“対中国”で同志 東南アジア各国、日本の軍備強化に期待

2012年12月10日 | news
中国への対抗勢力として日本に期待─フィリピン外相=英FT紙
2012年 12月 10日 08:58

 [10日 ロイター] フィリピンのアルバート・デルロサリオ外相は、中国の台頭について、域内でバランスをとる勢力があることが望ましい、と述べたうえで、日本がその役割を担うことに期待感を示した。

 英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙とのインタビューで述べた。

 デルロサリオ外相の発言は、日本の軍事力強化を支持するか、とのFT紙からの質問に対するコメント。フィリピンは中国との間で領有権問題を抱えており、中国の増大する軍事力をめぐり警戒感を強めている。

http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK825304620121209

フィリピンが中国との領土紛争が激化、アキノ大統領「頼れる友は米国と日本」
櫻井よしこ氏 日本はASEAN諸国が頼りにしている自覚を持て



[FT]日本の再軍備を支持するフィリピン、中国との均衡探る
2012/12/11 11:00

(2012年12月10日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)

 フィリピンは軍事的な自己主張を強める中国と対抗させるために、平和憲法で武力を放棄している日本の再軍備を強く支持するかもしれない。

 フィナンシャル・タイムズとのインタビューでデルロサリオ比外相は「我々は日本の再軍備を大いに歓迎するだろう。地域でのバランス要因を求めており、日本は重要な役割を果たすことができる」と語った。

 中国を刺激する危険を冒す際だった発言は、南シナ海の実質的な領有権主張という中国の挑発に対するフィリピンの警戒心を映し出している。外相の発言はまた、平和憲法の改正と軍備の強化を主張する安倍晋三元首相の返り咲きが有力視される日本の総選挙直前のタイミングで飛び出した。

 日本の自衛隊を一人前の軍隊に格上げする憲法改正は日本に作戦行動上の多大な自由を許し、アジアの軍事バランスを変える可能性がある。

 公式の平和主義にもかかわらず、大型水上艦の保有は中国海軍の70隻あまりに対し、海上自衛隊は約50隻を擁する。アジア諸国からの日本の再軍備への支持は、憲法改正に向けて安倍氏を勇気づけるだろう。

 中国は日本の軍国主義の復活に対する不安を長く提起してきた。日本に植民地化された過去がありながら、日本の再軍備を容認するフィリピンの態度は海洋進出に積極的な中国に対する恐怖が、過去の侵略被害の記憶を打ち消す始まりになるかもしれない。

 今月、フィリピンは中国海南省の公安当局が、中国領とみなす海域に入った船舶を取り締まるとの発表に反対を表明した。また、中国政府は、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、台湾、インドネシアがそれぞれ部分的に領有権を主張する南シナ海のほぼ全域を自国領とみなす地図を掲載したパスポートの発行を開始。フィリピン政府は抗議のためにスタンプを拒否。デルロサリオ外相は「度を越した主張は国際法に違反している」と語る。

 東南アジア諸国は中国の「平和的な台頭」外交の突然の変更を懸念しており、米国の関与の復活を歓迎している。デルロサリオ外相は比米は米艦船の寄港や共同訓練を増やすことで合意していると、語った。各国はまた日本が実効支配する尖閣諸島(中国名・釣魚島)を巡る、中日のにらみ合いを注意深く見守っている。7月、日比政府は今後5年間、防衛協力を強化する合意を取り交わした。

http://www.nikkei.com/article/DGXNZO49419940R11C12A2FF1000/



“対中国”で同志 東南アジア各国、日本の軍備強化に期待
2012.12.13 09:06
写真今年10月、国連総会で演説するフィリピンのデルロサリオ外相(AP)

 フィリピンの外相が、英紙とのインタビューで、日本が正規軍を持つことを支持すると発言したが、日本がアジアでもっと軍事的な貢献をすべきだという意見は、東南アジアの他の国々でも聞かれる。日本の敗戦から70年近くがたつ今、アジアの人々が求めているのは、過去に対する日本の謝罪ではなく、「中国の脅威」という現在の問題に、日本が何をしてくれるのかということでしかない。(フジサンケイビジネスアイ)

 ◆謝罪より貢献

 フィリピンのデルロサリオ外相の英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)での発言は、憲法改正と自衛隊の強化を訴える安倍晋三元首相の返り咲きが確実視されるなかだけに、とくに欧米メディアにとっては、驚きを持って迎えられたようだ。

 同外相は日本の再軍備についてどう思うかという質問に、「大変歓迎したい。地域で(中国との)バランスがとれる要素を探しており、日本なら十分、そうなりうるだろう」と語っている。

 中国との領有権問題で苦労するフィリピン側からすれば、当たり前の発言だが、FT紙にすれば、想定外の発言だったようだ。同紙は「中国を怒らせかねない異例の発言」としたうえで、「南シナ海の領有権を主張する中国による挑発へのフィリピンの警戒心を反映したもの」と解説。さらに「他のアジア諸国からの支持は、安倍氏の憲法改正の動きをあおりかねない」「中国は長らく日本の軍国主義の復活に対する不安を提起してきた」などと、中国政府が喜びそうなコメントが続く。

