巨匠 ~小杉匠の作家生活~

売れない小説家上がりの詩人気取り
さて、次は何を綴ろうか
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最後の日曜日

2017-12-02 17:38:48 | 

気付いて飾ってる
根拠なんて、あってないようなもの
偽りの作り笑顔が
人を救うかもしれないじゃん
自由という名の不自由に身を任せ
オトナというコドモに身を踊らされ
何ひとつ思い通りにいかないね
そんなもんだと言い聞かせて
潔くキッパリと諦めをつけて
割り切りの人生を送りますか
さあ、今なら咲き乱れる華が
すべてにケリをつけてしまう前に
ボクはキミを救いたいのかもしれない
見ず知らずのキミに想いを馳せる
今いったいどこにいるの?
歩道橋だとしたら高すぎるよ
キミを探す人などいないから
消滅は不在と同義だと言うのかい
それはそれでその通りかもね
渦巻く人生なら僕に絡めて
後ろ向きな顔して、すべて諦めて
清々して、それで終わりでしょうか
地獄の果てまで歩いてみませんか
生命を張って這いつくばりましょう
さようなら、最後の日曜日
今日と昨日の壁は厚過ぎて
強さなんて信じない主義ですか
つくられる人生よりつくる人生
堕落した人生の果てがどんな姿か
覗いてみたくはありませんか?
疲れ切った後に何が残りますか?
当たり前に生きて、生きて、最後まで生きて
それならきっと負けないから
待たせて困って泣き顔みせても
自分の力を少しだけでも信じてみませんか
残念ながら憧れは逃げでしかないから
優しさが強さを上回ったときは
それが弱さだとあなたは思いませんか
超えるべき壁なんて、あちこちに転がってる
前に進まないで心地よくひなたぼっこ
随分つまらない人生ですね
僕はこの一瞬に賭けてみる
人生を劇的に変えるゲート
潜った先は明日のはじまり

三週間の宴

2017-12-02 17:35:24 | 


しゃがんで祈ってる
これじゃ何もやめられないって
黙って悶えてる
永遠の美徳は捨て去るがいい

喧嘩上等
勢いだけで挑んで争って
両成敗に持ち込んで
勝ち負けの世界を脱する

ホントの本気なんて
あと何年もデキやしないんだ
ファイト!
自分に言い聞かせよう

自由のない世界に身を預けて
飾らないボクのことを戒めて

なりふり構わぬ強権発動
その頭蓋骨に鉄槌を打ち込もう

キスしたい、君の赫らむ頬に
託さない、自信過剰の臆病者などに
その弱さ、その惨めさ、その愚かさ
それでも人は生きていけるから気楽さ

愛してる
三十数名の理解者のために綴ろう
ボクにとって特別な人達の為に

やらなきゃならない宿題が山積みだ
叶わない夢なんてある訳ないのに
言い訳はいい加減にやめよう

哀れな堕天使の行く末を瞼に捉え
君を正しい道へと導くのが僕の役割
だって愛してるから
愛してるから、誰よりも