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『女子大生会計士の事件簿』山田真哉

2006年09月19日 | ビジネス書・マスコミ関連


高校生と話していて、名前は知っていても、その内容をほとんど知らないのが、“公認会計士” という職業です。弁護士はテレビや映画でしょっちゅう取り上げられますし、税理士は、何となく、“税金を扱う” と知っているのですが、会計士は難しいんですね。

税理士と異なるのは、大企業の帳簿を “監査” するという仕事ですが、それがまたよくわからない。ちなみに公認会計士の資格を取れば、税理士資格も付いてきますから、税理士以上の仕事内容だということはわかります。

実は、ライブドアや村上ファンドも、子どもたちは、事件や人の名前を知っていても、何をしているのかわからない、悪いことをした人たち、くらいのイメージが大半です。監査法人 なんてほとんど “?” ですね。

また、大学受験の進路決定において、経済学部と経営学部、あるいは商学部とはどう違うのか教えて欲しいという要望も、毎年必ず何件かあります。


そこで、本書を取り上げます。妙な題名ですが、半分は勉強の本です。しかも、非常に読みやすくておもしろい。公認会計士というのはどのような仕事をするのか、ある事件を設定し、分かりやすいストーリーで教えてくれます。

企業で行なわれる粉飾決算 (決算のごまかし)や、乗っ取り事件などなど、それらの不正を暴く公認会計士のスリリングな仕事を紹介するのが目的です。

大学生のまま公認会計士の資格を取り、監査の仕事に励む藤原萌実が主人公で活躍し、それに同行する下っぱ会計士、柿本君が事件を語るという設定になっています。 本書は、会計士の資格を目指して、専門学校に通う人々の間で人気になったということです。

会計と関係なく読んでも、おもしろくて、ためになりますから一石二鳥です。私も夢中で読んで、早速、続編も購入しました。 経済・経営学部や商学部系統に進学することを考えている高校生には特にお薦めです。

グローバル化の中で、TOBだの、M&A や MBA だの、よく分からないカタカナ語がますます日常でも使われるようになっていますから、誰でもある程度、企業のしくみや、ちょっとした経済の知識は持っておきたいですね。

日本中がこれだけ大騒ぎした、ライブドアの粉飾決算の問題、会計士がしっかりしていたら防げたかも知れません…。


それにしても、こういう本が書ける人は本当に貴重だと思います。人気になっているのがうなずけます。

http://tokkun.net/jump.htm 
女子大生会計士の事件簿

英治出版

詳   細


『女子大生会計士の事件簿』山田真哉
英治出版:191P:998円(コミック類もあります)


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8 コメント

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今日は忙しい・・・ (bucky)
2006-09-19 13:56:30
のですが、しばし、VIVAさんのオアシスへ。

この著者は「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」でヒットを飛ばした方ですよね。話題だったので立ち読み?しました。あの本はもちろん、どれも確かにわかりやすく面白い。「公認会計士ってこんな仕事だったのね。」と恥ずかしながら認識した1人でした。

ところで、「これは何をする仕事?」「この人はこんな仕事どこで知ったの?」というように、「13歳のハローワーク」じゃないですが、もっと広く知る機会があれば良いのに、と思いますね。(私も知りたかったよー!)
buckyさん (VIVA)
2006-09-19 14:28:44
ハハ、いいですね。オアシス、オアシスですか。お忙しいのに…。同僚の皆さんもお忙しいでしょうから、他の方のパソコンの“お気に入り”に全部、オアシス入れといていただけませんかね(笑)。



そうそう、さおだけ屋は読んでないんです。こちらは本当に高校生に興味を持ってもらうのに良いと思います。



いつもありがとうございます。
粉飾決算・・・会計士・・・ (ふる)
2006-09-19 21:05:37
詳しいことは全く言えないですが(言えないのかよ!)



企業が会計士を誤魔化すというのは、ある意味日常茶飯事でもあり(あってはいけないですが)、狐VS狸みたいなとこもあります。



ちなみに、国税局OBの会計士だと、税金の誤魔化してもなんとかなってしまったりして・・・(以下検閲の後、削除)
ふるさん (VIVA)
2006-09-19 22:03:34
いや、ふるさん実は昨日、ふるさんのブログ、一時間とはいわないけど、結構ゆっくり見せていただきました。ですから、今日コメントいただいて、実は、おっ、ばれたか?とびびりました(笑)。

これからもよろしくお願いします。
粉飾決算 (kazu4502)
2006-09-19 23:51:55
こんばわ、いつもお世話様です、粉飾はどこの企業もやってます、特にバブル崩壊後、金融機関の行政指導が厳しくなり、各地方の中小相手の信用金庫が監督行政機関が県から国に変わってからは中小零細企業は2期連続で赤字(借り入れストップ)になることを防ぐために大半の企業は粉飾をしました、それほど柳沢竹中ラインは厳しかったんです、そのような状況の中で中小は高利である商工ファンドなどに流れていきました、そして最後に行き着くところは社長の個人借り入れです、アコム、プロミスと言ったところで用足しすることになるんです、ここまできたら最悪です、事前に店じまい・会社整理をすべきなんですがやはり変なプライドがあるのでしょう、特に2代目に多いんですよ、会社を破産より清算にする勇気がないんです、私は何度も友人から相談を受け、高利貸しと対峙しましたがほとんどは金利カット・グレーゾーン金利の返還・そして元金から金利変換の差し引き残額を60回払いまたは84回にしてやりました、やれば出来るんです。特に建設会社は大変だったんですよ。

私は宅地建物の免許を持っていますので実は無料で貸してあげていた会社があったんですがその会社も大変でした、県の建設業としてのランクもありますし、そのランクを落としたくない一身で粉飾をするんですね、本当に大変でしたが、無傷で清算することが出来ましたが地方はまだ景気は復活していないのが現状です。

正直に言って高利貸しに直接乗り込んで言ったものが勝ち、最後に裁判で勝負です、今の裁判所は消費者側に必ず立ちます、勝てます

今後ともよろしくお願いいたします。
kazuさん (VIVA)
2006-09-20 14:33:40
タイのクーデターも王様公認なんですね。いやそれにしても、タイの件といい、この件といい、ものすごい情報で、驚きます。これだけのことを、よくスラスラ書けますね。正直、私は足元にも及びません。本当に恐れ入りました。これからもいろいろ教えてください。
VIVAさん、バレてますよ (ふる)
2006-09-21 19:20:05
嘘ですが(笑)



1時間も読んでいただくとは、光栄至極でございます。

これからも末永くおつきあい下さいませ(笑)
ふるさん (VIVA)
2006-09-21 22:17:55
また、こう言ってはなんですが、おもしろいお仲間もいらっしゃるので…、腰すえて取り組みました(笑)。こちらこそよろしく。

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