日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

春告げ一番手

2017年03月31日 | 地域

 年度末、暦の年とは別に仕事上の区切りとした1年の終わり、事務の締めや会計決算などに使われる。こうした大事な区切り、1年間の総纏めする時期なのに人事異動が連日紙面に載る。担当する年度の纏めに目を通すことも意見を記すこともなく新職場へうつる。公務員は担当した1年間仕事の検証は出来ているのだろうかと聞きたい。

 さて年度最後の日に今年のプロ野球は開幕する。地元広島カープは昨年のセリーグ覇者、今年は日本一への期待が膨らむ。今朝の地元紙スポーツ面の見出しは「主力の起用柔軟に、今季も守り勝つ、新井万全 開幕4番、不惑の一年気負いなく、必勝祈願気持ち新たに 護国神社参拝、WBC組3選手も闘志」など拾える。サブ見出しを加えるともう少し増える。新井40歳の2Lサイズの打撃調整の写真もいい。これはフアンの期待の高さを表す。

 背番号15の抜けをだれがどう埋めていくか、投手力だけでなく監督とは別に選手を纏める選手が必要になる。そこはプロ集団、切磋琢磨する中で発見できるだろう。切磋琢磨の意味には仲間どうし互いに励まし合って学徳を磨くとある。

 鯉は12月半ばくらいから冬眠するらしい。3月半ば水温が上昇を始めると目を覚ます。我らカープのオープン戦の戦績は芳しくなかった。まだ冬眠から覚めきっていなかったとしておこう。雨を心配したが今季第一戦は始まった。ペナントレースは春告げの一番手、リーグ連覇、日本シリーズ勝利へ向かって投げて打って守ってほしい。
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開花はもう少し

2017年03月30日 | 自然 季節

 県内の桜開花宣言は昨日、下関で観測された。そんな情報に誘発されて今日の散策は錦帯橋畔。錦川沿いの桜、対岸からは桜を思わせる色合いは見えない。錦城橋横山側たもとの木には2輪3輪と開花している。錦帯橋たもとの標本木に1輪、と言っても花びらの開き具合は7分、あと一息というところ、ガンバレと声援を送って1枚撮ったのは14時ごろ。

 5~6輪咲けば開花宣言になるというから、もし開花標本木なら宣言に値する木もある吉公公園内、大方はちら・ほらといった開花状況だと思った。開花宣言から毎日の最低気温の合計値が80度に達するころが満開、何度も聞かされているが、明日は冷え込む予報、さて見ごろはいつだろう。日中の気温が15度を超えると一気に咲くともいう、気温が開花や満開の時期を決めており人力は及ばない。

 錦帯橋下川原は天然の駐車場、ここ無くして自家用車やバスでの訪問者を受け入れられない。川原には駐車区域を示す白線が春の日差しに輝き来場を待っている。錦帯橋界隈はこうした車両の流れをスムースにするためと、歩行者の安全を図るため、例年通り交通規制が始まっている。花見だから一杯、という飲酒運転だけは止めてほしい。

 開花の状況、週間気象情報などから1週間先の同好会の花見は見ごろの最中と思える。晴れてくれれば3年ぶり桜の下で円陣の宴が開ける。同人結成から12年目、投稿の新聞掲載数も千編を越え、同人誌も11号まで発行、さて今回の宴ではどんな題材が生まれるだろうか、桜のみ知るとしておこう。
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孫娘を育んだ京都に感謝

2017年03月29日 | エッセイサロン
 2017年03月25日 京都新聞「窓」掲載  

 京都で生まれた孫娘が3歳になる頃、「ひらがなが読めるようになりました」と長男の妻からメールが届いたことがきっかけで、孫娘とのコミュニケーションを深めようと、「孫新聞」を作り始めた。不定期のつもりが面白くなって月刊で出すようになり、今月で190号になる。

