a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

『揺れる』上演

2020-03-28 15:07:21 | 劇団員リレートーク
東京演劇アンサンブル公演
『揺れる』



最後まで、
揺れに、揺られて、
ハラハラな公演です。
それでもなお、
出演者一同、
毎日の体温測定を欠かさず、
元気に公演を継続しております。

松浦範子さん撮影の舞台写真が届いていますので、
出演者の姿を改めて公開いたします。


雨宮大夢


原口久美子


浅井純彦


奈須弘子


洪美玉


三木元太


大橋隆一郎


小田勇輔


篠澤寿樹


篠原祐哉


仙石貴久江


永野愛理


永濱渉


山崎智子


和田響き



残すところ2ステージ。
最後まで、
ご来場お待ちしております。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

東京演劇アンサンブル公演
揺れる

作/マリア・ミリサヴリエヴィッチ訳・ドラマトゥルク/高橋文子
構成・演出/公家義徳

日暮里d倉庫

2020.3.25(WED)-29(SUN)
3/25(水) 19:00
3/26(木) 14:00★/19:00
3/27(金) 14:00★/19:00
3/28(土) 14:00
3/29(日)14:00
★はLow Price Day2500円

アフタートーク!!! (各回終演後30分程度)
3/26木19時の回 安田純平さん(フリージャーナリスト)
3/27金19時の回 平良いずみさん(『ちむぐりさ』映画監督)
3/28土19時の回 高橋文子さん(翻訳・ドラマトゥルク)
小高慶子さん(Goethe Institut)
→聞き手はいずれも演出の公家義徳

■料金  当日=4,500円 一般3,800円 学生3,000円 Low Price Day2,500円
■前売  劇団事務所TEL:048-423-2521

webチケット申し込み
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明日は小屋入り~『揺れる』

2020-03-22 17:45:55 | 東京公演
いよいよ明日からは小屋入り。
最終通し稽古をちょこっと動画アレンジ。

まずは観てみてください。

https://gopro.com/v/PoeL798W7g3d2

ということで、
キャストのビジュアル公開?
です。

雨宮大夢


原口久美子


浅井純彦


奈須弘子


洪美玉


三木元太


大橋隆一郎


小田勇輔


篠澤寿樹


篠原祐哉 


仙石貴久江


永野愛理


永濱渉


山﨑智子 


和田響き



役名無し、
ト書き無し、
という難解な戯曲に果敢に立ち向かったキャストたちです。
ぜひ、お見逃しなく~。


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

東京演劇アンサンブル公演
揺れる

作/マリア・ミリサヴリエヴィッチ訳・ドラマトゥルク/高橋文子
構成・演出/公家義徳

日暮里d倉庫

2020.3.25(WED)-29(SUN)
3/25(水) 19:00
3/26(木) 14:00★/19:00
3/27(金) 14:00★/19:00
3/28(土) 14:00
3/29(日)14:00
★はLow Price Day2500円

アフタートーク!!! (各回終演後30分程度)
3/26木19時の回 安田純平さん(フリージャーナリスト)
3/27金19時の回 平良いずみさん(『ちむぐりさ』映画監督)
3/28土19時の回 高橋文子さん(翻訳・ドラマトゥルク)
小高慶子さん(Goethe Institut)
→聞き手はいずれも演出の公家義徳

■料金  当日=4,500円 一般3,800円 学生3,000円 Low Price Day2,500円
■前売  劇団事務所TEL:048-423-2521

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私たちを取り巻く「今」

2020-03-18 21:52:16 | 稽古場ブログ

『揺れる』、初日幕開きまで1週間となりました。

稽古場ブログ、今回は趣向を変えてパンフレットの没ネタをお送りします。今回の『揺れる』はこれまでのブログでも紹介したように、2014~15年くらいの時事ネタがたくさんちりばめられています。そこでパンフレット(公演にて販売予定!)では、近年の時事ネタを盛り込もうと決めました。毎度購入されている方にはお馴染みですが、時事ネタ以外にも演出家の公家や出演者の文章、ドラマトゥルク担当の高橋さんや原作者のミリサヴリエヴィッチさんの寄稿文など、戯曲を更に深く理解して掘り下げる要素が満載です。その中から、選外プラスアルファのネタをブログで公開!暗い話ばかり多い昨今ではありますが、少し未来への展望が開けるネタもお届けします。