 そのうえで「かつて日本の植民地だったフィリピンの日本の再軍備に対する姿勢をみると、中国への恐怖が、日本の戦時中の攻撃的な行為に対する記憶を打ち負かすきっかけになるかもしれない」と、まとめている。

 そもそも、フィリピン側に「戦時中の日本の行為」の記憶にこだわっている人は、もはやほとんどいない。

 かつて日本軍の航空基地があったマニラ北西部のパンパンガ州を訪れ、何人もの地元の人に取材したが、そのうちのマバラカット市幹部の言葉が印象に残っている。彼は「日本人はよく、侵略してすまなかったというが、フィリピンはスペインにも米国にも侵略された。しかし、彼らは謝りなどしない。いつまでも、そんなことを言う必要はない。重要なのは今だ」と話したものだ。同じような声はフィリピン人以外からも聞いた。

 ◆対中国の同志

 とくに、ここ数年の南シナ海における中国の「蛮行」は、ベトナムやマレーシア、ブルネイなど同様に中国と領有権問題を抱える国々の警戒心を呼び起こしている。中国との領有権問題がないはずのインドネシアでさえ、領海侵犯した中国漁船をめぐり武装した中国艦艇と対峙(たいじ)する事件が起きている。

 これらの国々からすれば、中国の領土的野心にさらされる尖閣諸島を抱える日本は、同じ中国の脅威と戦う同志なのだ。

 もっとも、フィリピンやインドネシアが、本気で日本の軍事力の増強に期待しているようには思えない。中国の反発を恐れ、尖閣諸島に自衛隊を配置することすらできない日本が、どうしてアジアの国々のために軍隊を送ることができるだろう。

 そんなことは先刻承知なのだろう。フィリピン政府は今週、米国との間で、米軍のプレゼンスをいかに増すかについて協議を始める。

 1991年にフィリピン議会は、米国との安保条約を批准せず、スービック海軍基地から米軍を追い立てた。しかし、フランス通信(AFP)によると、あるフィリピン高官は、今回の協議では同基地の再利用が焦点の一つになると話す。

 理想を唱えるだけでは自国を守れないことを知ったフィリピンの人々の期待に、われわれ日本人は応えることができるのだろうか? 今回の選挙が1つの答えになるのは間違いない。(編集委員 宮野弘之)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/121213/asi12121309090000-n1.htm






中国機の領空侵犯「本格的な挑戦を開始」 米専門家が警鐘
2012.12.15 22:07

 【ワシントン=古森義久】中国機による沖縄県・尖閣諸島の領空侵犯について、中国の軍事戦略を専門に研究する米国の民間シンクタンク「国際評価戦略センター」のリチャード・フィッシャー主任研究員は14日、産経新聞とのインタビューで、中国側による尖閣統治の誇示を狙った本格的な挑戦の開始であり、日本が反撃の行動を取らないと尖閣放棄にもつながるという見解を表明した。

 フィッシャー氏は中国国家海洋局の航空機が13日、尖閣諸島の日本領空を初めて侵犯したことに対し、「海上での中国公船による日本側領海への侵入と連携する、これまでで最も挑発的な行動だ」と特徴づけた。

 日本の対応については「中国のこの侵犯は日本に物理的な対応の権利を生み、戦闘機をこの空域に送るだけでなく、この地域での軍事演習の実施、さらには尖閣自体への地対空ミサイルの配備など、なんらかの防衛措置を取ることを正当化する」と述べた。

 同氏はまた、中国側がこの侵犯の模様を報道し、いかにも中国が尖閣の実効統治を果たしたかのように宣伝していると指摘。「日本側が何もしなければ、尖閣の主権も施政権も中国側に奪われたとの印象が生まれ、中国は沖縄取得までを目標とする大規模な領土拡大のキャンペーンを推進することになる」と警告した。

 さらに、「今回の侵犯は中国側の威嚇かつ挑戦であり、まず日本を脅して譲歩させることを意図している。日本側は尖閣の主権を守るために戦うか、何もせずに降伏して、尖閣を放棄するか、いよいよ選択を迫られたことになる」と述べた。

 フィッシャー氏は米議会国家安全保障特別委員会顧問や米中経済安保調査委員会顧問などを歴任した。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/121215/chn12121522080002-n1.htm


高度60メートルの低空飛行も=尖閣周辺に28分-中国侵犯機

 【北京時事】中国のニュースサイト・人民網は14日、沖縄県・尖閣諸島周辺の日本領空を13日に侵犯した中国機について、約28分間にわたり周辺上空を旋回し、高度60メートルの低空飛行も行っていたと報じた。
 領空侵犯したのは国家海洋局の小型機Y12。2機が午前7時半に舟山基地を出発し、同9時40分に尖閣諸島の領空に侵入。1機が旋回飛行しながら「空中巡視」や「写真撮影」などの任務を行い、もう1機は飛行支援任務に当たった。(2012/12/14-18:59)

