ゴルフタイムスの世界   Eagle Eye

ゴルフタイムス編集の古賀のイーグルアイは、焦点を外さないのが自慢です。面白くて、実践的で参考になる記事を提供したい。

菅キャビネットの課題と実行   国民の期待 (1)

2020-09-24 | 日本の未来

安倍イズムを継承する菅キャビネットの課題とは何だろうか?

第1は、コロナ対策であろう。

第2は、停滞している経済の打開であろう。

第3は、世界の平和の実現は、オリンピックであろう。

日本に最大に影響を与えるアメリカ大統領選が11月にある。日本は、直視しながら、わが国の未来を問う総選挙が12月に始まるだろう。バッハオリンピックは、日本での開催を難局を乗り越え、実行するように進言を明かにした。

菅キャビネットは、安倍イズムの枠をまず超えないだろうから、国民の思考はその枠を超えることを期待していない。憲法改正、隣国韓国との軋轢の溶解、中国と台湾の国家的干渉が果たして可能なのかどうか。強い日本の外交が待たれるのは言うまでもない。コロナ対策の失敗は、許されない。東京オリンピックの開催ができないからだ。これは、国威の問題であろう。

経済の立て直しを急がねばならない。経済対策は、直接に国民の生活に関りがあるからだ。連鎖的な企業の破たんをできる限り最小限に抑え、コロナ以前に戻さねば、政治の空白を埋めるのは、極めて困難である。

菅キャビネットの最初の難問は、アメリカ大統領選でトランプ氏が落選した場合である。トランプ氏続投で決定すれば、安倍イズムの力があるので、東アジアの外交は大きく変わらず、取り組み安いであろう。しかし、バイデン氏が大統領選を制すると、外交は大きく変わるので、今からシュミレーションをしておくべきであろう。もっと国民の代弁者である国会議員は、日本の未来を最大のアジェンダとして、議論沸騰するレベルに達してもらいたい。

               論説委員  古賀剛大

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井上 透   科学的分析と現代ゴルフ頂点を指導

2020-09-17 | 危うい日本のゴルフの世界

井上 透 実に正確で指導を網羅している現代ゴルフ理論のリーダーである。

ゴルフを科学的分析と現代解析のスタンダードは、世界が認める井上の教育指導で日本では間違いなくトップを走る。彼の説明が、科学的分析で裏付けされているから、自分のゴルフの改善と未来を追うものには、最大の納得と勉強をしっかりプレヤー自身の内面に植え付ける習慣を会得できる。欧米に20年の遅れをとり戻す革新的な行動を起こさなければ、日本のゴルフは、終焉である。記者は、井上 透に期待をするのは、井上だけの理論展開に終わらせずに
日本の若い未来志向のインストラクターに本格的教育指導を願望する。我々は、早くTPOで世界水準に急がねばならない。

               執筆同人 古賀剛大

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女子プロの昨今の変遷と未来

2020-09-11 | 危うい日本のゴルフの世界

変遷激化の女子プロの世界

 