蝗害

東アフリカで大規模発生。風に乗ってアラビア半島、パキスタンへ飛来。被害が拡大中。


ロヒンギャ難民

「国を持たない民族」ロヒンギャ。比較的浅い川を渡って隣国へ脱出。


常磐線全線で開通

東日本大震災以来、9年ぶりの全線再開。復興への一通過点として。


はやぶさ2

小惑星リュウグウでのミッションを終えて帰還中。順調なら2020年の年末に地球へ。



<<『揺れる』公演に際しての新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関して>>

東京演劇アンサンブルは、3月25日から29日までd-倉庫(日暮里)で行なわれる『揺れる』の公演を予定通り実施いたします。
ウィルスの感染予防、拡散防止には細心の注意を払い、以下の対策を講じております。
なお、発熱・咳など風邪のような症状が疑われるお客様は、ご来場前に医療機関にご相談くださいますようお願い申し上げます。
やむを得ずキャンセルされる場合には、必ず劇団事務所までご連絡ください。
劇団員とご来場のお客様がともにエチケットを守ることによって、
安全な空間を創り、安心して芝居を楽しんでいただきたいと願っておりますので、ご協力をお願い申し上げます。

対策として…
■客席の数を減らして客席間のスペースを確保します。
■会場受付、ロビーに消毒スプレーを設置いたします。
■トイレには液体石鹸を設置いたします。(こまめな手洗いでご協力願います)
■花粉症等でくしゃみの出るお客さまには、マスクをご持参の上、着用をお願い申し上げます。
■急な咳、くしゃみ等は、咳エチケット(ハンカチや衣服で口を覆う)をお守りくださいますようお願い申し上げます。
■受付・スタッフは、予防のためマスクを着用させていただきます。
■開演前の清掃、消毒、換気には最善を尽くします。

現在、キャスト・スタッフの体調は良好で、最後の追い込みの稽古に入っております。
客席数減となりましたので、お申し込みはお早目にお願い申し上げます。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

東京演劇アンサンブル公演
揺れる

作/マリア・ミリサヴリエヴィッチ訳・ドラマトゥルク/高橋文子
構成・演出/公家義徳

日暮里d倉庫

2020.3.25(WED)-29(SUN)
3/25(水) 19:00
3/26(木) 14:00★/19:00
3/27(金) 14:00★/19:00
3/28(土) 14:00
3/29(日)14:00
★はLow Price Day2500円

アフタートーク!!! (各回終演後30分程度)
3/26木19時の回 安田純平さん(フリージャーナリスト)
3/27金19時の回 平良いずみさん(『ちむぐりさ』映画監督)
3/28土19時の回 高橋文子さん(翻訳・ドラマトゥルク)
小高慶子さん(Goethe Institut)
→聞き手はいずれも演出の公家義徳

■料金  当日=4,500円 一般3,800円 学生3,000円 Low Price Day2,500円
■前売  劇団事務所TEL:048-423-2521

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『揺れる』初日まであと10日!

2020-03-15 21:35:51 | 稽古場ブログ

いよいよ公演初日まで10日を切りました。
『揺れる』、稽古も佳境を迎えております。







スタッフも集結。

アフタートーク情報も更新されております!

3/26木19時の回 安田純平さん(フリージャーナリスト)
3/27金19時の回 平良いずみさん(『ちむぐりさ』映画監督)
3/28土19時の回 高橋文子さん(翻訳・ドラマトゥルク)・小高慶子さん(Goethe Institut)


どうぞお見逃しなく。




<<『揺れる』公演に際しての新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関して>>

東京演劇アンサンブルは、3月25日から29日までd-倉庫(日暮里)で行なわれる『揺れる』の公演を予定通り実施いたします。
ウィルスの感染予防、拡散防止には細心の注意を払い、以下の対策を講じております。
なお、発熱・咳など風邪のような症状が疑われるお客様は、ご来場前に医療機関にご相談くださいますようお願い申し上げます。
やむを得ずキャンセルされる場合には、必ず劇団事務所までご連絡ください。
劇団員とご来場のお客様がともにエチケットを守ることによって、
安全な空間を創り、安心して芝居を楽しんでいただきたいと願っておりますので、ご協力をお願い申し上げます。

