水徒然

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土石の液状化に係る記載を調べました。(猛暑で雨の温度はどの程度上昇するか?)

2011-07-30 | 日記

'10-09-07投稿、強調
 
昨今の土砂崩れの原因解析と対策は専門家、土木業者が検討中だと思いますが、従来の常識では考えられない異常気象・豪雨によって土砂災害が世界各地で発生しています。

 
地球温暖化に基づく「気温」「海水温」の上昇は報道されるところでありますが、水温の上昇に伴って、表面張力、粘度が小さくなることによって、土砂への水の浸透、流動性が増大して土石の液状化が起き易くなることも考えられます。

 また、雨自体の温度上昇および温められた大地(土砂)によって、水の温度が高くなると、土中微生物の棲息環境に影響することも考えられます。 

 
 一般的に、水温が高くなると、水の粘度(cP)、水の表面張力(dyne/㎝)が低くなることは知られています。
 水温(℃)       : 0    10   20   25   30   35   
  粘度(cP{mPa・s})   : 1.79 1.31 1.00 0.89  0.80  0.72   
   表面張力(dyne/㎝) :
75.6 73.0  72.8  72.0   71.2  70.4  

  
  雨の温度が気温(季節)によってどのように変化するのか
調べました。 
 YAHOO知恵袋によれば、 
「・・・通常、雨は上空では氷の粒になっていて、地上に降ってくる最中に解けて水滴となり、空気中を通る間に大体3~5度くらいになるとのこと。 また、冬の場合、雨に雪が混じるみぞれになっている時は、大体0度で、夏の場合は上空でも氷にはならない事があり、温かい雨と表現される通り 台風やスコールなどで降る雨は5度以上ある・・・」とのことでした。 
 
同等な降水量下で、気温が高い夏場と低い冬場での土砂災害がどのようであるのか?

また、通常の雨雲と比較して、微粒子のエアロゾルが含まれている火山雷雲、放射性雲などはどのように構成されているのだろうか?
雲の高さは同じなのか? 
google画像検索から引用した雷雲のモデル図によれば、雲(水滴など)はおおよそ2000~12000mに存在しているようです。


余りにも多い降雨量は雲中に人工降雨剤剤的な効果をもつエアロゾルがあるのだろうか?
 

年々エスカーレートする豪雨。水の温度が土石流に影響しているのだろうか?



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