水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
水が流れるままに自然科学的な眼で解析・コメントして交流できたらと思います。

「水」とはどのようなものか?に係る記載(汚染物質に対する環境水の浄化技術の調査)

2012-11-29 | 食糧・エネルギー・資源の自給関連

'12-11-29投稿

 既報に記載したように、中国の沿岸都市、ヒマラヤ山脈からグレートプレーンズまで世界中のあらゆるところで、淡水が不足しつつあります。

 この淡水不足の要因は、基本的には、1)人口増に伴なって人々が水を消費するペースは、自然が水を循環させるペースを上回っている。2)従来から言われる重金属鉱床などから漏洩した公害化学物質によって水源が汚染されている。3)原発事故などによって地下水が汚染されている。

 ・・・ことによって、

・河川、地下水の汚染による安全な飲料水、生活用水の減少
・海からの安全な資源(魚介類、海藻)の減少
・陸からの安全な資源(米、野菜)の減少

に影響すると思われます。

  (google画像検索から引用)

上記1)~3)に着目して、今後は水不足を対策するビジネスが発展していくと思われます。

 以下、既報でも記載しましたが、妄想?杞憂かもしれませんことを
予め断っておきます。

 今までの調査結果から、上記1)~3)の対策としてどのような水浄化システムが適応できるのか?個人的に関心があり、その概要を考えてみました。

1)人口増による

 コストはさておいて、中国沿岸地域などでは海水の淡水化技術の応用が考えられます。

 一方、日照りなどによって渇水状態になった場合、河川、湖・沼・池周辺の内陸地域などでは人口降雨剤などによって降水量を増加するしかないのか?、また、然るべきインフラが整備されていない場合は沿岸部からローリー輸送するのでしょうか? 生活用水は高くなり農業用水どころではないことが起こるのか?

2)従来から言われる公害化学物質による

 重金属のカドミウム汚染などは、イオン交換、凝集沈殿などによって回収して、浄化すれば、原理的に可能と想われます。地下水などに混入して広範囲に拡散した場合は厄介なこととなりますが、微量分析技術を併用して水を浄化しなければならないのか?

3))原発事故などによる

 基本的には、設備の規模は別として、福島原発の放射能を含有する冷却水の浄化回収システムの応用が考えられます。問題は福島原発と同様、回収した放射性物質の廃棄処分が問題となってくると想われます。

  今回は、わが国の下記の最新のさまざまな環境汚染物質に対する水の浄化技術について調べました。上記に係る具体的な処方に係る記載は次報にて今までの関連投稿を参照して整理してみたいと思っています。

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