対策として…
■客席の数を減らして客席間のスペースを確保します。
■会場受付、ロビーに消毒スプレーを設置いたします。
■トイレには液体石鹸を設置いたします。(こまめな手洗いでご協力願います)
■花粉症等でくしゃみの出るお客さまには、マスクをご持参の上、着用をお願い申し上げます。
■急な咳、くしゃみ等は、咳エチケット(ハンカチや衣服で口を覆う)をお守りくださいますようお願い申し上げます。
■受付・スタッフは、予防のためマスクを着用させていただきます。
■開演前の清掃、消毒、換気には最善を尽くします。

現在、キャスト・スタッフの体調は良好で、最後の追い込みの稽古に入っております。
客席数減となりましたので、お申し込みはお早目にお願い申し上げます。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

東京演劇アンサンブル公演
揺れる

作/マリア・ミリサヴリエヴィッチ訳・ドラマトゥルク/高橋文子
構成・演出/公家義徳

日暮里d倉庫

2020.3.25(WED)-29(SUN)
3/25(水) 19:00
3/26(木) 14:00★/19:00
3/27(金) 14:00★/19:00
3/28(土) 14:00
3/29(日)14:00
★はLow Price Day2500円

アフタートーク!!! (各回終演後30分程度)
3/26木19時の回 安田純平さん(フリージャーナリスト)
3/27金19時の回 平良いずみさん(『ちむぐりさ』映画監督)
3/28土19時の回 高橋文子さん(翻訳・ドラマトゥルク)
小高慶子さん(Goethe Institut)
→聞き手はいずれも演出の公家義徳

■料金  当日=4,500円 一般3,800円 学生3,000円 Low Price Day2,500円
■前売  劇団事務所TEL:048-423-2521

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第20回 戯曲を読む会のご案内

2020-03-15 10:28:58 | 芝居小屋企画


連日暗いニュースばかりで滅入りそうですが、今回で20回目となる「戯曲を読む会」のご案内をさせていただきます。


参加ご希望の方は体調にはお気を付けて、くれぐれも無理はなさら




第20回は宮本研作『反応工程』を読みます。





そして・・・・・・


今回も・・・・・・



「学生無料」になります!!!!


若い方が戯曲に触れる機会を増やせたらと思ってのことです。



この会は読んだときの率直な気持ちを大事にする場ですので、あまりハードルを上げすぎず、お気軽に参加してくれればと思います。



もちろん、戯曲に興味がある方や作品について話し合ってみたい方、「少しだけ演劇やってみたい・・・」と思っている方等も、是非ご参加下さい!



日時 4月19日(日) 18時00分~21時30分
場所 西東京市・田無公民館第二学習室
参加費 500円(会場費等・学生無料)


参加希望の方は2日前までに048-423-2521、もしくはteeyomukai@gmail.comご連絡ください。
ご質問等もお気軽にお待ちしています。


第19回はエドワード・オールビー作『動物園物語』とハロルド・ピンター作『料理昇降機』を読みました。







これまでに取り上げた作家(敬称略)
アーノルド・ウェスカー、小沢正、アーサー・ミラー、ニール・サイモン、安部公房、篠原久美子、李ボラム、レジナルド・ローズ、坂手洋二、オスカー・ワイルド、岸田國士、J・B・プリーストリー、ベルトルト・ブレヒト、木下順二、フェルディナント・フォン・シーラッハ...等


チラシデザインは劇団員の山﨑智子です!



東京演劇アンサンブルHP
http://www.tee.co.jp





東京演劇アンサンブル
1954年4月,俳優座養成所を卒業した3期生の有志が結成。初めは劇団三期会を名のったが,67年 12月現名称に改称した。早くからブレヒト作品に取組み,80年元映画スタジオを改装して設けた劇場「ブレヒトの芝居小屋」を開場,活動の拠点とする。広渡常敏演出によるブレヒト作『セチュアンの善人』,『ガリレイの生涯』,チェーホフ作『かもめ』などが代表作。岸田国士作品の連続上演も行なった
2019年、40年間続いたブレヒトの芝居小屋を閉じ、埼玉県新座市へ移転する



