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せっかく竹島の問題で、何とか折り合いが付いたと思っていたら、韓国の盧武鉉(ノムヒョン)大統領が、対日政策に関する特別談話を発表して、竹島の領有権を改めて主張したうえで、今回の件を植民地支配の歴史と絡めて強く批判、強硬手段も辞さず、と述べたと新聞に出ていました。ふぅ~。本当にそうなりそうな雲行きで、心配です。
金完燮(キムワンソプ)氏は『親日派のための弁明』の著者で、私が読むのは本書で3作目です。『親日派~』は非常に刺激的でした。その次に読んだ『日韓大討論』ではおもしろいものの、西尾幹二氏との対談は、どこか議論がかみ合わないような印象も持ちましたが、本書はそれを補ってあまりある読みやすい内容でした。
歴史を振り返れば日本と韓国(朝鮮)はどういう関係であったか、いつから、どういう理由で韓国は反日運動が盛んになったか、今、反日から反米にも向いた韓国世論とはいったいどういうものか、歴代韓国大統領の政策の評価、そして韓国人とは何かというアイデンティティーの問題までを論じます。
北朝鮮と韓国の関係はどのように変化しているのか、中国の覇権主義を警戒し、米国の政権の狙いなどを推測し、どうしても東アジアで日韓そして台湾はしっかり手をつなげと提言します。本書の最後には石原都知事との対談もあります。
金完燮氏は本書出版後、日韓関係について、韓国の国会の委員会で自身の主張を述べたところ、かなり他の議員の逆鱗に触れてしまい、告訴される可能性があるため、出国禁止の処分が下されたそうです。確か、氏のご家族は安全のために出国されていると聞きました。先進国になったように見えても、いまだ我々の考える言論の自由はないようですね。
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親日派のための弁明の作者は、まだまだお元気でやられてるようですね。
買おうと思ってるのですが、近所では見つかりません。そのうち読みます。
今回の大統領談話、はっきりと挑戦状もらったのだから、受けて立つことを願ってますw
その前に「親日派のための弁明2」を読まなくては。読みたい本が多すぎて困ってしまいます。
塾で5年ほど前からメルマガを出しておりまして、HPはそのずっと前からあります。その読書コーナーで書いたものを元に書いていますから多く読んだように見えるだけです。
速読法、多読法をマスターした!と言いたいところですが(笑)。とにかく生徒やご父母が本をたくさん読んでくれれば良いと思っております。
コメントありがとうございます。本書も刺激的ですが、HIROさんからうかがった嫌韓流2が届きましたので、ゆっくり読んでみますね。HIROさんもゆっくりされて下さい。ただでさえ血圧が上がりそうです、最近の中国。韓国は(笑)。
2チャンネルのようなものに対しても、全く同意見です。このブログには一度だけジョージオーウェルのところで『乱入らしきもの(笑)』があっただけで、他の方々は意見が違っていようとも、マナーを守ってくださりそれもありがたいと思っております。
本を読むこと自体が楽しいということも確かですが、それが目的ではなく、良書をとおして何かを考えたり、経験を振り返ったり、人と意見交換して見聞を広める、新しい人生の意味や目標などを見つけられれば良いと思います。もちろんそういうきっかけを生徒やご父兄に与えられれば、なお良いと…。
私の仕事は大学受験生に英語を教えることですから、最初は英語に関するものだけにしようかとも考えましたが、上のようなことから、結局このようなものになっております。(英語ですらIrishさん含め、コメントを寄せていただける他の方からすれば、残念ながら素人同然ですが(笑))
ですから、お読みになっていただければお分かりのように、私の稚拙な文でもお付き合いしてくださる方がいらっしゃるのは勉強になってうれしいのです。ぜひぜひどんな分野でも忌憚のないご意見をお聞かせ下さい。
追伸:↑でHIROさんにゆっくり読むと申し上げてしまいましたが、やっぱり嫌韓流2は、早く読むことにしましょう(笑)。