7年前になろうか、記者は賞金女王の候補3名を掲載した。その名は、渡辺彩香であり、藤田光里であり、日本女子アマ選手権覇者、比嘉真美子である。理由は、簡単で素朴であり、かつ、大胆さが売り物と解釈したからだ。しかし、渡辺は、レキシ―トンプソンと競り合い、自分を見失った。藤田も、北海道敵なしのアマで堂々とプロの世界に飛び込み、新人にして、初優勝を遂げた。顔だちもよく、マスコミに追われて、有頂天になったのが、運尽き、勝負魂が必須である世界を甘く見て、自分を取り戻す原点が見えなかった。比嘉は飛距離も十分で、宮里由香を軽く40ヤードは置いた。比嘉は、日本アマタイトル保持者でプレーの経験も深く、トップに入りるには、申し分のない力量を持っていた。時のチャンプは,イ。ボミである。競って競って凌ぎを削るプレーオフでパー3を左池に入れて、万事休す、運を自ら逃がして、地獄を見る。頂点を目指すプレヤーが、自信を失うと転げ落ちる。また、賞金王の実力者もカムバックは用意ではない。ゴルフスポーツは、やさしいようで、落とし穴が、待ち受けているのだ。森田里香子の凋落は、言葉がない。賞金王になることはできる。しかし、それを、樋口や不動のように、トップを何年にもわたって、維持するのは,至難の業だ。記者は、間違っていたのだろうか。上記3名の優れたプレヤーに期待したのだが、その言い訳を探しても見つからない。環境の性だよ、練習不足だよ、訓練が間違っているんだよ、コーチがいないんだよ、などなど不適切に聞こえる外聞が、頭をかすめる。女子プの世界は、今や、幼少のころから、コーチをつけて、ゴルフを覚える。すでに、ステージに立つときは、15年の経験を積んでいるのだ。だから、新旧交代が激しい。今や、笹生優香などは、高校生ながら、トップをいく。強打とグリーン周りの旨さは,新鮮に映る。スター気取りもなく、化粧もない。アスリートそのもの出る。本物が出てきたという実感がわく。間違いなく、賞金女王になる可能性を持つ新人である。

記者が見てきた樋口久子や岡本綾子、大迫たつ子などのデビューにも似て歴史が同じようなページがめくられて不思議である。

記者は、畑岡、騒がれ過ぎた渋谷日向子などめぼしいプロが活躍してるいるが、笹生優香は、次のヒロインとして、ゴルフ界に革新を起こすと思いを新たにする。女子プロの寿命は短い。アニカにしても,ヤニーツヱンにしても、オチョアにしても、同じである。旬の間に、自分の金字塔を打ち立てる強いアスリートであるべきである。化粧をして、美人プレヤーと敬称される時代は、過ぎたのかもしれない。それだけに、前述の3名の女子プロの真なるカムバックを記者は祈ってやまない今日である。(法眼 勉)

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C.Morikawa の快進撃とDJの安定度と全盛期突入

2020-09-09 | 危うい日本のゴルフの世界

コロナを打ち破るPGA

アメリカの不屈の精神

日本は、早く世界水準に急げ

 

コロナの影響で、世界のゴルフは停滞していたが、さすがアメリカ、USGA をはじめ、USツアー、PGA, LPGAが無観客でも動き始めたのは、周知であろう。USツアーをはじめ、選手の生活をさせる点では、国家以上の働きをしている。それは、財政的にも豊かである証拠でもある。今年のメジャーは、PGA選手権よりスタートを切った。5月に組まれていたこのPGA選手権は、8月に伸びて、にぎにぎしくスタートラインに立ったわけだ。PGA選手権は、ツアー選手のランキング100位までと、PGA Americaのクラブプロ(通常、ゴルフ場のマスター室に在)の選抜選手権で、予選を括り抜けた猛者がPGA選手権にエントリー可能でプレーをしている。職業がツアープロではないが、一歩も引けを取らない技術は、高く評価されて、上位に着込む力を持っている。彼らは、クラブに戻ると、クラブの切り盛りを任されていて、日本の経営者のような高い位置にある。クラブのコアといってもいい。今年の102回選手権は、サンフランシスコのハーデイングパークはオリンピッククラブの隣の会場である。7250ヤードと長くはないが、パー70は、選手には、かなりの高等技術が要る。ジェイソンデイが初日を5アンダーにしてトップをいく。タイガーを筆頭にノータブルが顔を出す。ケプカの活躍をもまた、ゴルフファンに期待を持たせるメジャーに強い選手である。  石川遼は、ワンストローク不足で、ステンソン、ザックジョンソンやリッキーファーラーとともに予選通過ならずとも、手ごたえがあった試合であったと推察する。見習うべきは、最後の精神高揚であろうか。

