桜が咲く季節に京都を歩く。
伏見稲荷大社
3万社の「お稲荷さん」の総本宮。和銅4(711)年にご鎮座され、平成23年には1300年を迎えた。
境内には、本殿に脇に枝垂桜が1本、社務所前に八重桜が1本、植えられている。
琵琶湖疏水沿い
蹴上インクライン
南禅寺近くの琵琶湖疏水に沿っておよそ90本の染井吉野が咲いている。
南禅寺
安土桃山時代の大泥棒で豊臣秀吉の手勢に捕らわれた、石川五右衛門が山門の上で「絶景かな」と云ったそうで、その山門の楼上から境内の桜を一望できる。
禅林寺永観堂
"もみじの永観堂"と呼ばれるほど、紅葉のイメージが強い永観堂であるが、庭園内には数種類の桜が咲く。
熊野若王子神社
裏山には、陽光桜が植えられている。室町幕府足利尊氏・義政がのこの辺りで花を愛でる宴を開いたと云われる桜の名所。
哲学の道
熊野若王子から銀閣寺参道までの琵琶湖疏水路に沿っておよそ2kmにわたり、染井吉野など500本ほどの桜がトンネルをつくっている。近くに居を構えていた日本画家の橋本関雪(かんせつ)と夫人が、大正(1922)年に桜の苗木を植樹したことから誕生した。そのため、桜並木を「関雪桜」とも呼ばれる。この道は、もともとは疎水管理用の小道であった。
岡崎神社
紅枝垂れ桜、八重の紅枝垂れ桜が植えられている。
ウサギは多産なことから、子宝に恵まれ、子授け・安産の神とされる祭神(奇稲田姫命=くしいながひめのみこと)の使者とされた。
平安神宮
左近の桜
八重紅枝垂桜を主に20種類300本が植わっていて、花の季節にはライトアップされる。応天門を通って境内に入ると、向かって右側に「左近の桜」が見える。
谷崎潤一郎の『細雪』、川端康成の『古都』の春の舞台になった。
疏水の桜を舟から楽しむ
知恩院
風格ある三門の左右に、また境内で、200本余の染井吉野や山桜などが咲く。
建仁寺
境内のあちらこちらに桜を見る事ができる。また塀越しに咲く桜も京都らしい風情がある。華やかな花街と隣り合わせに位置するが、境内は静かで落ち着いた雰囲気がある。
安井金毘羅宮
悪縁を断ち良縁を結ぶご利益を授かる神社。祇園花街に近いことから、桜が咲く春はピンク色に染まり、ご利益は一層と思われる。
祇園白川沿い
染井吉野32本、枝垂桜7本、山桜3本、さと桜1本の桜を見る。特に巽橋・辰巳大明神付近は、桜と石畳と柳が相まって京都らしさがかもしだされる。
京都御所
紫宸殿前の左近の桜
下鴨神社
京都で一番古い神社のひとつ(紀元前90年以前)。朱塗りの社殿に桜が映える。
清水寺
音羽山一帯の境内に染井吉野、山桜など1000本ほどの桜が咲き誇り、雄大な景色が堪能できる。「清水の舞台」からの桜も絶景。また、三重塔の周辺の桜も見応えがある。
松原通り
地主神社(じしゅじんじゃ)
一樹に八重と一重の花を持つ「地主桜」まだツボミ
平安時代の初め、嵯峨天皇は、あまりの美しさに二度、三度と車を引き返しては眺めたと云われることから「御車返し(みくるまかえし)の桜」とも呼ばれた。
四条鴨川沿い
鴨川左岸の三条通~七条通は「花の回廊」と呼ばれる地域。ここを中心に御池通~五条通の約1.8キロに桜並木がある。特に三条大橋~四条大橋辺りが花見客で賑わう。
高瀬川沿い
森鴎外の小説「高瀬舟」に出てくる高瀬川。伏見に通じる高瀬川沿いの四条から五条の間に染井吉野が植えられており、その数およそ200本。
訪れた日:2019.4.1~4.3
