(TxT)<戯れ言ですよ

とみーのにっき&おえかきちょう

花咲くいろは 第23話 夢のおとしまえ

2011年11月17日 | 視聴済アニメごった煮
これからどうしようかっていう話。

 そんな今回のお話は…
 四十年欠かさずつけてきた業務日誌を誰かに引き継いでほしいという電六の申し出。
 それを了承したスイは、ある重大な決心を緒花に告げる……。
 後日スイの気持ちを知ることとなった喜翆荘の人々は、普段と同じよう仕事をこなしながら、これからの自分たちの行く末を思案していた。
 そんな中、崇子は縁が騙し取られたお金を取り戻すため東京に行くことを宣言。それを聞いたスイから、緒花も一緒に東京へ連れていってほしいと頼まれる。
 以上公式のあらすじ。

 お話としては、前回の喜翆荘を閉めるという流れを受けて、各々どうしようかと、とくには緒花が割と回りに流されながらどうしようか思案しているといった感じで、正直とくに某ない。
 今後のために東京へ一旦戻った緒花と、彼女の想い人孝一が緒花に対してどう思っているのかが分かれば内容的には良い。
 メイン所としては、孝一自身は緒花をフッたとは思っていないということで、まぁこれまでさんざ緒花が東京の男にフラれたとか言っておりましたが、別にそうはっきりと断言されたわけでもなく、勝手の緒花がそう思っていただけではあるものの、フラれたということにしておいて話を進めてあるので、冷静に考えれば「まぁそうなんだろうな」とは思うが、話の展開的にはその孝一の気持ちというのは初めて分かったような事実であるかのように見せているのは上手い。
 しかしなんだな。波子は当て馬であったか(笑)。もうちょっとその辺で何かしらあっても良かったように思うけどなぁ。波子のアタックが玉砕するとかの。
 基本この物語は喜翆荘のある湯乃鷺が中心なので(緒花が主役なんだから当然と言えば当然だが)、それとは別に「その頃東京の孝一は……」みたいなのがちょいちょいインサートしても良かったんじゃないですかね。今にして思えば。
 というのも、孝一云々は劇中ちょいちょい話には出るもののそれだけであって、物語の基本的な流れは喜翆荘で起こるアレコレだから印象が薄いんですよね。
 今ここでこうして緒花がいろいろあってかれに対する気持ちが変わり、片想いだ云々いうのであれば、喜翆荘での事と緒花の恋心はイコールくらい配分があっても良いような気がします。そう思うからこそ、東京で孝一がその頃どうしているかとか、波子に言い寄られて(?)どうなるんだ?みたいなのがあった方が、距離があってお互いしている事が分からないぶん、お仕事の方とは別にそっちも気に出来たのではないかと思います。
 まぁしかし、この物語の本分としては、やっぱり青春お仕事群像劇なのであろうから、見ているこっちとしても湯乃鷺=喜翆荘で緒花や取り巻く人々がなにしてどうするかを期待しているし、個人的なことを言うと、他人の恋路に全く興味のない者としては、緒花と孝一がくっつこうがどうなろうがどーでもいーというのがあるわな。
 ぶっちゃけ孝一云々に尺を割くくらいなら、喜翆荘関連に使ってほしいくらいである。結構ちょい役の孝一よりもスイがなに考えているかの方がよっぽど興味があるというものです。
 まぁそんなわけで、色恋云々にあんまり興味ない自分としては、結構退屈な話だったりする。どうせ上手くいくんだろうなーという予想もあるしなー。

 個人的な所としては、孝一が緒花と最後にあった時に飲んだコーヒーの味云々の所で、私がそんな思いで見たいのを引きずらないからか、スイブンとロマンチックなヤツだなぁと思ってしまったよ。みんなそういうこと考えるんかねー。
 自分はさっと切り替えてしまう質なので、全く孝一に感情移入みたいなものがなかったですよ。多分自分だったら波子とくっつく自身があるし(笑)。
 あ、だから友人D君に「外道」とか言われるのか(笑)。えー?でもなー。フツー据え膳喰わぬは男の恥だよなー。
 まぁそんな種族外道としては、どうでもいーっちゃぁどーでもいー話ではあったな。ホントむしろ喜翆荘の方が気になります。