おやじねこのテレスコ日記

ー八ヶ岳の登山口に住んでいる、テレスコ工作工房の店長のおやじねこが日々の出来事などをタイムリーに伝えています

CP+から戻りました

2016-02-27 19:39:10 | 国内イベント


ビクセンの新しい赤道儀「AXJ赤道儀」です。ランク的にはAXDとSXPの中間に位置する商品だそうで、今流行のWiFi機能を使ってタブレットPCなどからコントロールできるそうです。内部にはエンコーダー内蔵しているので、自動導入の途中でフリー操作しても自動導入ができるそうです。また移動距離が大きい場合には、手動で予め天体の位置付近まで動かしておいてから自動導入することも可能とのことです。エンコーダーで常にその位置を検出できるので当たり前と言えば当たり前ですが。



「WiFiアドバンスドユニット」をStarBook TENに組み込むことで、タブレットPCなどからSXP赤道儀などをコントロールできるそうで、これはそのファンが待ち望んでいた商品です。問題はその値段ですが、海外品などから考えるとそれほどお高いものにはならないはずですが、正直分かりません。



ハイレゾリューション アイピースです。こちらも新商品です。詳しいことは分かりませんが、いずれビクセンHPからお知らせがあるでしょう。



ポラリエ専用の超小型極軸望遠鏡です。そのサイズに驚きました。このサイズでセッティングパターンが入っています。合わせてポラリエ用の新型極軸望遠鏡も販売されますが、AP専用をポラリエで使えるようにしただけのものです。定価3万円とお高いので、ポラリエ本体の価格を考えると気軽に買えるものではなさそうです。



この超小型極望は、 ファインダーとしても使えるようです。小さいからお値段も安いと思いきや、そうでもなさそうです。小さいほうが作るのに手間がかかるからでしょう。



FL55 単焦点フローライト鏡筒ですが、F5.5だそうです。接眼部はクレイフォードですが、BORG 55FLと競合する商品なので、正直販売は苦戦しそうです。F値を長くして幅広い用途があれば、その選択肢に入ってくるでしょう。



こちらは60ED単焦点鏡筒です。これまでこういった小口径鏡筒を作ったほうが良いとお話していましたが、やっとそれが形になったので良いことです。現在この種の小口径鏡筒はBORGさんが一人勝ち状態ですので、これが出ることでまたこの業界が活性化されていくと思います。いずれは他の光学メーカーさんがその仲間に入ってくるかもしれません。それはそのファンの方々なら誰もが待ち望んでいるものです。



A62SS アクロマート鏡筒です。先のフローライトと計3種類の単焦点鏡筒が登場するようです。その作例などは今後天文雑誌などから出て来るはずです。しばらくは注目したいところです。



BORGさんの新型チューブホルダーです。当店のφ60ホルダーも展示してくれています。本来ならしてくれないことですが、中川さんのご好意で置いてくれています。本人曰く「両者を比較して自分に合った商品を選んでくれれば良い」とのことでした。いつものことで頭が下がります。



驚くレンズがKenko-Tokinaブースにて展示されていました。ROWAというメーカーの新商品ですが、12mm/f2.8超広角単焦点レンズです。驚くことにフルサイズで12mmだそうです。



カメラはEOS 6Dですが、覗いてみたイメージは、ディストーションが控えめで歪みの少ない感じがしました。周辺減光がどの程度か分かりませんが、眼で見たイメージではそれほど感じませんでした。まだ発売は先のことだそうですが、その描写性能は素晴らしいそうです。価格はまだ決まっていないそうですが、10万円は超えるようなことを言ってました。その性能が本物だったら超高価なEF11-24Lを買わずに済んだかもしれません。もしかしたらお借りして実写できるかもしれません。

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