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012121400816




習指導部「尖閣で対日闘争続行」 外相論文
2012年12月15日 朝刊

 【北京=渡部圭】十四日付の中国共産党機関紙・人民日報は、楊潔チ(ようけつち)外相の論文を掲載し、日本政府による沖縄県・尖閣諸島の国有化について「決然とした態度で日本との闘いを続ける」と強調した。
 論文の内容は習近平総書記をはじめとする新指導部の外交方針とされ、尖閣問題をめぐる日中の対立は長期化することが確実になった。
 楊外相は「わが国の領土の主権と海洋権益は断固として守る」と主張。その上で「われわれは円満な中日関係を望むが、日本政府が釣魚島(尖閣諸島)を不法に購入した問題に関しては闘い続ける」と断言した。中国側は十三日、尖閣諸島・魚釣島の南方十五キロの日本領空に国家海洋局所属の航空機を初めて侵入させ、ますます強硬姿勢を強めている。また、海洋局の監視船などが連日のように尖閣諸島の接続水域、領海を侵犯している。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012121502000130.html




米 中国に尖閣は日米安保適用と伝える
12月15日 8時41分

沖縄県の尖閣諸島の上空で、中国機が日本の領空を初めて侵犯したことについて、アメリカ政府は、中国に対して懸念を表明するとともに、尖閣諸島が日米安保条約の適用範囲であると直接伝えたことを明らかにしました。

沖縄県の尖閣諸島の魚釣島の上空で、13日、中国当局のプロペラ機が日本の領空を初めて侵犯し、日本の抗議に対して中国政府は、尖閣諸島の領有権を改めて主張して正当な行為だと説明しています。
これについて、アメリカ政府は、13日、直接的なことばを使って懸念を表明せず、日中双方に対話を求めるにとどまっていましたが、アメリカ国務省のベントレル報道部長は、14日、記者会見で、「中国政府に対して直接、アメリカの懸念を伝えた」と述べました。そのうえで、「尖閣諸島を巡るアメリカの政策と関与がこれまでと変わらないことも明確にした」として、中国に対して、尖閣諸島が日米安保条約の適用範囲であると直接伝えたことを明らかにしました。
また、中国共産党系の新聞「環球時報」が社説で、中国も空軍を派遣すべきだと主張していることについては、「緊張を高めるような行動を避けることが重要でアメリカは懸念している」と述べました。
日本政府は、アメリカ側に対して今回の事態を説明するとともに、自制を促すよう中国への働きかけを求めていました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121215/k10014204231000.html



米議会が特別声明「尖閣は日本の施政権下にある」 中国軍事行動に対抗
2012.12.20 10:40

 【ワシントン=佐々木類】ジム・ウェッブ米上院議員は19日、米国による沖縄・尖閣諸島の防衛義務を明記した2013会計年度(12年10月~13年9月)国防権限法案が上下両院で合意に達したことを受け、特別声明を発表した。

 声明は、尖閣条項について「日本の施政権を脅かすいかなる試みにも、米国が毅然(きぜん)として対抗する姿勢を示したものだ」と表明。その上で「過去数年間、中国は尖閣諸島の領有権を主張して東シナや(ベトナムとフィリピンなどと領有権問題のある)南シナ海で攻撃的な活動を強めてきた」と中国を名指しで批判した。

 また、「米議会は、米国が尖閣諸島が日本の施政権下にあることを認め、この立場が、いかなる恫喝(どうかつ)や強制、軍事行動によって代わるものではないことを明確にするものだ」とした。

 米政府も、尖閣諸島が日米安保条約の対象と明言しているが、公文書を含めて国防の大枠を決める重要法案に明文化されるのは初めて。日本にとっては、これまでで最も強い形で同盟国の後ろ盾を得た格好だ。

 ウェッブ氏は、オバマ大統領に近い上院の重鎮。

http://www.sankeibiz.jp/macro/news/121220/mcb1212201040027-n1.htm



米「尖閣安保適用」成立へ、上下院が法案可決

 【ワシントン=山口香子】米上院は21日の本会議で、沖縄県の尖閣諸島が、米国の対日防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条の適用対象であることを確認する条項を盛り込んだ、


 2013会計年度(12年10月~13年9月)の国防権限法案を可決した。下院は20日に同法案を可決しており、オバマ大統領が署名して成立する。

 法案は、中国を念頭に、「第三者による一方的行動は、日本が尖閣諸島の施政権を持っているという米国の認識にいかなる影響も与えない」と明記。日米安保条約第5条が尖閣諸島に適用されるとの米政府の立場についても、「(同)条約に基づく日本政府への責任を再確認する」とした。

 さらに、尖閣諸島海域を含む東シナ海を「アジア太平洋すべての国に利益をもたらす重要なシーレーン(海上交通路)」と位置づけ、「領有権などを巡る争いの解決には、全当事者の自制が必要だ」と指摘した。

(2012年12月22日15時02分  読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20121222-OYT1T00626.htm?from=top





【安倍新政権】オバマ米大統領、安倍氏に祝意 次期政権と「緊密協力楽しみ」
2012.12.17 07:51

 【ワシントン=犬塚陽介】オバマ米大統領は16日、衆院選で勝利した自民党の安倍晋三総裁に「祝意を表す」との声明を発表した。2009年の衆院選では大統領報道官が声明を出しており、アジア重視戦略を色濃く反映し、安倍総裁への期待感をにじませた。

 声明では、日米同盟がアジア太平洋地域の「平和と繁栄の要石」となっていると指摘し、両国関係だけでなく、多国間での問題でも「次期政権と緊密に取り組めることを楽しみにしている」とした。

