文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

最新の高校数学の教材作りにチャレンジ中です。

2009-08-13 03:33:59 | 組版プロの思考からXMLを考える
2009-8-11
 大手出版会社からの、制作依頼をいただき現在第1巻目を作成中です。
政策ソフトウエアは、(株)モリサワ製 MC-B2/MDS=B2を最終統合環境としています。
 初期入力は、すべて手書きの原稿用紙から、ほぼ確定され、ルール化された状態で
数式入力としては、Wordの2007にMathtypeを組み込んで入力。
 それを、当社の環境と、「word-in」を介して、XML取り込みで、「MC-B2/MDS-B2」
に流し込む方法です。
 大枠2Pまたは3p単位で、切り分けられています。
 
 今回は、徹底して自動組み版を目指しています。
 一括WORDで入力された内容を、初めての設定でありましたが、朝、受領して
午後までには、細目調整を含めて50p程度を一括処理して、初稿を提出できました。
 受領した出版会社側では、今までの経験値からみて、相当驚いていました。
校正は、高解像度でそのままCTPにかけられます。またリコーのイマジオを介して書籍の形で提出できました。
 高等数式の文字は、Word等で入力中に、一般的な半角文字とが混在すると、一遍にわかります。また、以下一括しての変換処理も可能です。
 これから2校目以降は、初回と2回目などのPDFを介して相違点を一括表示できます

 最終的には、細かく朱が入って、写研でいうような1h,2hでの微妙な修正が入って黒かと思っています。その場合にはルール化出来れば、パラメータで対処します。
 何というか、フル自動組み版と、最後は江戸時代の飾り職人のような微細な管理まで
楽しみながら、自動処理を徹底的に進めながら、高等数学にも、之尾まで以上に取り組んでいく予定です。
 モリサワより新しい数式フオントⅡ-Gタイプもこの7月より出荷開始となっています。早速、相手さんと打ち合わせをしてみる予定です。



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