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2015就活解禁☆☆
いよいよ“1992年生まれ”の学生が就活デビュー直前。
そんな彼らの人生デビュー直前は1991年だ。
2013年の今でも、きっと何かの参考になるかもしれない
1991年のヒット映画「就職戦線異常なし」からいこう。
【監督】 金子修介
【原作】 杉元伶一
【出演】 織田裕二/仙道敦子/ほか
【配給】 東宝
【公開】 1991年6月22日
★★★定期更新は★★★
原則週2回(水・日)+増刊で予定です。
就活解禁いよいよ。
★★★☆☆☆☆★★☆☆
■黒髪でもスーツは黒じゃなかった時代
その映画が封切りされたとき、映画と同じように就職活動して入社したのが
バブル世代のラスト組。大手企業ならもう課長クラスになっている世代だ。
一応そうなのです(体験者tarebonさん語る)
映画に登場する就活シーンで特徴的な時代のコスチューム。
まず「就活スーツが黒くない」
学生の主流は紺やグレー、グレーも色あいがダークからライトまで。
女子学生はさらにベージュやオフホワイトなどで華やかな印象だ。
「スーツに時代が反映されていた」のだ。
主人公が最終面接で着ていたスーツは
バブルな肩パッドの入ったピークド・ラペル※のスーツ。
※スーツの襟の部分が尖ったデザイン。
■就活スタイルで黒が定番になっていく理由
今のような黒系色の就活スタイルが定着したのは
この映画が封切られた直後の就職氷河期からだね。
バブル崩壊後の節約志向で
「スーツを買うなら、入社後でも冠婚葬祭で使える黒系に」
となったのが主な理由とも言われてます。
~服飾の歴史で、黒系が流行するということについてこんな話がある。
※※※※
第一次大戦後に黒いドレスが流行したのも、戦争の副産物だ。
パリの戦争未亡人たちが生活に困って売春を始めた。彼女たちはドレスがないまま、黒い喪服を着て肉体を売った。ところが、これがなかなかシックだというので市井の婦人たちが真似するようになる。
やがて1920年代になると、ココ・シャネルが日中に着る黒いドレスをつぎつぎに発表して、ファッションとして定着させてしまった。
※※※※
板坂元「紳士の小道具」小学館から
ある見方をすれば、“黒いスーツは就職氷河期の副産物”と言えなくもないね。
・・・・・・
就職活動はその時代を反映し、その時の社会環境によって
ずいぶん結果が左右されてしまう側面はある。
ただ、どんなときであっても
大人への成長ステップには共通の悩みや葛藤があり
一番かんじんなのはそのときの自分の考え方、生き方を
きちんと体系化して納得し、前に進むことなんじゃないかね。
■大手テレビ局の内定を断った主人公。
この映画のあらすじは各自Wikiなどで調べてみよう。
(ビデオか動画を見るほうがオススメ)
ラストをほんのすこし。
早稲田大学の学生である主人公(織田裕二)が
いろいろな出会い、トラブルを乗り越えて
大手テレビ局の最終役員面接を受けることになった。
しどろもどろの返答をする主人公に
ある役員(おそらく社長)がこう切り出す。
「会社を選ぶのは君自身だよ」
ついに内定を貰った主人公(織田裕二)は
しかし別の会社を選ぶ決断をする。
いったい何故?
