山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
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奥の細道・村上と新潟(その7)

2014-07-02 | 街道歩き

浚渫作業です。
大きな爪のついたバケットを川の底に沈めて
引き揚げるとたくさんの土砂が入っています。
これを奥にある船に入れていました。

※この仕事は信濃川がある限りなくならないようです。



ここにはいろんな建物が集められています。
これは旧新潟市庁舎で、現在は博物館になっています。
この日は燻蒸作業中で休館でした。



反対側にある建物です。
旧第四銀行・住吉支店の建物をここに移築したそうです。
1階はレストラン、2階は会議室になっています。




佐渡汽船・ときわ丸が佐渡に向かって出港します。
操舵室の上と煙突の赤い部分は「朱鷺」を表現しているそうです。




その場で方向転換し、船首を沖合に向けました。




静かに離れて行きました。
佐渡まで約2時間20分の船旅です。
カモメ(ウミネコ)がたくさん追いかけています。
カッパエビセンをねだっているようです。



旧第四銀行の中に入ってみました。
天井が高く、なかなかきれいなレストランでした。





ワインもたくさんあるようです。
今回はここで食事をする時間がありませんでした。




旧新潟税関庁舎の建物です。
明治2年に建てられ、アーチ形の入り口やなまこ壁は
新潟の大工さんが西洋建築をまねて造ったそうです。
国の重要文化財に指定されています。




こんなモニュメントがありました。




新井満さんは新潟市の出身だそうです。
これと同じようなモニュメントが北海道の大沼湖畔にも
あるそうです。
新井満さんは静かな大沼湖畔でこの歌を作詞作曲したそうです。




さてここでガイドさんと合流しました。
ガイドさんが2名いたので、6人ずつに分かれました。
一番右が現地ガイドさんです。



このあたりには堀が多かったそうです。
現在はほとんどの堀が埋められているようです。
このように少し残して雰囲気をだしていました。
水は浅いので、子供が水遊びしても危険はなさそうです。



再開発した街のようです。
電線を地中化してスッキリした街並みになっています。



湊稲荷神社です。




拝殿までに3つもの鳥居を潜ります。




ここには「願掛け高麗犬」があります。
昔、船乗りが遊びにくることを願う町の女たちは、西風が吹いて
船が足止めされるよう高麗犬の頭を西に向けたそうです。
実際に動かしてみたら、台座のところが回るようになっていました。



   ◎付 録

ときわ丸の離岸を動画で撮ってみました。
うまく方向転換するようすをご覧ください。