ワン―オーバーまでの選手が通過、36ホール目、長い10メートルをたたき込んで、フィルミケルソンは、通過、JT (ジャスチントーマス)もタイガーウッズもきちんと決勝へコマを進めた。英樹は、余裕の3アンダーとして16位で決勝へ、メインイベンターの存在を顕著にした。トップは、中国のリーパヲトンで、8アンダーで並み居る強豪を抑えて堂々の首位に立った。デイ、ケプカ、ローズを優勝候補に挙げていたが、やはり牙城に迫る勢いは朽ちない。飛ばし屋が有利ではないハーデイングパーク、グリーンサイドのスクランブルリンクが物を言う、本物志向のPGA選手権である。世界一のプロゴルファーを目標に各選手が鎬を削る4日間、160名から半数以上が落脱、メジャーの開門には、並々ならぬ闘志と実力が備わっていないと触れることさえできない。日本のプレヤーがメジャーを戦うためには、経験値が高いクラブの存在が、わが国にないので、不利な要素が多すぎる。ゴルフ技術が進歩していない現在を考えると、メジャーがまさに遠く感じるのは、記者だけか。松山英樹だけに日の丸を背わせるのは、いささか気が引ける現状である。檄致でも論評してきた通り、日本のゴルフの世界水準への挑戦は、始まったばかりであるにしても、世界水準の狼煙を揚げるのは、各ゴルフの識者がこぞって研鑽し全アングルからプロゴルファーの徹底した教育指導をする意気込みを忘れてはならない。世界水準に達する選手育成には、技術を磨くコースが提供されなければ、絵にかいた餅になろう。体、精神、技術、知能、判断力、決断力、語学、資金、おしなべて、それぞれが必要であろう。一人の努力で、マスターできない範疇であるがために、国家戦力と思考しても差しつかえない。 大学生になってからでは、遅い。小学生のころから、徹底した英才教育を促し、国家プロジェクトの中に、未来の像を作っていく心がまえを期待する。すでに、世界は、ジュニア教育に時を待たない。 この点だけでも、わが国は、遅れている。一応、JGAやPGAなど組織がお飾り的にレッスン教室と試合を挙行しているが、めぼしくない。理由は、教育の「根本原理を理解していない無手勝流的な上からの押し付けであるからだ。ジュニアで育っても、日本のプロになるだけで、とても世界水準どころか、アジアの水準にも届かない欠陥性教育で欠落がはなはだしい。だから、第2の松山英樹は、誕生しない。松山さえ、英語に苦心して今一つ、波に乗り切れない状況を理解してほしい。

語学は、前述の如く、体、精神、技術、語学と位置付けてもいいほど、プロが世界で活躍するためには、情報の収集が自由に手に入らなければ、試合に集中できない。これはあくまで、わが国のプロではなく、諸外国で活躍するプロをターゲットにした話であるから、誤解しないでほしい。(古賀剛大) 

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アジアの解放を知るべし!!!アジア人の逆襲と成功

2020-09-08 | 危うい日本のゴルフの世界

 

スディルマン将軍像献花式

セントジョセフ国際大學

国際社会工学部 教授

 古賀 剛大 様

8月17日、インドネシア独立記念日に、防衛省内に立つインドネシアの国民的英雄スディルマン将軍像への献花式が行われました。防衛省からは防衛大臣代理の渡辺幸一政務官、インドネシアからはトリ・プルナジャヤ臨時大使が駐在武官10名とともに出席しました。

