お兄ちゃんが支援クラスに入ってすぐに入学式があった。
在校生として支援クラスの後ろに並んで出席した。
その姿を見たお兄ちゃんのかつての幼馴染の同級生が
『なんか、あいつ普通すぎて支援クラスのみんなからかなり浮いてた。大丈夫なのか?』と
言っていたとその子のお母さんから聞かれされた。
そういう風に見えない。
でも見えないだけなんだよ。
支援クラスから一週間の予定授業の紙をもらった。
朝からランニング。体育。作業。生活。
生活は一年生の入学お祝い会の準備。(飾りつけ作成。笛や歌の練習。など)
授業は1時間目の40分程のプリント学習のみ。
今までとは違いすぎる生活。
こんなの違うって言い出すんじゃないか。
俺がなぜ?って疑問を持つんじゃないか。
そんな風に言い出したらどうしようと思っていた。
初日に『誰とも友達になれそうな子がいない』と言って泣いたけど、
それ以外にお兄ちゃんから疑問を投げかけられる事はなかった。
お兄ちゃんは毎日元気に登校していく。
そして誉められた。誉められたと喜んで帰ってくる。
朝にランニングをするのだが、初日から30週以上走ったらしく、先生が凄くビックリした
と得意げに帰ってきた。
次の日、お兄ちゃんは朝早く起きて、『次は50週が目標なんだ』と言って練習に出かけた。
今まで、目標なんて『どうせ、ダメだから。やってもムダだから』が口癖だったのにと驚くばかりだった。
連絡帳という大きなファイルを貰い、毎日お兄ちゃんの様子を書いてくれる。
私も困ったことやその日の様子を書く。
かつてのあーちゃんの保育園の連絡帳のように細かいやり取りが交わされる。
それは、とても私の心を軽くしてくれた。
お兄ちゃんは初日から1週間、不安定だった。
いつもの悪い癖が出始め、ハラハラと日々を過ごした。
いつもは1人でどうしたら良いんだと悩んだけれど、今回は先生のアドバイスに
とても救われた。
もう1人で悩まなくて良いんだ。そう思えた。
こうして、親子共々支援クラスの一員としてのスタートをきった。
そういう風には見えない。
でも、やっぱりそうだったんだ。
『そうだったんだね。お兄ちゃん』って心のそこから受け入れることができた。
今年は春が遅い。
まだまだ粉雪がちらつく日が多い。
でも、私の心はなんだかちょっと暖かいのだった。
長い葛藤の末ようやく息子の発達障碍を受け入れる事が出来ました。
これまで不快な内容もあったかと思いますが、読んでくださった皆さんありがとうございました。
またコメントの欄を開きますので気が向いたら声をかけてくださいね。
在校生として支援クラスの後ろに並んで出席した。
その姿を見たお兄ちゃんのかつての幼馴染の同級生が
『なんか、あいつ普通すぎて支援クラスのみんなからかなり浮いてた。大丈夫なのか?』と
言っていたとその子のお母さんから聞かれされた。
そういう風に見えない。
でも見えないだけなんだよ。
支援クラスから一週間の予定授業の紙をもらった。
朝からランニング。体育。作業。生活。
生活は一年生の入学お祝い会の準備。(飾りつけ作成。笛や歌の練習。など)
授業は1時間目の40分程のプリント学習のみ。
今までとは違いすぎる生活。
こんなの違うって言い出すんじゃないか。
俺がなぜ?って疑問を持つんじゃないか。
そんな風に言い出したらどうしようと思っていた。
初日に『誰とも友達になれそうな子がいない』と言って泣いたけど、
それ以外にお兄ちゃんから疑問を投げかけられる事はなかった。
お兄ちゃんは毎日元気に登校していく。
そして誉められた。誉められたと喜んで帰ってくる。
朝にランニングをするのだが、初日から30週以上走ったらしく、先生が凄くビックリした
と得意げに帰ってきた。
次の日、お兄ちゃんは朝早く起きて、『次は50週が目標なんだ』と言って練習に出かけた。
今まで、目標なんて『どうせ、ダメだから。やってもムダだから』が口癖だったのにと驚くばかりだった。
連絡帳という大きなファイルを貰い、毎日お兄ちゃんの様子を書いてくれる。
私も困ったことやその日の様子を書く。
かつてのあーちゃんの保育園の連絡帳のように細かいやり取りが交わされる。
それは、とても私の心を軽くしてくれた。
お兄ちゃんは初日から1週間、不安定だった。
いつもの悪い癖が出始め、ハラハラと日々を過ごした。
いつもは1人でどうしたら良いんだと悩んだけれど、今回は先生のアドバイスに
とても救われた。
もう1人で悩まなくて良いんだ。そう思えた。
こうして、親子共々支援クラスの一員としてのスタートをきった。
そういう風には見えない。
でも、やっぱりそうだったんだ。
『そうだったんだね。お兄ちゃん』って心のそこから受け入れることができた。
今年は春が遅い。
まだまだ粉雪がちらつく日が多い。
でも、私の心はなんだかちょっと暖かいのだった。
長い葛藤の末ようやく息子の発達障碍を受け入れる事が出来ました。
これまで不快な内容もあったかと思いますが、読んでくださった皆さんありがとうございました。
またコメントの欄を開きますので気が向いたら声をかけてくださいね。