 孫新聞はB5判で、庭の花や町内の行事、同好会の様子など、私たち夫婦の日々を小さな紙面に工夫して載せ、孫娘に郵送している。

 孫娘は生まれてから今日まで京都に育てられたのだと私は思っている。京都が好きなようで、小学生の時には祇園祭の手伝いをしていた。浴衣姿の写真を見て、「本当に京都の人になったのだな」と実感した。

 4月からは志望していた京都の大学に進学する。本人と親だけでなく、遠く離れて暮らす私たち夫婦も大喜びしながら、今日まで無事に孫娘を育んでくれた環境に感謝している。

 孫娘は選挙権を持つ年齢になった。国内外に目を向け、広い視野で物事を考えることができる学生生活を過ごしてほしいと願っている。そのためには、京都の皆さんの力をお借りしたい。これからも孫娘をよろしくお願いします。
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在来線

2017年03月28日 | 地域

 緊急な用件で何カ月ぶりかに山陽本線を利用した。始発乗車だが偶然かもしれないが結構な乗車率、乗車した車両はほぼ満席、JRさんの笑顔が浮かぶ。各地で廃線の報道が続く、北海道では営業路線の半分近くの廃線が検討されているらしい。一方で、幹線では超豪華な観光列車を新造し走らせるという。夢のような話しを思いながら沿線の風景を眺める。

 列車が北へ進むにつれて高いビルが連なり風景を途切れさせる。童謡にある「線路はつづくよ どこまでも 野をこえ、山こえ、谷こえて はるかな町まで ぼくたちの たのしい旅の夢 つないでる」的な光景は、線路に並行して続く国道を急ぐ車列からは浮かび来ない。新しくなった車両の心地よさが疲れを感じさせない。

 そんな沿線を眺める人はごくわずか。席に座るや否や、老若男女ともにスマホを膝にのせうつむいて指運動開始となる。ガラケイで用足りている身には何が忙しくて、何の用件で、そんなに急ぐことがあるの、あれやこれやいらぬこととは思いながら思案する。座席に座る、本や新聞を読むなんて人はいなかった。スマホでそれらが済まされているのだそうな。

 乗車券は切符自動販売機、改札は切符投入で出入り可能、全く会話なしで全国どこにでも行けるこのごろ、人にたずねるまえにスマホに問えということだろうか。駅階段、スマホ歩行で踏み外しそばの人に支えられ転倒を免れた若い女性はそれでも使い続けていた。スマホに危険な使用法をインプットしてほしい、目の前のヒヤリハットにそう思った。
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も少しお待ちを

2017年03月27日 | 自然 季節

 広島では開花宣言された桜、錦帯橋畔の開花は28日から30日と予測されているがどうだろうか。霜注意報は連日発令されるほど気温は低い。あわせて、にわか時雨と冷たい風のためか蕾の多くは堅い表情をしている。蕾の先を薄目のように気持ちだけ開きかけているのは様子見の先兵だろうか。

 横山側の錦帯橋上流広場には例年のように茶店が並び開花と花見客を待っている。閑散とした広場に、どこから来られた人だろうか数組の花ならぬ蕾見の宴が盛り上がっている。桜開花前のいつも見かける光景、せめて日差しでも暖かければと気の毒に思いながら通り過ぎる。

 桜の季節は梅雨、と言っても菜種梅雨で菜の花が盛りのころに降り続く雨をいう。この雨は、花見の予定を狂わせることもある。そんな菜の花だが、桜とのコンビネーションの良さは気に入っている。錦帯橋畔にも桜の木の根元で桜よ早く咲けと菜の花が樹上を見上げていた。

 錦帯橋上流の静かな川面を船頭の操る遊覧船がのんびりと進む。満開の桜をこの遊覧船から眺めるのも一計かもしれない。遊覧船での宴もまた一考の余地ありだろう。同好会の花見、今年は4月7日、予報通り開花すれば満開の前後になりそうだ。
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人こそ鏡

2017年03月26日 | 生活・ニュース

 「人の振り見て我が振り直せ」、子どものころから通せば幾十回も教えられたり諭されたしただろう。そのたびに素直に思いなおしたり反発したりした。どちらが多いか分からないが、ここまで大きな迷いなく過ごせたのはこうした諭や戒めが効いていると思う。振りは「外面に現れた態度や動作」を表す。

