アメリカ映画などでもよく見かける朝の出勤風景。だいたい片手にブリーフケース、片手にコーヒーカップ。ブリーフケースはportfolio[ポートフォリオ]と呼ぶことが多いですね。書類挟みという意味。
さて、中には紙のカップではなく、自前のコーヒーマグ持参の人もいます、というか一般的。オフィスワーカーが電車を降りてまず向かうのは、スターバックスなどのコーヒーショップ。日本でも最近は出来るようになりましたが、My Mug持参でリフィル(refill)を注文する人が多いです。基本的にはその店で売っているマグを購入して使うことになっていますが、余り五月蝿くはないようです。当然refillの方が安い。
マグはたいてい蓋がついており、吸い口みたいなところから飲むようになっています。ま、持ち歩くのですから当然ですが、保温性のためでもあります。ちょっと日本人には最初は馴染めません、赤ん坊じゃあるまいし、吸い口から飲むなんて!また、たいてい2重構造になっており、間は真空ではないにせよ、かなり保温能力があります。高級なものはステンレス製で、魔法瓶並み、結構一般的なのがthinsulated[シンシュレイティッド]といって、断熱材の入ったもの。Thinsulateは3Mの登録商標なのですが、かなり無視されております。
コーヒーはアメリカ人にとってお茶のようなもの。一日何倍も飲むので、薄めに淹れる、これがアメリカンコーヒー。家では結構凝った陶器のマグを使ったりしますが、仕事先では実用一点張り。ニューヨーク以北は結構寒いので、写真のような保温性のあるマグは必需品ですね。オフィスにもコーヒーメーカーはよく置いてあるのですが、だれもちゃんと面倒を見ませんので、煮詰まり、「タール(tar)のようだ」と敬遠されております。
それから、これは大事なことですが、よほど個人秘書のいるCEOでもない限り、人がお茶(コーヒー)を淹れてくれるなんて、考えられません。女性に頼むなんてもってのほかであります。来客があれば自分で淹れます。また、どっかを訪問しても、受付嬢(こればかりは男性は余り見ない)が
Do you want some coffee? The coffee maker is over there. Help
yourself.
と言ってくれるのが、ましなほう。
また、飲み物などの持ち込みにうるさい大学の先生も、コーヒーマグだけは大目に見ることが多いようです。
日本でお茶屋さんに行きますと、いろんな種類の茶葉が置いてありますね。同様アメリカのコーヒーの種類もすさまじいものがあります。写真で大体スーパーマーケットのコーヒーコーナー。専門店に行きますとそうですね、100種近くあるではないでしょうか。山地による豆の種類の違い、浅煎り、深煎りもありますが、それ以外に「香り」をつけた種類もあります。例えば紅茶でいえばアップルティーのようなもの、シナモンやアップル、バニラなどの香りを豆にしみこませたもの。中には
Irish Creme[クゥレメ](=cream)といって、かすかにウィスキーとクリームの香りがするものまであります。もともとIrish Cremeというのはウィスキーにクリームを混ぜたアイルランド独特の飲み物、その香りとコーヒー豆の香りが何故かうまくマッチします。
ま、この手のコーヒーは好き嫌いがあり、「あんなお菓子(candy)のようなもの!」と敬遠する人もいます。タールといわれたり、お菓子といわれたり、コーヒーも大変です。
さて、中には紙のカップではなく、自前のコーヒーマグ持参の人もいます、というか一般的。オフィスワーカーが電車を降りてまず向かうのは、スターバックスなどのコーヒーショップ。日本でも最近は出来るようになりましたが、My Mug持参でリフィル(refill)を注文する人が多いです。基本的にはその店で売っているマグを購入して使うことになっていますが、余り五月蝿くはないようです。当然refillの方が安い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/c5/8fc0c2c29ea26a308486ba909bad3916.jpg)
コーヒーはアメリカ人にとってお茶のようなもの。一日何倍も飲むので、薄めに淹れる、これがアメリカンコーヒー。家では結構凝った陶器のマグを使ったりしますが、仕事先では実用一点張り。ニューヨーク以北は結構寒いので、写真のような保温性のあるマグは必需品ですね。オフィスにもコーヒーメーカーはよく置いてあるのですが、だれもちゃんと面倒を見ませんので、煮詰まり、「タール(tar)のようだ」と敬遠されております。
それから、これは大事なことですが、よほど個人秘書のいるCEOでもない限り、人がお茶(コーヒー)を淹れてくれるなんて、考えられません。女性に頼むなんてもってのほかであります。来客があれば自分で淹れます。また、どっかを訪問しても、受付嬢(こればかりは男性は余り見ない)が
Do you want some coffee? The coffee maker is over there. Help
yourself.
と言ってくれるのが、ましなほう。
また、飲み物などの持ち込みにうるさい大学の先生も、コーヒーマグだけは大目に見ることが多いようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/a3/a5bb2b28d02b025a943612963abccbe8.jpg)
Irish Creme[クゥレメ](=cream)といって、かすかにウィスキーとクリームの香りがするものまであります。もともとIrish Cremeというのはウィスキーにクリームを混ぜたアイルランド独特の飲み物、その香りとコーヒー豆の香りが何故かうまくマッチします。
ま、この手のコーヒーは好き嫌いがあり、「あんなお菓子(candy)のようなもの!」と敬遠する人もいます。タールといわれたり、お菓子といわれたり、コーヒーも大変です。
ちょっと一息ついたり買った本を斜め読みするにはもってこいです。
さすがに日本ではマイマグで飲む人は見かけませんね。
海外生活の最初の頃、まだアイスコーヒーというものは存在しませんでした。というか、あることにはあったのですが、ただでさえ薄い普通のコーヒーに氷を入れただけ。薄すぎて飲めませんでした、本当ですよ。後半になってやっとアイスカフェオレという形で、濃いのが登場。
Ashさんのコメントへのレスの場を借りて、書き足らなかったことを……ベーゲル。茹でてから焼いたユダヤのパン。日本のは何であんなに柔らかいのか!ぐっと歯ごたえのあるベーゲルにフィラデルフィア・クリームチーズを塗って食べたいものです。
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