 また、野田首相には「日米関係への貢献に感謝したい」と謝意を示した。オバマ大統領は11年8月に野田首相が就任した際、前任の菅直人総理には言及しなかった。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/121217/amr12121707570001-n1.htm





【衆院選】安倍氏再登板に期待 台湾
2012.12.16 23:05

 【台北=吉村剛史】第46回衆院選で自民党が独過半数を獲得し、政権交代が確実になったことは16日夜、台湾のメディアも大きく報道した。安倍晋三内閣誕生に向けては、安倍氏が昨年、一昨年と連続で台湾を訪問したことなどから「台湾に友好的」と報じた。

 台湾の中央通信社は、識者や台湾当局関係者の証言をもとに、安倍氏が台湾の与野党要人とのパイプが太いことなども強調しており、沖縄県・尖閣諸島をめぐって、台湾も主権を主張する中、安倍政権による日台関係の安定や発展に期待を寄せた。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/121216/chn12121623070007-n1.htm




【安倍新政権】日本の「右傾化」に韓国危機感 「竹島の日」が焦点に
2012.12.17 08:23

 衆院選で自民党が政権奪還を果たしたことを受け、韓国メディアは16日、同党が公約に掲げた国防軍を明記する憲法改正や、集団的自衛権の行使容認により「日本が右傾化に突き進みそうだ」(ソウル新聞)と危機感をあらわにした。

 19日に大統領選を控える韓国の当面の懸念材料は、島根県が制定した2月22日の「竹島の日」に政府主催の式典を開くとの公約も自民党が掲げていることだ。

 韓国では3日後の2月25日に次期大統領が就任する。自民党の公約が守られれば、大統領選の結果にかかわらず、就任式に日本の首相は招かれなくなり、両国の新政権の間で緊張が高まることは確実とみられている。

 自民党の安倍晋三総裁が、従軍慰安婦問題で旧日本軍の関与を認めた「河野談話」の見直しに言及していることにも韓国内では反発が強い。メディアは、中国の習近平新指導部との摩擦も避けられないと見通している。(共同)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/121217/kor12121708240000-n1.htm



「極右の帰還」「過去へ帰る日本」…韓国各紙、自民公約に強い警戒
2012.12.17 08:56
写真衆院選での自民党圧勝について報じる17日の韓国各紙(共同)

 衆院選での自民党圧勝について韓国各紙は17日、「過去へ帰る日本」「極右の帰還」などの見出しで報じ、強い警戒心を示した。

 中央日報は“戦争ができる日本”をつくろうと叫んできた安倍晋三自民党総裁の首相就任が決まった、との書き出しの記事で、自衛隊を国防軍と位置付ける憲法改正や、集団的自衛権の行使を容認するとの自民党の「右翼的な公約」が今後「何の問題もなく現実になる」と展望した。

 朝鮮日報は、北朝鮮の事実上の長距離弾道ミサイル発射や中国機による沖縄県・尖閣諸島近くでの領空侵犯が選挙で自民党を「助けた」と分析。

 安倍新政権の「対韓外交挑発シナリオ」として、昨年8月に日韓が領有権を主張する島根県・竹島(韓国名・独島)北西の韓国・鬱陵島視察を目指した自民党議員らの入閣や、首相就任後の安倍氏の靖国神社参拝など6項目を挙げた。(共同)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/121217/kor12121708570001-n1.htm





「右傾化」批判の誤り ワシントン駐在編集特別委員・古森義久
2012.12.18 03:08

 「安倍政権誕生となると、北京の論客たちはあらゆる機会をとらえて『日本はいまや右傾化する危険な国家だ』と非難し続けるでしょう。しかし『右傾化』というのが防衛費を増し、米国とのより有効な防衛協力の障害となる集団的自衛権禁止のような旧態の規制を排することを意味するのなら、私たちは大賛成です」

 ブッシュ前政権の国家安全保障会議でアジア上級部長を務めたマイケル・グリーン氏が淡々と語った。日本の衆院選の5日ほど前、ワシントンの大手研究機関、ヘリテージ財団が開いた日韓両国の選挙を評価する討論会だった。日本については自民党の勝利が確実ということで安倍政権の再登場が前提となっていた。

 CIAでの長年の朝鮮半島アナリストを経て、現在は同財団の北東アジア専門の上級研究員であるブルース・クリングナー氏も、「右傾」の虚構を指摘するのだった。

 「日本が右に動くとすれば、長年の徹底した消極平和主義、安全保障への無関心や不関与という極端な左の立場を離れ、真ん中へ向かおうとしているだけです。中国の攻撃的な行動への日本の毅然(きぜん)とした対応は米側としてなんの心配もありません」

 確かに「右傾」というのはいかがわしい用語である。正確な定義は不明なまま、軍国主義や民族主義、独裁志向をにじませる情緒的なレッテル言葉だともいえよう。そもそも右とか左とは政治イデオロギーでの右翼や左翼を指し、共産主義や社会主義が左の、反共や保守独裁が右の極とされてきた。

 日本や米国の一部、そして中国からいま自民党の安倍晋三総裁にぶつけられる「右傾」という言葉は、まず国の防衛の強化や軍事力の効用の認知に対してだといえよう。だがちょっと待て、である。現在の世界で軍事力増強に持てる資源の最大限を注ぐ国は中国、そして北朝鮮だからだ。この両国とも共産主義を掲げる最左翼の独裁国家である。だから軍事増強は実は「左傾化」だろう。