宮本研(1926-1988)
劇作家。本名照 (てらし) 。中学時代を北京で過す。九州大学経済学部卒業。高校教諭を経て法務省に勤務,地域の演劇サークル「麦の会」をつくり,1956年に処女作『僕らが歌をうたう時』を上演。以後第2期の自立演劇運動を支えた 。二・一スト中止をめぐる状況を描いた『日本人民共和国』 (1960) と『メカニズム作戦』 (62) で第8回岸田戯曲賞を受賞後,退職して執筆に専念する。代表作は,田中正造をモデルにした『明治の柩』 (62) ,大正期のアナキストや芸術家たちを描いた『美しきものの伝説』 (68) ,魯迅の小説を下敷きにした『阿Q外伝』 (69) などの「革命伝説四部作」や『夢・桃中軒牛右衛門の』 (76) ,『からゆきさん』 (77) などで,革命と民衆の夢をめぐる男女の葛藤をモチーフとした。
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アルロの端の男は~

2020-03-13 20:59:53 | 稽古場ブログ

ブログを読んでくださっている皆さん、こんにちは。三木元太です。




今年も早いもので、3月13日。


もともと台本に役名もなかったので、稽古しながら振り分けたセリフ。
ワタクシは主に語り手的なところをやるのですが、それが何とも覚えにくい!!
まあ、稽古の進め方も今までの劇団のやり方と違うので戸惑っていることもあるのですが、こんなにもセリフを覚えられないのは初めて。


何が原因だ!?


中身のとらえ方が間違っているから?
会話でない語りは初めてだから?
歳?


気付いたら本番10日前ですわ……。ヤベエ





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オムレツ!

2020-03-10 11:41:07 | 稽古場ブログ


今回ブログ担当の大橋です





最近オムレツを作るのにハマっています



初めはスクランブルエッグになったり

ちぎれたりしてうまくいかなかったものですが…









今日はうまく行きました!!!







ふとした瞬間に自分の成長を感じうれしくなる





芝居も最初から出来るわけではなく

だから稽古があり

役への想像を深めていくのだと思います



私は不器用なので、ちょっとづつしか進まないかもしれないけど

前に進めていると実感できるときが

楽しくもありうれしくもあります!





本番まであと16日!



ぜひ!みなさん

本番を見に来てください!!!



私達はウイルスにも負けずに今日も元気に稽古をしています!



ちなみに私は元気です!







あと最後に私が個人的に気に入ってる作業写真です






昼は傷ついた兵士の心を癒し

夜は若者達の居場所を作る母役の原口さん!



以上、今回ブログ担当 大橋でした。

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揺れる思い

2020-03-06 12:03:00 | 稽古場ブログ

ブログを読んでる皆さんこんにちは
今回のブログ担当の永濱 渉です


いよいよ初日まで三週間を切りまして、稽古も佳境を迎えております
今回は本当に難解な戯曲であるため、ああでもないこうでもないと四苦八苦しながらシーンを作っております


そして舞台のセットも間も無く完成
今回も少し変わった面白い舞台になってますよー
ぜひ日暮里d-倉庫でご覧下さい!


さてさて、今、世の中では新型コロナウイルスのせいで揺れに揺れまくっております
ウイルスパンデミック系の映画さながらですね
演劇界でもついこの間野田秀樹さんが投じた意見書について色々な声が上がってましたね
もちろん僕もこの時期に公演するということを色々思うことはありますけれども、僕たちは舞台に立つことが生業なのでね、舞台に立たなければ僕たちは無職となんら変わりないのでね、舞台にかける思いだけでも理解していただければなと思います

3月25日〜29日、日暮里で皆さんと一緒に何事もなく、健康に、お会い出来ることを願っております

外出後のうがい手洗いを欠かさずに!







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エンパシー

2020-03-01 19:38:41 | 稽古場ブログ

わぉーもう本番まで一ヶ月をきってしまったわ。

今回のブログ担当は洪 美玉です。

今回の作品「揺れる」をやりながら問いかけられていること。
劇団ではずっと傍らにあったコンパッションは可能かという問いにも繋がること。
エンパシー…
シンパシーとはかわいそうな立場の人、自分と似たような意見を持っている人々に対して人間が抱く感情のことだから、自分で努力しなくとも自然に出てくる。
だが、エンパシーは違う。
自分と違う理念や信念をもつ人や、別にかわいそうだと思えない立場の人々がなにを考えているのだろうと想像する力のこと。
シンパシーは感情的状態、エンパシーは知的作業と言えるかもしれない。(ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー)

