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曹洞宗大本山永平寺を訪ねる

2016-01-28 10:40:15 | 観光

曹洞宗大本山・永平寺
寛元2(1244)年、道元禅師によって開創された曹洞宗の第一道場である。中国禅宗に由来する七堂伽藍の建物が建ち並ぶ。伽藍とは僧侶が集まり修行する清浄な場所を意味し、後には寺院の主要な建物群を意味するようになった。
永平寺では、法堂(はっとう)、仏殿、僧堂、大庫院(だいくいん)、山門、浴司(よくす)、東司(とうす)を称する。



一葉観音
道元禅師が大海を渡るときに大シケにあい、観音経を念じると一葉観音が現れ海が静まった。


傘松閣(さんしょうかく)
156畳敷きの大広間。別名「絵天井の大広間」で、著名な画家144名によって230枚の花や鳥を中心とした色彩画が描かれている。
    



南方の守護神・増長天像                   西方の守護神・広目天像

北方の守護神・多聞天像                   東方の守護神・持国天像
山門四天王
中国唐時代仕様の楼閣門には仏教の守護神である四天王が安置されている。


法堂(はっとう)
七堂伽藍の一番高くに位置している。説法の道場で、朝のお勤めが行われる。「法王法」の扁額が掲げられている。


仏殿
七堂伽藍の中心にあり、須弥段(しゅみだん)には、過去・現在・未来の釈迦牟尼仏(お釈迦様)3体を祀っている。「覚皇宝殿」の扁額が掲げられている。




僧堂
雲堂と称す。修行僧が教えに従い座禅し、食事をし、睡眠をとる道場。




承陽門と承陽殿
開山道元禅師のお霊屋(墓)。




回廊


浴室


報恩塔(納経塔)
写経を納める塔


鐘楼堂
重さおよそ5tの梵鐘は1日4回撞く。

訪れた日:2015.10.17

昨年大晦日のNHK「ゆく年くる年」のトップに放送されたのが、この永平寺であった。
年の締めくくりに その年に訪れた寺院が放送されることは、しかもトップに放送されたことはうれしい。その年に訪れたことに意義があったのかと感ずる。と云うのも、
富山のあるお寺を訪ねた数年前、今回同様「ゆく年くる年」でその寺のトップ放送を見たことがあった。その時は北陸大地震の翌年の放送であった。だから今回の放送も何か意味あるかなとも思う。
年が変わり、年賀状が陸前高田のある団体から届くサプライズがあった。黒々とした達筆な毛筆であて名書きされていて、感動した。今年が5年目という節目だから届いたのであろう。早い復興を望む。

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