 まして日本がいかに防衛努力を強めても核兵器や長距離ミサイルを多数、配備する中国とは次元が異なる。この点、グリーン氏はフィリピン外相が最近、中国の軍拡への抑止として日本が消極平和主義憲法を捨てて、「再軍備」を進めてほしいと言明したことを指摘して語った。

 「日本がアジア全体への軍事的脅威になるという中国の主張は他のアジア諸国では誰も信じないでしょう。東南アジア諸国はむしろ日本の軍事力増強を望んでいます」

 同氏は米国側にも言葉を向ける。

 「私はオバマ政権2期目の対日政策担当者が新しくなり、韓国の一部の声などに影響され、安倍政権に対し『右傾』への警告などを送ることを恐れています。それは大きなミスとなります。まず日本の対米信頼を崩します」

 グリーン氏は前の安倍政権時代の米側の動きをも論評した。

 「米側ではいわゆる慰安婦問題を機に左派のエリートやニューヨーク・タイムズ、ロサンゼルス・タイムズが安倍氏を『危険な右翼』としてたたきました。安倍氏の政府間レベルでの戦略的な貢献を認識せずに、でした。その『安倍たたき』は日本側で同氏をとにかく憎む朝日新聞の手法を一部、輸入した形でした。今後はその繰り返しは避けたいです」

 不当なレッテルに惑わされず、安倍政権の真価を日米同盟強化に資するべきだという主張だろう。(ワシントン駐在編集特別委員)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/121218/amr12121803080002-n1.htm




【衆院選・維新会見詳報】(3)「米国に右傾化と言われたくない」 橋下氏、米記者に論戦挑む
2012.12.17 01:37

 《在阪記者から質問が相次ぐ中で、「ジャパンタイムズ」所属の米国人記者からも質問が出る》

 --海外でこの選挙が注目を浴びている。海外のイメージは日本維新の会は右翼というイメージがある。外交はどのように考えているか

 橋下氏「日本維新の会が右傾化しているというが、核兵器もって軍隊もっているアメリカとどっちが右傾化なのか。ビンラーディンを殺害したときは他国の主権の中にどんどん踏み込んでいっている。それと日本維新の会と比べてどう右傾化しているのか。核兵器についてどういうことになるのか頭の片隅に入れるというのは当たり前のことだと思う。どこが右なのか最初の前提を教えてほしい」

米国人記者、追加質問あきらめる

 《米国人記者は切り返したが、橋下氏は質問自体には答えなかった》

 --シリアは今、大変な状況に置かれている。日本維新の会はシリアについて正式な意見書を出したのか

 橋下氏「じゃあアメリカは核兵器廃棄して、軍隊を自衛隊にしてほしい。日本はアメリカの核の傘に守られているし、それは感謝しているし、日米関係は深化しなければいけないと思う。核保有には反対だが、国政を預かる身で核を頭の片隅でまったく考えることもしないというのは無責任すぎる。石原代表がやっているような、核についてのシミュレーションというのは当たり前のことだと思う」

 《一気に持論をぶちまけた橋下氏。米国人記者も追加質問をあきらめた》

 《共同会見開始から40分が経過。日本維新の会代表代行の橋下徹大阪市長と、幹事長の松井一郎大阪府知事に対する記者団の質問は途切れることはない》

 《ジャパンタイムズの米国人記者から維新の会の右傾化について問われ、不満げな様子も見せた橋下氏だが、日米関係は重要と強調。一方で石原慎太郎代表が主張する憲法9条の改正については慎重な様子も見せた》

 橋下氏「維新の会の右傾化について、日本共産党が言うのなら分かるが、アメリカ人が言うのはちょっと違う。これは、アメリカと信頼関係を築きたいから言っているんですよ」

 --石原氏がいう憲法9条の改正というのは維新の会としての総意か

 橋下氏「中身について議論していない。石原代表とは昨日話したが、個別の政策論は国会議員団でやっていこうという話になった。特に憲法問題は慎重にやらないといけない問題なので、慎重に議論していく」

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/121217/waf12121701430021-n3.htm






「韓国企業が在日米軍機整備業を落札!」の衝撃
2012.12.03 

サムスン、LGに続き防衛産業でも韓流が席巻し始める!?

大韓航空は今年9月26日、日本の三沢基地をはじめ、アジア太平洋地域に展開する米空軍「F16」戦闘機の整備・改良事業を全面的に受注したと発表した。一般には民間航空会社としてしか知られていない同社だが、実は韓国南部・釜山市近郊に広大な軍用機整備場を保有する、有力な軍需企業だったのだ。米軍との取引も長きにわたっている。見逃せないのは、同社がここにきて、在日米軍への“浸透”を強めているという事実だ。

http://nikkan-spa.jp/spa_magazine_article/340912

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韓国に「日本の原発産業を奪え」とけしかける民主党売国政権の卑劣な陰謀






【沖縄】「こんな綺麗な海に基地を持ってくるなんて絶対に反対」 ピースボートと韓国・環境財団が米軍基地の実態を視察
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1355383574/-100

