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『UFJ三菱東京統合ースーパーメガバンク誕生の舞台裏 』日本経済新聞社編

2006年11月21日 | ビジネス書・マスコミ関連


 UFJ三菱東京統合.jpg

銀行の中間決算発表は好調で、ものすごい利益をあげているようですね。また、三菱UFJが住友信託に25億円の支払いで、買収騒動の決着が図られると、報道がありました。


今、振り返りますと、現在のりそな銀行に公的資金注入が決定されて、日本の株式市場は正常化し、ジャパンプレミアムなどといわれた状況が少しずつ改善されたようですね。

小泉・竹中コンビの成果といえるでしょうか。預金の金利はゼロ、国民のお金で不良債権を処理し、空前の利益を上げているのですから、その儲けを、株主だけでなく、一般の国民に対しても目に見える形で、サービスの改善なり、利益還元されることを願うばかりです。当塾のある代々木からは、人のいる銀行がぜ~んぶなくなって、実に不便です。



少し前に取り上げました、衝撃的な一冊 『日経新聞の黒い霧』 の著者、大塚将司氏は、三菱銀行と東京銀行の合併をスクープしました。メガバンクの登場と騒がれましたが、その後も金融界の再編は進みましたね。証券会社、保険会社、信託銀行などなど、はげたかファンドなどと呼ばれる外国資本も参加、さまざまなグループ化がなされました。


ついでに、とうとう郵便貯金までが民営化されるという、10年程前にはとても実現しそうになかったことが現実になったわけです。私はいまだに、ついつい〝さくら"とか、“勧銀” などとやってしまいますし、“東京三菱” か “三菱東京” いつも考えないとわからず、やっと覚えたらまた変わる。ものすごいスピードでしたね。


そして、そのクライマックスは、先日の “スットコ大賞” にも登場した、UFJ銀行の奪い合いですね。(これもスットコのコメントにあったように USJ と時期が重なり、よくわからない銀行名で、ちょっと待ってといいたかった) 


直接的には金融庁とUFJの決算処理をめぐる対決に、UFJが負け、結局、生き残りのために、合併せざるを得なくなったのですが、そこにいたる舞台裏を取材したものです。

とうとう三菱東京とUFJが統合され、預かり資産が世界最大のスーパーメガバンクが登場したわけです。いろいろありましたね。裁判沙汰になったり、逮捕者を出したりと。

住友信託銀行との合併協議打ち切りや、三井住友銀行がUFJを横取りしようとした一件などが、生々しく描かれており、金融機関が不良債権を処理した後も、戦国時代が続いているという印象を受けます。


個人的にも銀行に勤める知り合いが何人かおりますが、話を聞きますと、本当に、体をこわすんじゃないかと心配になるくらいよく働きます。ビジネスエリートとしての強い誇りがなければもたないだろうと感じます。


これからも、外資を含め合従連衡が続くのでしょうか。金融界の覇権をめぐる暗闘のすざましさが良くわかる一冊です。金融機関へ就職を希望する諸君には、ぜひ読んでもらいたいと思います。



http://tokkun.net/jump.htm (当教室HPへ)

UFJ三菱東京統合

日本経済新聞社

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『UFJ三菱東京統合ースーパーメガバンク誕生の舞台裏』 日本経済新聞社編
日本経済新聞社:315P:1575円

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