 つまり「他人の行動を見て、良いところは見習い悪いところは改めよ」という、素直に聞けばごくごく当たり前のこと思うし、自身でも何かの折に似たことを発していた。似たような表し方に「人こそ人の鏡」という。鏡に自分の姿をうつして正すように、他人の言動を見聞きし自分を改める参考にせよ、という。元々は庶民の声によってわが身を反省せよという為政者への戒めとして説かれたという。

 8億円余の値引き、100万円の寄付や10万円謝礼の有無、偽証罪になるかもしれない中での証言の数々、メールやファックスの文言、どれもこれもワイドショー的には盛り上がる内容だろう。それを支持するかしないかでその発言には裁判における有罪か無罪かのごとく開きがある。ことを質そうとする力とそれを曖昧模糊としたい力のせめぎあいに思えて仕方ない。

 人こそ人の鏡、言い換えれば庶民の声を政に生かせということだ、水ぬるみ始めた清流を橋上から眺めつつあれこれ思う。清流のつきることのないことを願いうように、途切れのない政で庶民生活に連続した豊かさが感じられることを願う。月が替わると年金生活者にはいくつかのしわ寄せが決まっており消費拡大への余力は遠のく。
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境界を越える

2017年03月25日 | 社会 政治

 山口・広島の県境には小瀬川、木野川と呼ぶ人もあるが、1級河川が流れている。この最下流に架かる橋を栄橋と呼ぶ。橋は国道2号線を兼ねており、幹線道路として重要な役目を担っている。1942(昭和17)年に建設されたが老朽化には勝てず、地震など災害時の安全問題なので架け替えが行われ、30日の通勤時間帯から開通するという。

 栄橋は勤務していた工場そばに架かっている橋。工場は小瀬川の両岸にあり仕事はもとより、私用でもお世話になった。しかし、コンクリートはひび割れ、欄干は鉄筋が露出したり傾いたりと痛みの酷さを感じていた。工事は迂回用仮り橋と工事用橋の設置、旧橋の撤去、新橋の建設と大がかりだ。私の定年前から準備は進んでいた。

 新しい橋が完成したというので、通りかかりに足を止めて開通直前の様子を眺めた。取り付け部分の道路は改修工事が進んでいたが見違えるように変わっている。今では当たり前だが橋には右折レーンもあり歩道も広くなっている。車も人も気持ちよくなるだろう、そんなことを思っているうち、ふと、この橋のすぐ上流は四境戦争(第2次長州征伐)芸州口戦いの地であることを思いつき、その昔の境界・国境超えの難しかったことを、自由に往来できる現実と比べ維新から150年の時間を感じる。

 国境越えといえば島国の日本では想像できない難問題が起きている。中東の地で、望まない戦争に巻き込まれ困難に陥った人らが戦火を避けて故国を捨て居住地外へ移動するときに起きる国境超のトラブル、ポピュリズムの台頭などで一層困難になっている。安心して住める安全な場所を何とかならないのか、報道を見るたびに為政者へ願うこのごろだ。
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モグラの通路

2017年03月24日 | 昔のお話し

 公園の広場、何か所も土が筋状に隆起しているが不連続。子どものころ畑で教えられた「モグラのトンネル」だと気づく。跡をたどって見ると、花畑の下あたりから出入りしたように思える。地下で争いが起きたのか、それとも地上の春の気配を感じてなんとなく気の向くままに掘り進んだのだろうか、年中地中の生活に切りをつけようとしたのか、勝手に思う。

 モグラのトンネルを先に確かめた人がいたようだ。隆起した一か所の土が除かれていて、そこにはこぶし大の穴がくっきりと表れていた。トンネル状のモグラの通路が奥へ延びているのがよく分かった。人間がトンネルを掘るときは大量の土砂を排出するが、そんな痕跡はどこにもない。素晴らしい技能の持ち主だと改めて敬意を表す。