米軍基地:負担の実態を視察 「ピースボート」と韓国・環境財団 /沖縄
2012年12月13日

 沖縄に集中する米軍基地の過重負担について考えようと、「ピースボート」と韓国の環境財団が共催するツアーがこのほど県内であり、県外と韓国からの参加者合わせて約300人が六つのグループに分かれ、米軍普天間飛行場や普天間代替施設建設予定地とされる名護市辺野古などを巡った。

 普天間飛行場視察のため嘉数高台公園の展望台を訪れたグループは、米軍機の騒音などを体感。韓国・ソウルから参加したキム・ミンジェさん(26)は「実際に見てびっくりした。ソウルにも米軍基地はあるけれど陸軍基地なので騒音や墜落の危険はない。住宅が密集する地域にある普天間基地は甚だしい被害を与えるはずなのに、なぜ日本の政治家は何もやらないのだろう」と話した。また、大阪からの参加者は「今まで基地問題に関して漠然としか考えていなかったけれど、実際に見て恐ろしくなった。沖縄の人たちが全て負担しているのはおかしい」と、大阪に戻ってからツアーで感じたことを伝えていきたいと語った。

 一方、名護市辺野古を訪れたグループは、船から辺野古の海を視察。「こんなにきれいな海に基地を持ってくるなんて絶対に反対」といった声が上がり、定期的に辺野古を訪れ、基地反対を訴えるツアーの実施が提案されたという。

 ピースボート共同代表の野平晋作さんは「オスプレイなど危険なものを沖縄に押し付け、それを安全だとする政府の姿勢はおかしい。沖縄と本土で温度差を感じていたので実際に沖縄を訪れ現地の人の話を聞くことで、リアリティーを感じてもらえたと思う」と話した。

(琉球新報)
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20121213rky00m010007000c.html


【政治】金日成思想を研究するメンバーたちが実は最も熱心な反基地運動家 沖縄反戦運動と北朝鮮、めざすは米軍基地撤廃
http://www.logsoku.com/r/newsplus/1310112483/

沖縄反戦運動と北朝鮮 めざすは基地撤廃
2011.07.08

 2009年4月、北朝鮮が人工衛星と称した飛翔体が日本の東北上空を超えて太平洋に落下した。飛翔体とはこの場合、ミサイルやロケットのことを指しており、当時、領土の上空をそうした危険物が飛ぶことに大騒ぎになったが、沖縄では不思議なほど冷静だったことを覚えている。

 理由は簡単だ。米軍基地のある沖縄周辺にミサイルが落下するようなマネが、北朝鮮にできるはずがないと誰もが考えたからだ。

 実際、基地の存在理由に「北朝鮮への抑止」が指摘される。前回紹介したクリングナー氏も「中国脅威」とともに「北朝鮮有事」への対処を主な任務と書いているが、第2次朝鮮戦争勃発や、大量難民の流出などが十分に想定されるいまだからこそ現実味がある。

 だが、米軍基地撤廃を訴える沖縄の反戦平和運動家たちはこうした「北朝鮮有事」について口を紡ぐか、「逆に米軍がいるから有事が起きる」といった論理で否定することが多い。

 例えば「日本チュチェ(主体)思想研究会」の主要メンバーの大半は、沖縄在住だ。チュチェとは金日成主席が唱えた独立独歩を意味する北朝鮮の指導思想のことだが、この思想を研究するメンバーたちが実は最も熱心な反基地運動家たちでもある。

 ちょうど2年前、このチュチェ思想研究会の全国連絡会長で元沖縄大学学長の佐久川政一氏に取材する機会があった。同氏は「一坪反戦地主会」にも属している。ハンカチほどの広さの基地をそれぞれに所有して闘争を繰り広げるこの地主会は、沖縄タイムスや琉球新報など地元マスコミ幹部や県庁幹部ら沖縄政財界を縦断する反戦平和グループとされている。

 大学近くの喫茶店で会った佐久川氏は高齢のため闘争の最前線にもういないと話し、柔和な表情が印象的だった。だが、その内容はやはり驚くべきものが多かった。

 「地主会には80年代初め、大学の同僚に誘われて入会した。基地反対は沖縄の常識だ。チュチェ思想研究会は金日成の自主路線が気に入ったので入会した。特に2つに関係はないが、沖縄の基地問題を考える場合、(植民地支配からの)解放という点で非常に参考になると考えた」

 「北朝鮮の人工衛星(飛翔体)打ち上げや核兵器開発を騒いでいるが、実はアメリカが北朝鮮を抹殺しようとしていることへの対抗措置だ。そういう印象を私たちは持っている。基地の必要性についても中国や北朝鮮脅威への抑止力という人がいるが、北朝鮮の責任者は『日本は2度(豊臣秀吉の朝鮮出兵と明治の日韓併合)も侵略したが、北朝鮮には侵略の歴史がない』と強調した。つまり脅威は逆方向からなわけだ」

 こうしてみると佐久川氏ら北朝鮮擁護派は「敵(日米)の敵(北朝鮮)は味方」論で動いているように見えなくもないが、さらにみていくと沖縄には基地撤廃のための独立国家論や国連統治論までが存在する。

 次回はこの2月まで民主党沖縄県連代表だった歌手の喜納昌吉氏の国連委任統治論などを紹介したい。喜納氏は2000年に北朝鮮を訪問、いまも人道上の観点から北朝鮮への経済制裁には反対を表明している。