今、時代は分断の時代。国、民族、個人までもが分断され、対立させられている。バラバラになった人間は弱くなり、潤いをなくし、イライラしている。
そしてそれを覆い隠すように、目をそらさせるように次から次へと欲望を刺激する"商品”が登場する。
一人きりで強くなることを強いる時代はさまざまな病を引き起こす。
「揺れる」にも心に闇を抱え、もがいている人々の言葉が書きつけられている。
それらのモノローグからは「寂しい」「愛されたい」「愛したい」「自分の存在を肯定したい」という思いに溢れている。
混乱の世界に生きている私たち。時間はかかるけど克服のヒントはシンプルにエンパシーを試みることなんじゃ…んーそれしか出来ないんじゃ…

みんなも書いているけどこの脚本には役がふられていない。
つまりセリフ、詩のような言葉が羅列している。
稽古場自体がエンパシーを実践する場でもある。
そしてそれを促す戯曲だと思う。
誰がどれを喋るのかみんなで決める。
立場が違えば同じ言葉が違う音色になる。
ずっとディスカッションしていたいけどもう一ヶ月前ですからね(笑)
本番まで楽しみきりたいと思っています。
みなさんに見て頂けたら嬉しいです。

「人々は、死んだ子どもを腕に抱える母親の写真を見る。人々は泣く。とくに、自分も親である人々が。感情移入したために。彼らはその姿を、まるで自分のことであるかのように捻じ曲げて見る。」


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『揺れる』公演 新型コロナウィルス感染症対応につきまして

2020-03-01 10:37:32 | 東京公演
東京演劇アンサンブルは、
3月25日より、
日暮里 D-倉庫
におきまして、
『揺れる』
の公演を予定しております。


<<『揺れる』公演に際しての新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関して>>

東京演劇アンサンブルは、3月25日から29日までd-倉庫(日暮里)で行なわれる『揺れる』の公演を予定通り実施いたします。
ウィルスの感染予防、拡散防止には細心の注意を払い、以下の対策を講じております。
なお、発熱・咳など風邪のような症状が疑われるお客様は、ご来場前に医療機関にご相談くださいますようお願い申し上げます。
やむを得ずキャンセルされる場合には、必ず劇団事務所までご連絡ください。
劇団員とご来場のお客様がともにエチケットを守ることによって、
安全な空間を創り、安心して芝居を楽しんでいただきたいと願っておりますので、ご協力をお願い申し上げます。

対策として…
■客席の数を減らして客席間のスペースを確保します。
■会場受付、ロビーに消毒スプレーを設置いたします。
■トイレには液体石鹸を設置いたします。(こまめな手洗いでご協力願います)
■花粉症等でくしゃみの出るお客さまには、マスクをご持参の上、着用をお願い申し上げます。
■急な咳、くしゃみ等は、咳エチケット(ハンカチや衣服で口を覆う)をお守りくださいますようお願い申し上げます。
■受付・スタッフは、予防のためマスクを着用させていただきます。
■開演前の清掃、消毒、換気には最善を尽くします。

現在、キャスト・スタッフの体調は良好で、最後の追い込みの稽古に入っております。
客席数減となりましたので、お申し込みはお早目にお願い申し上げます。

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東京演劇アンサンブル公演
揺れる

作/マリア・ミリサヴリエヴィッチ訳・ドラマトゥルク/高橋文子
構成・演出/公家義徳

日暮里d倉庫

2020.3.25(WED)-29(SUN)
3/25(水) 19:00
3/26(木) 14:00★/19:00
3/27(金) 14:00★/19:00
3/28(土) 14:00
3/29(日)14:00
★はLow Price Day2500円

アフタートーク!!! (各回終演後30分程度)
3/26木19時の回 安田純平さん(フリージャーナリスト)
3/27金19時の回 平良いずみさん(『ちむぐりさ』映画監督)
3/28土19時の回 高橋文子さん(翻訳・ドラマトゥルク)
小高慶子さん(Goethe Institut)
→聞き手はいずれも演出の公家義徳

■料金  当日=4,500円 一般3,800円 学生3,000円 Low Price Day2,500円
■前売  劇団事務所TEL:048-423-2521

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