ゴルフタイムスの世界   Eagle Eye

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石川遼とUSツアー 19     遼と英樹

2013-07-22 | 危うい日本のゴルフの世界

松山英樹の全英は、6位入賞、全米オープン10位と世界の代表選手が競うゲームで、好成績を記録した。

世界ランキングも44位から34位へ躍進、日毎に、成長している頼もしい限りだ。

優勝のミケルソンとマキロイと初日、2日目を同伴したことで、世界が見えてきたのも収穫であった。ミケルソンのショートゲームのうまさに感服したし、パットのスキルがずば抜けているのも、英樹には、いい勉強になったのであろう。

今年の秋までに、20位以内に落ち着く可能性がある。遼は、今、研鑽のさなかで、いい成績ではないが、何が不足なのか、しっかり把握できているようだ。英樹の重い球,剛球に比較して、軽いが速度がある速球の遼は、鋭い切れ味で、世界を的に回して、手探りの勝利を目指している。

ミケルソンの全英の優勝は、何を物語るか、一言でいえば、勝ち方を知っていること、パットの柔軟性と的確性、完成度が近い。背丈は、190cmでタイガーを5センチ、置いていく。詰り、大男なのだ。タイガーは、優勝候補の筆頭であったが、失速・185cmの背丈が必要の時代か。

思うようなマネジメントができず、バンカーにボールを置いて、苦心した跡が勝利を遠くした。ミュアフィールドは、バンカーとラフの制約こそ、クラレットジャグを抱くにふさわしい人物を描きだした。それが、フィルミケルソンとは、一角であるが、タイガー程のオッズには、なッていない。英樹をほめたフィルの優勝は、英樹にも、何よりのプレゼントと解釈する。

遼は、天才型のスラッガーであり、人気も高い。英樹の活躍が、なお一層、遼に刺激を与え、ブラックホールから、脱出できる処方箋であると言える。まずは。英樹が、優勝戦線において、切磋努力を惜しまず,前進しているのは、ゴルフ社会の隠れた希望であると言っておく。この二強時代に、誰がその間に入っていくか、これまた、国内ゴルフ面白さと感激を呼び起こす毛色の違った人たちから、批判が嵩じる運命を背負う。

遼と英樹、同時代のトップが、世界をどう挑むか、考えるだけで、眠りが浅い。

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2020年オリンピック東京招致ゴルフ競技会場を霞ヶ関カンツリー倶楽部に決定 [2013/01/08]
東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会は1月7日、霞ヶ関カンツリー倶楽部をゴルフ会場と記載した立候補ファイルを正式に国際オリンピック委員会(IOC)に提出いたしました。

世界平和のために、人類の英知をくまなく、スポーツの祭典にかけて、応援しましょう。栄光あれ!!!

 

 

 

 

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