 ■前田徹(まえだ・とおる) 1949年生まれ、61歳。元産経新聞外信部長。1986年から88年まで英国留学。中東支局長(89~91年)を皮切りに、ベルリン支局長(91~96年)、ワシントン支局長(98~2002年)、上海支局長(06~09)を歴任。

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110708/plt1107081104000-n1.htm

革命勢力が工作する沖縄の実態~米軍は「共通の脅威」 韓国の李さん、連合運動を求める







「おまえは日本人か」 中国人が共同通信記者に暴行 南京大虐殺式典取材中に
2012.12.13 13:28
写真中国南京市の「南京大虐殺記念館」で行われた追悼式典で、花輪をささげる武装警察隊員ら=13日(河崎眞澄撮影)

 中国江蘇省南京市の「南京大虐殺記念館」で13日、虐殺から75年の追悼式典を取材していた共同通信記者が、式典に参加していた中国人に蹴られるなどの暴行を受けた。痛みがあるが、外傷はない。

 記者が携行していたパソコンで記事を執筆していた際、突然、背後から20代とみられる男に腰を蹴られた。さらに、そばにいた中年の男が「おまえは日本人か」と叫び、記者が身に着けていたマフラーを引っ張り、一時、首を圧迫した。

 周辺にいた私服警官が男らを取り押さえたが、連行はしなかったとみられる。当時、式典の正式行事は終わり、敷地内で参加者が「平和の鐘」をつくなどしていた。(共同)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/121213/chn12121313280001-n1.htm

中国人が南京大虐殺をどう歪曲しているのか、とくと見てみよう―中国






台湾要人「天皇陛下誕生日慶祝」…中国反発「南京大虐殺の日だ」
2012/12/14(金) 12:31 

  日本政府の事実上の台湾当局との交流期間である「日本交流協会」は13日夜、台北市内のホテルで「日本天皇陛下誕生日慶祝パーティー」を開催した。同パーティーには台湾の外務大臣に相当する林永楽外交部長、国会に相当する立法院の王金平院長らも出席した。中国共産党機関紙・人民日報系の環球網は、同日は「南京際虐殺75周年の日だ」として反発した。

  公益財団法人日本交流協会は、正式に国交のない中華民国(台湾)との実務関係を処理するための、日本政府の対台湾窓口機関だ。設立は1972年12月1日。台北と高雄に事務所を持つ。台湾側のカウンターパートは亜東関係協会だ。

  日本交流協会は、天皇誕生日の23日に先立つ13日、台北市内のホテルで慶祝パーティーを開催した。台湾側からは林永楽外交部長、立法院の王金平院長、亜東関係協会の廖了以会長が出席。日台の出席者一同で天皇陛下の誕生日を祝う乾杯も行った。

  環球網は「日本の明仁天皇の誕生日は1935年12月23日だ」と紹介した上で、「台湾の官員はあえて、南京大虐殺75周年のこの日に、天皇の誕生日を先倒しで祝った」と論評した。

  同慶祝パーティーで日本交流協会の樽井澄夫駐台湾代表は、「日台関係はこのところ、各分野において重大な発展を遂げている」、「双方は11月、電子製品の検査と産業協力についての『台日相互承認取り決め』と「台日産業協力懸け橋計画備忘録」に署名した、FTA(自由貿易協定)の主要部分を築き上げた」などと挨拶した。(編集担当:如月隼人)

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1214&f=politics_1214_005.shtml




「日本は南京を解放」…教育家のつぶやきに猛反発=中国
2012/07/06(金) 12:18 

  民間の教育機関、信孚教育集団を設立した信力建氏が6月24日、中国版ツイッターと呼ばれる「微博」で1937年12月の日本軍による南京占領を「解放」と表現したことで、中国各地から猛烈な批判が続いた。南京大遭難同胞紀念館(南京大虐殺記念館)の朱成山館長は「この種の言論は大きな間違いであり、その歴史観には人を震え上がらせる」として、公開での謝罪を求めた。中国新聞社が報じた。

  信力建氏は評論家としても活動しており、広東省広州市白雲区の政治協商会議委員でもある。政治協商会議は、政府や共産党に政策上の提言を行う機関だ。

  信力建氏は、当時の満州国軍が南京攻略戦に加わったことを「英雄的で勇敢な軍隊が、友軍とともに南京を解放した」と表現した。「友軍」が日本軍を指すことは明らかだ。

  朱成山館長は「南京解放」との表現に激しく反発し「信力建氏が実際の行動をもって、間違った歴史観と決別することと、真摯(しんし)な態度で歴史の証人――南京大虐殺で生き残った人と全国の人民――に公開で謝罪するよう希望する」と主張した。

  朱成山館長はこれまでも「南京大虐殺の歴史は国際社会で早くから、質疑を許さぬ定説になっている」と主張している。

  信力建氏の「南京解放」発言に対しては、朱館長以外にも、多くの人が批判・非難の表明をしている。(編集担当:如月隼人)

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0706&f=politics_0706_014.shtml







旧日本兵とのつながり守る タイ北部に「友好記念館」 歴史を学ぶ観光地に
2012年12月16日 11:32

 タイ北部の西端にあるメホンソン県に「タイ日友好記念館」が完成、今月にも開館式典が行われる。一見、日本とは何の関係もなさそうな辺境の地だが、ここは太平洋戦争中に旧日本軍が進駐し、ビルマ(現ミャンマー)戦線への中継地となった。地元の人たちは半世紀以上も前のそんなつながりを大切に守り継いでいる。 (バンコク進藤卓也)

