思います。

妙な題名ですが、日本がアルゼンチンのようにデフォルト(国が借金を返せなくなること)に陥る可能性を揶揄したものです。副題は「最後の社会主義国家はいつ崩壊するのか」、もちろんこれも日本のことで手厳しい。つまり、日本は管理社会で、資本主義とは言えないという意でしょう。

氏はカナダ人で、高級ビジネス情報誌「Forbes」 の東京支局長を務め、それ以前、日経新聞の記者で、「住専とヤクザ」 に関する記事を書き、それを社の上層部から「もう書くな」 と圧力がかかったのを機に退社、帰国しましたが、日本が好きで戻ってきました。

執筆当時の日本(2002年)にいらだっています。上記のような自身の体験が象徴的なのですが、銀行も政府も官僚もマスコミも教育者も知識人も政治、経済問題の責任を取ろうとせず、ヤクザなどを含めた諸悪の根源を知っていながら追求していないことに対して怒っています。昨日、紹介した、会田氏の指摘と似ています。

経済中心ですが、話題は多岐にわたります。大きな事件の時にたいてい起こる、“関係者の自殺” に関しても、殺人ではないかと自分の理論で推察するなど、かなり大胆で、刺激的、説得力もあります。こういう批判はやはり、日本のマスコミには出てこない類のもので、大いに利用すべき外圧でしょう。

本書に続いて、何冊か著作が出ましたが、最初ということもあり、本書がもっとも新鮮でした。

http://tokkun.net/jump.htm

『日本がアルゼンチンタンゴを踊る日』ベンジャミン・フルフォード
光文社:229P:700円

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2 コメント

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なんか怪しい (Mizo)
2006-06-03 17:53:31
>いったい何を狙っているのだろう、などと考えるわけです。



私も阪急と阪神をくっつけたい「誰か」が手を回した疑念を捨て切れていません。

なんかタイミングが妙なんですよね。
あっ、なるほど (VIVA)
2006-06-03 18:42:28
いろいろなところに村上氏は顔を出しておられるようで、いろんな可能性があるように感じますね。阪神も大きな問題ですよね。トラの尾を踏んでしまったかも知れませんね。

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