最近、エコタイヤのCMを目にするようになりました。
多くのタイヤメーカーが、技術を駆使し、転がり抵抗を下げて燃費の向上をはかり、天然素材の導入を進めていますが、タイヤのエコを、平成18年度省エネ大賞で省エネルギーセンター会長賞を受賞したダンロップのタイヤ『ENASAVE ES801』で探してみました。
一般に、タイヤは平均56%前後も石油系素材「合成ゴム」から作られているそうです。ダンロップ『ENASAVE ES801』では、タイヤの原材料に使われる「合成ゴム」の使用比率を下げ、「天然ゴム」使用比率を高めています。「天然ゴム」は転がり抵抗が少ないという性質を持っています。また、ゴム補強剤、オイル、タイヤ補強材にも天然素材(石油外資源)を採用しています。
その結果、石油外資源比率を70%にまで引き上げ、転がり抵抗を30%低減することができました。転がり抵抗が小さく、転がりやすいと、小さい力で長く走れますから、燃費が向上します。ガソリン消費量・CO2排出量の削減にも貢献できるのですね。まさしくタイヤのエコですね。
地球と共生するエコタイヤ『ENASAVE ES801』の鍵は、環境にやさしい天然素材が握っていたようですね。
こちらのHPのご覧ください:http://www.thinking-eco.net/index.htm