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アルゼンチン蟻の駆除

2024年05月03日 | 生活・ニュース

 何年か前になる。我が家と道路の境界で複数の人がしゃがんで何かしている。聞くと市の職員で「この地区のアルゼンチン蟻の生息状況を調査している」といい「何カ所も調査して生息を確認している、駆除は自治会を通して地域全体が一斉に実施してもらう」と説明、続いて地域で一斉に実施することが肝心だという。市内他地区のそうした話は聞いていた。

 市議会でもアルゼンチン蟻の駆除について質疑が行われていた。それによると市内広範囲にその生育の実態と被害があるという。この蟻の怖さについてはよく知られている。駆除は各家の周囲にベイトリール(えさ)剤を巣まで運ばせ退治する方法で、新手法ではないが期待したい。
 
 今回はモニタリング(効果調査)シートが添えられている。設置日から2週間後と1カ月後の観察状況を記入するようになっている。これまでの一斉駆除ではされてなかった。やはり費用対効果、自治体としては把握が必要だろう。自治会長さんには余分の仕事ではあるが、この蟻が絶えることを願っている。

 先の市の職員の話し。日本では平成5(1993)年に広島県廿日市市で初めて生息が確認され、全国各地で新たな生息地域が確認されている。岩国市では平成13年に生息が確認され広がっているという。検索すると県内では柳井市、宇部市、光市、周防大島町と瀬戸内地域で生息が確認されている。毒性はないが特定外来生物、駆除せねばいけない。

 (今日の575) 外来は輸入木材隠れ家に
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