葛城奈海、献花式実行委員長が下記の挨拶を行いました。

   日本語原文:http://hassin.org/01/wp-content/uploads/Sudirman.pdf

   英訳文:http://www.sdh-fact.com/CL/Sudirman_e.pdf

2011年にインドネシア国防省から日本の防衛省にスディルマン将軍の像が送られてきました。鳩山政権下だったためか、像はしかるべき扱いを受けないままでした。

このことを知った加瀬英明先生が呼びかけ人となり、8月17日の独立記念日に、スディルマン将軍像への献花式を行おうということになり、今年はその6回目の献花式でした。

インドネシアは1945年8月17日に独立を宣言しましたが、旧宗主国オランダはそれを認めず、イギリス軍とともにインドネシアに再上陸してきました。日本統治下で訓練を受けたPETA(郷土防衛軍)を主体とするインドネシア共和国軍は、日本軍残留兵士2000名の支援も受け、4年5か月にわたる独立戦争を戦い抜き勝利しました。共和国軍の初代司令官がスディルマン将軍です。約80万の犠牲者という代償を払っての独立でした。

この独立戦争の真っ最中、東京では極東軍事裁判が開かれ、日本は侵略者、戦争犯罪国として裁かれていました。その裁判を行っていた連合軍が、同時にインドネシアで正真正銘の侵略戦争を行っていたのでした。

何とこのことを記述した「新しい歴教科書をつくる会」の新年度版が、文科省の検定で「不合格」となったのです。「インドネシアは今でも独立が日本の戦いを機縁として実現したこのに感謝の心を持っていたのです。」という記述は、「感謝しているかどうか不明」という理由で不合格とされたのです。日本にだけスディルマン将軍像を送ってきて、献花式に大使迄が出席しているというのに、「感謝」しているかどうか?などと不合格にする教科書調査官、教科書は適切に検定されている言い張る文科大臣、一体どうなってるのでしょうか?

令和2年9月7日 「史実を世界に発信する会」 茂木弘道

 

A Ceremony Offering Flowers to the Statue of General Sudirman

 

   On August 17, 2020, a Flower Offering Ceremony to the Statue of General Sudirman of Indonesia was performed in the presence of the Acting Ambassador of Indonesia and Mr. Watanabe Koichi, Parliamentary Vice-Minister of Defense, on the premises of the Ministry of Defense. 

   Ms. KATSURAGI Nami, Chairperson of the Executive Committee for the Ceremony of Offering Flowers to the Statue of General Sudirman gave the following speech:

   URL: http://www.sdh-fact.com/essay-article/1586/

PDF: http://www.sdh-fact.com/CL/Sudirman_e.pdf

In 2011, the Indonesian government presented to the Japanese Ministry of Defense a statue of General Sudirman. The Hatoyama cabinet that time did not bother to pay respect to the statue.

   Mr. Kase Hideaki, chairman of the “Society for the Dissemination of Historical Fact”, found out and organized a team of volunteers to hold a Flower Offering Ceremony to the Statue. This year is the sixth time such a ceremony occurred.

   On August 17, 1945, Indonesia declared independence under the leadership of Sukarno and Mohammad Hatta. However, the Netherland denied independence and sent its army along with the British army, to Indonesia. The Indonesian republic army, with the assistance of 2,000 Japanese ex-Imperial soldiers, fought a four-year and five month long war of independence. The first commander was General Sudirman. The war took nearly 800, 000 Indonesians.

   During this war for independence against the Dutch and British, the Allies conducted the International Military Tribunal for the Far East in Tokyo, labeling Japan an “aggressor” and executing 7 Japanese leaders for “crime against peace”.

   Ms. Katsurragi’s words should be interpreted within this context.

“I can never forget the impact I felt when I saw this statue for the first time. I felt as if General Sudirman was standing there, scowling at the Memorial Hall, which was a part of the former Imperial Japanese Army Academy auditorium where the Tokyo Trial took place, …. “

Questions are welcome.

 

MOTEKI Hiromichi, Acting Chairman

for KASE Hideaki, Chairman

Society for the Dissemination of Historical Fact

Phone: +81-3-3519-4366

Fax: +81-3-3519-4367

Email : moteki@sdh-fact.com

URL: http://www.sdh-fact.com

Note: Japanese names are rendered surname first in accordance with Japanese custom.

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