山里はいかい「ソバの花」


▼某月某日・田園博物「ソバの花」




どこまでも高く澄んだ秋の空、山々をバックに風にゆらぐソバの白
い花。いつまでも残しておきたい農村の風物詩ですよね。


ソバは、夏から秋にかけ枝先に短い総状花序を出して小さな花をた
くさんつけます。


花は直径6ミリくらいで花弁のように見える5枚の白または紅色の
萼(がく)と、8、9本の雄しべと1本の雌しべがあります。


さらにこまかく見ると、雌しべが雄しべより長い長柱花と、雌しべ
が雄しべより短い短柱花があります(両方が同じ長さのものもあ
る)。


この花のつくりは、長柱花同士・短柱花同士では受粉できず、両方
が交雑することで実がつけられる形だそうです。


この花の形は、受粉に都合が良く、短柱花を訪れてお腹に花粉がつ
いた昆虫が、次に長柱花に行くと、その花粉が長い花柱につきやす
いという。


さらに、長柱花を訪れたときに花粉が頭についた昆虫が短柱花に行
くと、こんどは頭の花粉が短い花柱につきやすいのだという。よく
できているものです。・タデ科ソバ属の1年草





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▼終わり
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