日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

レンコンの新芽

2024年05月14日 | 地域

 ご当地「岩国のレンコン」の由来はこうだ。1811(文化8)年に岩国藩営として始まった。それは、現在の室の木の篤農家が岡山の備中種を持ち帰り、門前地区に植え付けことから広がりも門前バスと呼ぶようになりに始まる。特徴のひとつは、シャキシャキした歯触り、かじると糸を引く腰のある粘りで味が良い。

 もう一つある。これは瀬戸内海を渡った四国・松山、この地もレンコンが有名という。そこでの観光ガイドさんの紹介。一般のレンコンは穴が8つだが、岩国のレンコンは9つで珍しい、と紹介し喜ばせてくれた。これ岩国藩主「吉川家」の家紋が蛇の目九曜で紋の形とレンコンと同じ9つで喜ばせたという。

 レンコンは「穴が開いていて見通しがよい」ということで縁起物として親しまれている。そんなところから歳暮や中元には土付きで1㍍もある長いまま送られることもある。収穫時期は早生・晩生の2回、今は春に植え付けられた瑞々しい新芽が水面から顔をがし五月の陽ざしを受けている。

 これから夏の陽ざしを受け育ち、 人の背丈をはるかに超える丈となり、盆用の花が咲く。地元の学童が植え付け体験をするニュース映像で、子らは楽しそうに学習していた。この子らの中からこの伝統あるレンコン農業後継者が生まれることを願いながら見ていた。

 (今日の575) レンコンで子らのこれから見通しを
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