 モグラ、漢字では土竜と書くらしい。何度か干からびたのは見たが生きているモグラを見たことはない。子どものころそれを見て「太陽に当たると死ぬ」という話しを信じたが本当はどうなのだろう。棚田を守る大事な仕事の一つにモグラとの争いがある。それは棚田の水抜けを避けるため、と手作りの捕獲器を手にしながら説明してくれた知人の棚田は急な斜面の中腹から麓に向けて幾段もあった。

 モグラにまつわる昔話もいくつかある。モグラが生きていく方法、生まれた子どもを幸せにしたいなど擬人化された姿で話が進む。そんななかに地下暮らしになった一話がある。地を掘って蔵に穴をあけ穀物を盗んだモグラに「娑婆には置けない、土に潜って地の下で暮らせ」と神に言い渡され今のようになったとさ。
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霜注意報

2017年03月23日 | 自然 季節

 いろいろな記念日の一つで今日は「世界気象デー」という。1950(昭和25)年のこの日、国際気象機関が発展的解消し、世界気象機関(WMO)が国連の専門機関として発足し、日本は1953年に加盟した。なお、日本では、1875年6月1日に東京気象台で気象観測が開始されたのを記念して気象記念日となっている。

 寒い冬が過ぎ春はそこまで来た。春は農作物や花、果実などの芽吹きが始まる。この時期の作物管理に注意を要するのが「霜」ということは知られている。ここ数日の天気予報で気づかれていますか、それは「霜注意報」の発令です。霜の被害は芽や花を枯らすが冬場には発令されない。霜注意報は春と秋の季節限定の注意報になっている。

 霜注意報発令の出される日は地域や年によって変わるそうで、今年は山口県が3月20日から、岡山県は15日、広島県は少し早く10日からとなっている。最低気温が3度を下回る冷え込みが予想されると、前日のお昼ごろ注意報が出る。今日は午前10時過ぎに発令のメールが届いた。明朝は冷え込むことになる。

 霜で思い出すのは霜柱。畑は宅地に変わり道路は舗装されるなど、霜柱に出会うことがほとんどなくなり、寒さを表す風物の一つが失われつつある。霜は空気中の水分が凍り植物などに付着する。霜柱は地表の水分が凍り毛細管現象で土中の水分が引き上げられ凍りつき、次第に高く伸びて地面を持ち上げる。農作業には霜よりも霜柱注意報のほうが重要と思うが、気象用語にはないのだろうか。桜咲くまで寒暖の差は大きい、体調に気を付けよう。
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人気の配送弁当

2017年03月22日 | 生活・ニュース

 年齢を重ねると食べる量が減ってくる。30年くらい続く同期との飲み会、ここ何年も「量より質」が料理注文の仕方になった。合わせて酒量も減っている。健康な食べかた飲みかたになったということだろう。が、誰も加齢現象とは我を張っているのか口にはしないところが面白い。家でも傾向は同じで量は少なくなった。

 と言って誰もが食べないというわけにはいかない。そんな一例、月2回の陶芸同好会の昼食。施設に立派な食堂があり、眼下には波静かな瀬戸内海を見下ろせるロケーションにある。コーヒー付ランチを10年近く愛用してきた。給食業者が変わると内容が変わるのは当然で利用する側も楽しみがある。今は改装中で外部からの配送弁当を利用している。

 海抜500㍍、片道約6㌔の坂道を登って施設まで配送、午後には空容器の回収がある。保温ボックスに収められた暖かい飯はおいしくいただける。20人余りの利用だがみんなが満足している。そしてその値段の440円は年金生活者を喜ばす。

 時折、ポストに配送弁当のチラシが入る。いつかお世話になるかもしれないと思いながら眺める。美味そうな彩の写真とその説明を頭の奥の奥に小さくインプットする。それをアウトプットする頃にはAI装備のドローンが配達し身の回りの世話をしてくれる、そんな時代になっているかもしれない。
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