伏見稲荷大社
3万社の「お稲荷さん」の総本宮。和銅4(711)年にご鎮座され、平成23年には1300年を迎えた。
境内には、本殿に脇に枝垂桜が1本、社務所前に八重桜が1本、植えられている。
琵琶湖疏水沿い
蹴上インクライン
南禅寺近くの琵琶湖疏水に沿っておよそ90本の染井吉野が咲いている。
南禅寺
安土桃山時代の大泥棒で豊臣秀吉の手勢に捕らわれた、石川五右衛門が山門の上で「絶景かな」と云ったそうで、その山門の楼上から境内の桜を一望できる。
禅林寺永観堂
"もみじの永観堂"と呼ばれるほど、紅葉のイメージが強い永観堂であるが、庭園内には数種類の桜が咲く。
熊野若王子神社
裏山には、陽光桜が植えられている。室町幕府足利尊氏・義政がのこの辺りで花を愛でる宴を開いたと云われる桜の名所。
哲学の道
熊野若王子から銀閣寺参道までの琵琶湖疏水路に沿っておよそ2kmにわたり、染井吉野など500本ほどの桜がトンネルをつくっている。近くに居を構えていた日本画家の橋本関雪(かんせつ)と夫人が、大正(1922)年に桜の苗木を植樹したことから誕生した。そのため、桜並木を「関雪桜」とも呼ばれる。この道は、もともとは疎水管理用の小道であった。
岡崎神社
紅枝垂れ桜、八重の紅枝垂れ桜が植えられている。
ウサギは多産なことから、子宝に恵まれ、子授け・安産の神とされる祭神(奇稲田姫命=くしいながひめのみこと)の使者とされた。
平安神宮
左近の桜
八重紅枝垂桜を主に20種類300本が植わっていて、花の季節にはライトアップされる。応天門を通って境内に入ると、向かって右側に「左近の桜」が見える。
谷崎潤一郎の『細雪』、川端康成の『古都』の春の舞台になった。
疏水の桜を舟から楽しむ
知恩院
風格ある三門の左右に、また境内で、200本余の染井吉野や山桜などが咲く。
建仁寺
境内のあちらこちらに桜を見る事ができる。また塀越しに咲く桜も京都らしい風情がある。華やかな花街と隣り合わせに位置するが、境内は静かで落ち着いた雰囲気がある。
安井金毘羅宮
悪縁を断ち良縁を結ぶご利益を授かる神社。祇園花街に近いことから、桜が咲く春はピンク色に染まり、ご利益は一層と思われる。
祇園白川沿い
染井吉野32本、枝垂桜7本、山桜3本、さと桜1本の桜を見る。特に巽橋・辰巳大明神付近は、桜と石畳と柳が相まって京都らしさがかもしだされる。
京都御所
紫宸殿前の左近の桜
下鴨神社
京都で一番古い神社のひとつ(紀元前90年以前)。朱塗りの社殿に桜が映える。
清水寺
音羽山一帯の境内に染井吉野、山桜など1000本ほどの桜が咲き誇り、雄大な景色が堪能できる。「清水の舞台」からの桜も絶景。また、三重塔の周辺の桜も見応えがある。
松原通り
地主神社(じしゅじんじゃ)
一樹に八重と一重の花を持つ「地主桜」まだツボミ
平安時代の初め、嵯峨天皇は、あまりの美しさに二度、三度と車を引き返しては眺めたと云われることから「御車返し(みくるまかえし)の桜」とも呼ばれた。
四条鴨川沿い
鴨川左岸の三条通~七条通は「花の回廊」と呼ばれる地域。ここを中心に御池通~五条通の約1.8キロに桜並木がある。特に三条大橋~四条大橋辺りが花見客で賑わう。
高瀬川沿い
森鴎外の小説「高瀬舟」に出てくる高瀬川。伏見に通じる高瀬川沿いの四条から五条の間に染井吉野が植えられており、その数およそ200本。
訪れた日:2019.4.1~4.3