学生時代、軽音系クラブに所属していた。
大学には軽音系クラブが3つあり、それぞれが得意とする音楽ジャンルが分かれていて、邦楽などのポップスはフォークソング・クラブ、正統派ROCKは軽音学部、そして我らがミュージック・リサーチクラブはHRやヘヴィメタルを主食にしていた。
故に、所謂ヘビメタ野郎(たまにネエサン)が多く、新入生もデスメタルやらスラッシュメタルが好きな猛者ばかり。
特に、ドラムにはそういう濃い音楽が好きな奴が多かった。
その中で、「ていさん!(←後輩たちは、僕のことを実際こう呼んでいた)、パンテラやりましょう!」と声を掛けてきた1回生ドラマーがいた。
「パンテラ~?そんなん好きとちゃうよ」
「ギターむっちゃ上手いですから、きっと気に入りますよ」
なんてやり取りがあって、無理矢理?後輩に聴かされたのがきっかけでした。
(2005.8.13)
『COWBOYS FROM HELL』 (1990)
パンテラメジャーデビュー作。
いや~、このアルバムの1曲目のタイトル曲聴いた瞬間ブッ飛びました。
何に驚いたかって、そのギターリフのカッコ良さと音。そして切れ味鋭いリズム感。
こんなにグルーヴィでカッコ良い「ヘヴィメタル」はそうそうお目にかかれない。
この手のヘヴィネスバンドと明らかに違うのは、地元のギターコンテストで賞を総ナメにして来たダレルのギターに尽きる!何せフレーズセンスが最高で、惜しげもなく最高のリフネタを繰り出してくれる。
僕は曲を聴くというよりはダレルのギターばかり聴いてしまいます。
フィル・アンセルモの歌は全く耳に入らず、ギターリフが頭に残るという稀有な傑作アルバム。
『VULGAR DISPLAY OF POWER」(俗悪)』 (1992)
メロディの薄いバンドは嫌いやけど、このバンドは別。
「COWBOYS FROM HELL」そして、この大傑作アルバムを聴いて学生時代にコピーバンドまで組んでしまう程ハマりました。
この音を再現したくてこのダレルの独特ドンシャリのギターの音色を研究したんやけど、如何せん当時の僕の愛器がシングルコイルのフェンダーの「ストラト」だったんで部員からは失笑モンでした。
(実際ライブではストラトで演奏したんやけどね...)
ダレルはセンス最高のテクニシャンで、オリジナリティがあり、本当にリフのセンスがいい。
彼の特長は、リズムの「裏」。ここがポイントです。
普通、スラッシュ系のバンドはダウンピックでリフを刻むのが常套やけど、逆にアップピッキングにアクセントを置くリフは独特のノリとグルーヴ感を生む。それは③ WALK のメインリフ、② A NEW LEVELのイントロのテンポチェンジ後のリフ、⑨ REGULAR PEOPLEのリフを聴けば分かってもらえると思います。
① MOUTH FOR WAR は美味しいリフがテンコ盛りで曲の疾走していく展開が非常にカッコ良い。メインリフは何気に小節の頭が掴みにくく、リズムのワザを聴かせてくれます。
④ FUCKING HOSTILE ようなスラッシーでキレの良い曲も、② A NEW LEVELのようなヘヴィな曲も、ある意味ポップなので聴きやすい。
ラストのバラードもしっとりかな?と思ってると、突如ヘヴィネスな曲に変身する。
流石です(笑)
大学には軽音系クラブが3つあり、それぞれが得意とする音楽ジャンルが分かれていて、邦楽などのポップスはフォークソング・クラブ、正統派ROCKは軽音学部、そして我らがミュージック・リサーチクラブはHRやヘヴィメタルを主食にしていた。
故に、所謂ヘビメタ野郎(たまにネエサン)が多く、新入生もデスメタルやらスラッシュメタルが好きな猛者ばかり。
特に、ドラムにはそういう濃い音楽が好きな奴が多かった。
その中で、「ていさん!(←後輩たちは、僕のことを実際こう呼んでいた)、パンテラやりましょう!」と声を掛けてきた1回生ドラマーがいた。
「パンテラ~?そんなん好きとちゃうよ」
「ギターむっちゃ上手いですから、きっと気に入りますよ」
なんてやり取りがあって、無理矢理?後輩に聴かされたのがきっかけでした。
(2005.8.13)
『COWBOYS FROM HELL』 (1990)
パンテラメジャーデビュー作。
いや~、このアルバムの1曲目のタイトル曲聴いた瞬間ブッ飛びました。
何に驚いたかって、そのギターリフのカッコ良さと音。そして切れ味鋭いリズム感。
こんなにグルーヴィでカッコ良い「ヘヴィメタル」はそうそうお目にかかれない。
この手のヘヴィネスバンドと明らかに違うのは、地元のギターコンテストで賞を総ナメにして来たダレルのギターに尽きる!何せフレーズセンスが最高で、惜しげもなく最高のリフネタを繰り出してくれる。
僕は曲を聴くというよりはダレルのギターばかり聴いてしまいます。
フィル・アンセルモの歌は全く耳に入らず、ギターリフが頭に残るという稀有な傑作アルバム。
『VULGAR DISPLAY OF POWER」(俗悪)』 (1992)
メロディの薄いバンドは嫌いやけど、このバンドは別。
「COWBOYS FROM HELL」そして、この大傑作アルバムを聴いて学生時代にコピーバンドまで組んでしまう程ハマりました。
この音を再現したくてこのダレルの独特ドンシャリのギターの音色を研究したんやけど、如何せん当時の僕の愛器がシングルコイルのフェンダーの「ストラト」だったんで部員からは失笑モンでした。
(実際ライブではストラトで演奏したんやけどね...)
ダレルはセンス最高のテクニシャンで、オリジナリティがあり、本当にリフのセンスがいい。
彼の特長は、リズムの「裏」。ここがポイントです。
普通、スラッシュ系のバンドはダウンピックでリフを刻むのが常套やけど、逆にアップピッキングにアクセントを置くリフは独特のノリとグルーヴ感を生む。それは③ WALK のメインリフ、② A NEW LEVELのイントロのテンポチェンジ後のリフ、⑨ REGULAR PEOPLEのリフを聴けば分かってもらえると思います。
① MOUTH FOR WAR は美味しいリフがテンコ盛りで曲の疾走していく展開が非常にカッコ良い。メインリフは何気に小節の頭が掴みにくく、リズムのワザを聴かせてくれます。
④ FUCKING HOSTILE ようなスラッシーでキレの良い曲も、② A NEW LEVELのようなヘヴィな曲も、ある意味ポップなので聴きやすい。
ラストのバラードもしっとりかな?と思ってると、突如ヘヴィネスな曲に変身する。
流石です(笑)