写真戦時中の日本兵と地元住民との暮らしぶりを再現した模型(写真は同館提供)
タイのメホンソン県に新しく完成した「タイ日友好記念館」(写真は同館提供)

 記念館は、以前あった戦争博物館が老朽化し手狭になったため新築したもので、「歴史を学ぶ観光地として整備したい」との地元の要望を受け、タイ政府が2千万バーツ(約5400万円)を出資した。

 展示室は大きく四つ。この地域に住むカレン族やモン族など少数民族を取り上げた部屋と、昔使われていたてんびんはかりや竹かご、楽器、一年の祭事といった地域の文化・風習を紹介する部屋がある。

 残りの2部屋は戦争にゆかりのある資料の展示室。旧日本軍が進駐したルートの地図をはじめ、寺の境内に構えた司令部や病院の写真や、日本兵が地元の子どもたちと遊んだり農作業を手伝ったりする写真、戦時中の暮らしぶりを再現した模型などを掲示。また、銃剣や鉄かぶと、軍用コート、飯ごう、お守りなど、兵隊たちが残していった品々も展示している。

 メホンソンは進撃地であると同時に、ビルマ戦線で敗退した日本兵が命からがらたどり着いた地としても知られる。傷ついた兵たちを地元の人たちは親身になって看病、介護した。また、今年8月に86歳で亡くなったこの地区に住むゲーオさんと日本兵との悲恋は、小説や映画を通じてタイ人の誰もが知る恋物語になっている。

 これらの経緯もあって旧日本兵やゆかりの人たちが少しでもメホンソン地域の人たちに恩返しをしたいと、今でも個人で資金を出したり財団を作ったりして奨学金制度を設け、子どもたちの就学を支援する活動が続くなど、深くて友好的なつながりを保っている。

 記念館のガイドを務めるジャンジラーさん(24)は、「この地に来た日本の兵隊たちは、地元の人ととても良い関係をつくっていたことが分かります。戦争は人がたくさん亡くなる悲しいことだけど、そんな中でも人と人との心の通い合いがあったことを、この記念館で触れてもらいたい」と話している。

=2012/12/16付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/339174





【台湾】「やさしい日本兵の神様」が子供たちの歌に/台南市[12/01]
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1354369560/-100

★「やさしい日本兵の神様」が子供たちの歌に/台南市

(台南 1日 中央社)台湾南西部沿岸の台南市安南区海尾には戦時中、地元村民を守るために自分を犠牲にした日本人兵士を神として祭る「飛虎(ひこ)将軍廟」が建てられている。地元の安慶小学校ではこのほど、この日本兵の精神を郷土教育の一環として物語や歌にし、先月末、この神様の誕生日に発表会が行われた。台湾紙・聯合報が11月30日付けで伝えた。

太平洋戦争(1941~45年)当時、日本領だった台湾では各地で米軍機による空襲が頻発。1944(昭和19)年10月12日午前7時過ぎ、米軍機は海尾にも現れ、杉浦茂峰曹長が零戦でこれに応戦、だが上空で米軍の攻撃を受け零戦は大破した。

その時、杉浦曹長は落下傘で脱出することもできたのだが、戦闘機が集落に墜落して村人たちに被害が及ぶのを恐れ、そのまま畑と魚の養殖場まで操縦してから脱出を試みた。しかしそこで米軍の機銃掃射を浴びて地上に落下、戦死したという。

戦後この場所に亡霊が現れるとの噂から、海尾の住民が道教の神、保生大帝にお伺いをたてた結果、大惨事から村民を救おうとした杉浦曹長は将軍神(勇士)としてこの地に祭られることとなり、1971年道教式の廟が建てられ、以後村民による感謝の参拝は絶えたことがない。

そしてこのほど地元の安慶小学校では、黄俊傑校長が郷土教育の中でこの日本兵の「みんなを思いやる心」を児童らに学んでほしいと、教諭・児童らで絵と漫画、「飛虎将軍の物語」を作成し、さらに「安慶人のおてほん」を作詞・作曲、11月29日、飛虎将軍の誕生日(陰暦10月16日)に同校では一同がお廟の前に集まり、子供たちによる物語の朗読や歌が披露された。

この廟では現在、たばこ好きだった杉浦曹長のために管理人が朝夕7本のたばこに点火して神像と写真に捧げ、日本の国歌「君が代」や軍歌の「海ゆかば」を祝詞として歌っている。

ソース:中央社日文新聞フォーカス台湾 2012/12/01 19:54:20
http://japan.cna.com.tw/Detail.aspx?Type=Classify&NewsID=201212010007

画像:

http://img1.cna.com.tw/Japan/Photos/JpnNews/201212/20121201195930.jpg


神になった日本人巡査…森川清治郎(1861~1902)台湾・嘉義

神風特攻隊はフィリピンで英雄だった
http://www.geocities.jp/kamikazes_site/gaikoku_kamikaze/kamikaze_philipine.html
歴史の一頁
http://www5f.biglobe.ne.jp/~thai/page006.html








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