それがこの映画のメインテーマかもしれない。
バブル期でも氷河期でも
就職活動の基本は変わらなかった。
会社を選ぶスタンスは「自分自身の判断」を一番大切にしてみよう。
つまり周囲の評判、反応、ネットのブラック企業情報、を鵜呑みにせず
最後は自分の責任で考えて、自分が判断して会社を決めよう。
“自分の生き方は自分で決めて選ぶものだ”
~2015年春入社の採用数を~
増やす企業13.3%→前年比 2.2%アップ
前年並企業77.0%→前年比 変わらず
減らす企業9.7% →前年比 -2.1%
(FNNスーパーニュース2013.12.1より)
多少の上向きに期待しつつ
12月の就活デビュー応援するぞ☆☆☆
~~2013年12月1日 就活解禁の日~~
★★★定期更新は★★★
原則週2回(水・日)+増刊で予定です。
12月は就活スタート。
★★★☆☆☆☆★★☆☆
☆就活の息抜きはこちらで~☆
東京メトロ・リラックマ線が行く~tarebonkumaのブログ~
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いよいよ“1992年生まれ”の学生が就活デビュー直前。
そんな彼らの人生デビュー直前は1991年だ。
2013年の今でも、きっと何かの参考になるかもしれない
1991年のヒット映画「就職戦線異常なし」からいこう。
【監督】 金子修介
【原作】 杉元伶一
【出演】 織田裕二/仙道敦子/ほか
【配給】 東宝
【公開】 1991年6月22日
★★★定期更新は★★★
原則週2回(水・日)+増刊で予定です。
就活解禁いよいよ。
★★★☆☆☆☆★★☆☆
■黒髪でもスーツは黒じゃなかった時代
その映画が封切りされたとき、映画と同じように就職活動して入社したのが
バブル世代のラスト組。大手企業ならもう課長クラスになっている世代だ。
一応そうなのです(体験者tarebonさん語る)
映画に登場する就活シーンで特徴的な時代のコスチューム。
まず「就活スーツが黒くない」
学生の主流は紺やグレー、グレーも色あいがダークからライトまで。
女子学生はさらにベージュやオフホワイトなどで華やかな印象だ。
「スーツに時代が反映されていた」のだ。
主人公が最終面接で着ていたスーツは
バブルな肩パッドの入ったピークド・ラペル※のスーツ。
※スーツの襟の部分が尖ったデザイン。
■就活スタイルで黒が定番になっていく理由
今のような黒系色の就活スタイルが定着したのは
この映画が封切られた直後の就職氷河期からだね。
バブル崩壊後の節約志向で
「スーツを買うなら、入社後でも冠婚葬祭で使える黒系に」
となったのが主な理由とも言われてます。
~服飾の歴史で、黒系が流行するということについてこんな話がある。
※※※※
第一次大戦後に黒いドレスが流行したのも、戦争の副産物だ。
パリの戦争未亡人たちが生活に困って売春を始めた。彼女たちはドレスがないまま、黒い喪服を着て肉体を売った。ところが、これがなかなかシックだというので市井の婦人たちが真似するようになる。
やがて1920年代になると、ココ・シャネルが日中に着る黒いドレスをつぎつぎに発表して、ファッションとして定着させてしまった。
※※※※
板坂元「紳士の小道具」小学館から
ある見方をすれば、“黒いスーツは就職氷河期の副産物”と言えなくもないね。
・・・・・・
就職活動はその時代を反映し、その時の社会環境によって
ずいぶん結果が左右されてしまう側面はある。
ただ、どんなときであっても
大人への成長ステップには共通の悩みや葛藤があり
一番かんじんなのはそのときの自分の考え方、生き方を
きちんと体系化して納得し、前に進むことなんじゃないかね。
■大手テレビ局の内定を断った主人公。
この映画のあらすじは各自Wikiなどで調べてみよう。
(ビデオか動画を見るほうがオススメ)
ラストをほんのすこし。
早稲田大学の学生である主人公(織田裕二)が
いろいろな出会い、トラブルを乗り越えて
大手テレビ局の最終役員面接を受けることになった。
しどろもどろの返答をする主人公に
ある役員(おそらく社長)がこう切り出す。
「会社を選ぶのは君自身だよ」
ついに内定を貰った主人公(織田裕二)は
しかし別の会社を選ぶ決断をする。
いったい何故?
それがこの映画のメインテーマかもしれない。
バブル期でも氷河期でも
就職活動の基本は変わらなかった。
会社を選ぶスタンスは「自分自身の判断」を一番大切にしてみよう。
つまり周囲の評判、反応、ネットのブラック企業情報、を鵜呑みにせず
最後は自分の責任で考えて、自分が判断して会社を決めよう。
“自分の生き方は自分で決めて選ぶものだ”
~2015年春入社の採用数を~
増やす企業13.3%→前年比 2.2%アップ
前年並企業77.0%→前年比 変わらず
減らす企業9.7% →前年比 -2.1%
(FNNスーパーニュース2013.12.1より)
多少の上向きに期待しつつ
12月の就活デビュー応援するぞ☆☆☆
~~2013年12月1日 就活解禁の日~~
★★★定期更新は★★★
原則週2回(水・日)+増刊で予定です。
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『会社を選ぶスタンスは「自分自身の判断」を一番大切にしてみよう。つまり周囲の評判、反応、ネットのブラック企業情報、を鵜呑みにせず最後は自分の責任で考えて、自分が判断して会社を決めよう。』
というのは、“判断を他人任せにしないこと”というニュアンスで読み取っていただければ幸いです。
自分の判断で行動を決めれば、どんな結果であろうと決然として受け入れることができます。
どんな結果も自分で受け入れて、そこからいつでも再出発していく姿勢を持っている人は強いと思うんだ。
大人になって仕事や生活でいろいろな出来事に遭遇するとき、こういう姿勢の有無が人生を切り開く武器になるものなのだからね。
就活という目の前の出来事だけで人生を決定してはならんよ。今は出発点の基礎練習なんだぜ。