(TxT)<戯れ言ですよ

とみーのにっき&おえかきちょう

スイートプリキュア♪ 第35話 ジャキーン!遂にミューズが仮面をとったニャ!

2011年10月31日 | 視聴済アニメごった煮
体型違いすぎだろうよ。

 そんな今回のお話は…
 メフィストが、また加音町(かのんちょう)にやってきた!ネガトーンを生み出し、かなしい音楽をえんそうさせるメフィスト。
 響たちは、プリキュアに変身してネガトーンにたちむかうわ。するとメフィストは、ネガトーンに悪のノイズをおくり、さらにネガトーンをパワーアップさせるの…!
 そのとき、響があることに気づくの。そういえば…エレンもセイレーンだった頃、耳につけたヘッドフォンから流れる悪のノイズを聞いて悪のこころにそめられた…。
 メフィストも耳にヘッドフォンをしてる。もしかして…!?
 そんな中、メフィストは自分をネガトーンに変化させて、おそいかかってきた!プリキュア大ピンチ…!
 そこへとつぜんキュアミューズがあらわれ、メフィストにむかっておどろきの言葉をさけんだ!
 そして…ついにミューズの正体があきらかになる!
 以上公式のあらすじ。

 お話はまぁ、サブタイ通りミューズが仮面をとったよ、という話。割とそんだけのような気がしないでもない。
 ミューズがメフィストを庇ったのは何故か、という所から始まり、プリキュアが何のために戦うのかという方へ持っていき、ようやくメフィストが操られている事に気付いて、プリキュアはみんなを守るために戦うんだ!というまぁ、シリーズをずっと見てきた者にとっては至極当然な結論をたたき出し、ミューズがそれに応える。というのが大体の流れ。
 前回ミューズがした事によって、今回加音超の人々がネガティブ音波でネガティブになってしまって、自分のした事によって引き起こされる不幸を演出していたのはよかったのだけど、それが弱いんだよなぁ。
 その辺割りとさらりと流していて、ミューズのメフィストを守りたいという気持ちと、プリキュアの使命との板挟みにあっているんだから、その苦悩はもっと強く印象付けるべきなんじゃないだろうか。そうだからこそ、他のプリキュアの皆さんが戦っている間に手を出せず影から見ている事しか出来ない、どうすればいいのか分からず立ちすくむ彼女が、メロディの決意によって心動かされることに高揚感があると思うのだが。
 ミューズの苦悩が劇中あまりよく分からないし、プリキュアがみんなを守るために戦うってのは、熱心にシリーズを見てきた者としてはもちろん、メインターゲットの皆さんとしても、正義のスーパーヒロインがみんなのために戦わないでどうするという話だし、そういう点も見ても盛り上がりに欠ける。
 盛り上がりに欠けるという点では、プリキュアの皆さんが戦闘中に悠長に路地裏で会議しているのもどうなんだ(笑)。まぁメフィストが操られていると気付く前まではまぁ百歩譲って良いとしても、気付いた後は、並みいる攻撃をよけたち喰らったりしつつ、操られているメフィストを攻撃できないどうしよう、みたいなピンチ感が欲しかった所だ。
 そういった中で結論を出し、果敢に立ち向かっていく響たちを見せてこそ、引っぱりに引っぱったおいしい場面、ミューズが間に入り正体を明かすにインパクトがあるもんではなかろうか。
 第3クールの山場だというのに、ちょっとおとなし過ぎるのは残念だ。もっとピンチに絶対あきらめない、そして大切な人々を救うというプリキュア魂を熱く見せてほしかった。

 さて、今回の目玉はやはりミューズであるが、冒頭にも書きましたが、いやちょっとズルくないか?と見ていて思ってしまった。
 だってさぁ、仮面バージョンの時は響きたちと手足に長さ一緒だし胸もあるしで、どう見てもアコと同じ体型のミューズとの違いが説明つかないではないか。きっとメインターゲットの皆さんも「んんっ?」と思ったのではないだろうか。いくら途中でバレたくなかったとはいえ、ちょっと無理があったんじゃなかろうか。
 展開としてはメフィストの娘という設定で、ああなるほど彼を庇ったのはそういう事かとうなずけるが結構唐突ではある。どうせここ第3クールの終わりまで引っぱるのであれば、それまでにそれっぽい何かは端々に含ませるような興味の引き方をしておいてもよかったのではないだろうか。
 まぁしかし、親子で擬似的に対立しているわけですから、次回、おそらくはメフィストとの事を決着付けるであろうから、上手いこと感動的にしてくれる事を期待したい。

 個人的な所としては、いても立ってもいられなくなりアフロディテが人間界へ降臨しようとする所で、音吉さんがそれを止めた事だろうか。
 つーことはだ。音吉さんはメイジャーランド関係者、ってことになるわけだが、まぁこれまですごく知ったふうな口をきいていたのでさもありなんといった感じではある。
 しかしなんですな。音吉さんはもうなんでも知ってる人だよなー。もうなんでも彼に任せちゃえば良いような気がしてくるよ(笑)。

 なんか今回は文句ばっかりですが……正直、いい所はなかったな(笑)。次回を期待したい。

今週のまたみてね
 今回のまたみてねは「フェアリートーンたち。ドドリーもいるよ」でした。
 いやぁしかし、ついにプリキュア史上初の小学生プリキュアの誕生ですなぁ。アコの初登場は6話なのでまぁ引っぱりに引っぱりましたな。
 途中、ミューズの存在を忘れかけるような出番のなさでもあったし、そういった観点から言っても、やっぱり彼女の正体を気にさせる某はいろんな所で見せておくべきだったような気がします。


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