![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/33/ef0324d65f8c84929230644d832cf79e.jpg)
オーウェルの作品はどれもこれも大変印象深いのですが、特に感動したのが、デビュー作である本書です。特別待遇の白人としてビルマにやってきたイギリス人の目を通して、アジアの植民地に存在する不合理な現実を描きます。
会田雄次氏の『アーロン収容所』と通底していると感じます。
支配する人、される者、それを望む者、苦しむ人、その人々が繰り広げる、欲望、陰謀、嫉妬、裏切り、復讐などの要素が折り込まれたドラマです。引き込まれると同時に考えさせられます。
またオーウェルは名文家としても知られます。英語に自信のある高校生はぜひ原書を読むことをすすめます。
![]() | ビルマの日々彩流社詳 細 |
http://tokkun.net/jump.htm
「ビルマの日々」という本は興味があります。
私の場合、旅行をする国は読んだ書物に影響されて訪れることが多く、ミャンマーもそんな国の1つでした。
これまでに2度しか訪問したことはありませんが、報道で伝えられるような圧制に苦しむ国ではなく、いたって温厚な仏教国である印象を受けています。
アーロン収容所のあったアーロンについては一度訪れようと思っていたのですが、現地で「アーロンという場所は今もありますが、収容所跡はありませんね」と言われ断念したことがあります。
アーロン地区は現在ヤンゴン郊外の住宅と商店、小さなオフィスが密集する地区になっているようです。
ところで支配する側の人が書いた「ビルマの日々」で描写しているミャンマーはどのような世界なんでしょうか。
本書は、支配する側の一人のイギリス人が、それらに疑問を抱き続けながら生きて行く姿が描かれます。白人は全能の神、現地人はそれにおもねる者のみが生きながらえる世界を描きます。
が、どうも私が解説しますと、作品の良さを汚してしまいそうなので、やめておきますね(笑)。オーウェルや会田氏の著作を読んでいる方なら、きっと気に入られるのではないでしょうか。
ちょっと見てやって下さい。手に負えませんわ。
幸せにオーウェルの小説を読むような状況ではないですね。
もしこのコメントをご覧になっている方がいらっしゃいましたら、
Caro Idealeさんのブログをご覧になって下さい。
http://books-people.at.webry.info/200603/article_4.html
そうですよね。ブログって、個人の日記の延長ですよね。あくまでも自分の備忘録です。老人ですから。それに対して、監視しているのですかね? アマゾンで4件は「賛成意見ばっかり」と書いたのも、何かのメカニズムが働いているのかな?
VIVAさんみたいに、大量に読めないものですから、ぼつぼつ他の本に移動します。並行して読んでいる本は多いですから。(本当は、好意を持って購入した本なんですが、あまりにひどい論調で、気味が悪くなってコメントしたのでした)彼は、誰かの手先かもしれません。だって、住民をおとしめているのですからね。
なんかの手先でもなんでもないですよ(笑)。
反撃したわけでなく、かなり曲解されていたので、アフターサービスのつもりだったんですけど。
ひとつだけ言いますと、本は自分の都合のよいように読むものではないと思います(若輩者の意見です、ご笑覧を)。
でもコメント欄が500文字しかコメント入らなかったもので、長々となって申し訳ありません。
本の反響について、著者はみんな気になるもので、監視してるわけではなくてRSSという検索かけてれば名前がのってれば簡単にみることはできます。そういうシステムですから。
自分の本のことが書いてあったら気になりますよね。
ネットは公にひらいておりますし、コメント欄もおつくりになってるわけですから、誰がきてもオッケーですよね。
そしてCaro Idealeさんについては「著者の立場」でとのコメントとありましので、「老人でただの読者」とは思っておりませんので、著者さまですよね。いただいた意見に関しましては私か芹沢さんのブログでちゃんとお答えしようと思います。
私のブログにもぜひ遊びにきてくださいねっ。
http://ameblo.jp/hiromiyasuhara/
また、監視社会でも駄目な事件が発生しましたね。村社会の構造をそのまま、都会に持ってきても駄目と言うことでしょうか?安原さん?
アメリカのアパートメント(日本語でマンションのこと)では、入り口にちゃんとした守衛がいますね。駐車場の入り口にもね。日本ほど、安閑(のんきな)とした状況ではないですね。監視カメラを大量に設置しても、カービン銃を持った守衛がいないと駄目なのかも。そんな守衛も、わいろには弱いですね。(スパイ映画の見過ぎ!!)