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コウノトリが暗示する国内生態系の劣化

2014-08-16 16:48:04 | 地域創生-人口減を喰いとめる総合論
絶滅危惧種であるコウノトリは、毎年相当数が兵庫県豊岡市にある「コウノトリの里」から毎年相当数が放鳥されだして、5年以上経過しています。
それら放鳥された若鳥たちは、1羽から5羽程度で、全国各地にさすらいの旅に出かけることを繰り返しています。
しかし、千葉県に渡来した複数の事例から判断すると、生息地を探して各地を評価kして回っているとしか考えられませんが
そこでは、全国の水田地帯では、まず餌となるべく魚やカエルや蛇や、エビ類などなどという、エサ資源が決定的に不足していて
国内での生物資源の不足してることをあからさまに示してくれていると考えます。

 その餌の量ですが、1日に生餌で1,5kg以上は必要なようです。
冬期湛水・不耕起移植栽培農法レベルの水田でも最低で20ha単位?は必要なようです
採餌でも繁殖行為でも、とても排他的で独占欲の強い巨大な猛禽です。 

 コウノトリでいえば、絶滅危惧種に指定して、際限なく国の資金投入をして、対象種の平均年齢の3倍から5倍の年数をかけて、はじめて少しづつ増加しだす。
 豊岡市の例でいえば、コウノトリでは、50年×2億円=100億円で、絶滅から復帰に。しかし、全国どこにも新たな繁殖地が生成できない現実に直面。
家族単位で越冬地で越冬してもそこを故郷とする幼鳥が親になって子供を連れてくる確率は1/2
健康で丈夫で繁殖に成功でできるとして、倍になるのはハクチョウ類で5年~10年。3倍~5倍には10年程度。それからは加速度的に増加していく。

 ちなみにハクチョウ類は、1haの冬期湛水・不耕起移植栽培農法で最大100羽以上が生息可能とされていますが、野生状態で飛来したコハクチョウでもその地域に越冬をさせることに成功するには相当な時間と、忍耐が必要となります。

写真は千葉県香取郡多古町染井地区の「冬期湛水不耕起栽培」水田に飛来したコウノトリです。
「桜宮自然公園をつくる会」の小川多喜二さんが撮影

 



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