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「和食~日本の自然、人々の知恵」展

2023-12-27 | アート&クラフト
国立科学博物館で開催中の「和食」展

予備知識なしで行ったのですがかなり面白い内容でした。

和食の基本である「水」の違い(外国と日本、日本の各地)から始まって、食材の種類、日本独自の発酵技術による醤油・味噌・日本酒、海藻の利用、日本の各時代で食べられていたもの、最新の技術など盛りだくさんでした。

◆日本各地の「水」の違い

◆代表的なキノコ

◆こちらは毒キノコ

◆野菜が伝来した時代 レタスが奈良平安時代とは!

◆日本各地の大根 こんなにあるとは知らなかった


◆食用にされている魚たち

◆マグロの模型 違いがよくわかります

◆醤油にもいろいろ

◆織田信長の饗応膳 徳川家康をもてなした時のもの

◆江戸時代の屋台寿司

◆鰻のかば焼きの原型 なるほど!

◆日本各地の雑煮

◆人工ふ化させた鰻の幼生

他にも漫画「サザエさん」に出てくる食事場面の再現などもあり「あったあった」と懐かしく見ているとあっという間に2時間。お腹がすきました。ミュージアムショップも楽しいものが多かったです。これはなかなかいい企画と展示だと思います。

◆国立科学博物館のシンボル

(2023.12.26)


「モネ 連作の情景」展

2023-12-19 | アート&クラフト
上野の森美術館で開催中の「モネ 連作の情景」展に行きました。

◆紅葉も少し残る上野の森美術館

モネ単独の展覧会に行くのはは2014年の「モネ、風景を見る眼」展、2015年の「モネ展」以来です。

印象派展以前の作品から晩年の「睡蓮」の連作までとてもうまく構成してあり、各国の美術館から選んだ作品も非常によく考えられていると思いました。作品は全てモネの油彩画で素描や彫刻は無し。関連する他の画家の作品もありません。モネ好きにはたまらないでしょう。

◆ルーヴル河岸(1867頃)

◆ヴェトゥイユの春(1880)


◆ジヴェルニーの積み藁(1884)

◆ジヴェルニーの風景、雪の効果(1886)

別々の美術館から貸し出された「クルーズ渓谷」「ウォータールー橋」「積み藁」などの連作の対比は特に印象的でした。

◆ウォータールー橋、曇り(1900)
◆ウォータールー橋、ロンドン、夕暮れ(1904)
◆ウォータールー橋、ロンドン、日没(1904)

 今回は11:30~の日時指定枠で入場しましたが入り口には長蛇の列で会場内もかなりの混雑。モネはちょっと離れても見たくなるのですがほとんど人の頭ばかり。ミュージアムショップは別会場で待ち時間20分の案内板を見てあきらめました。それがちょっと残念。

◆一部撮影可です

モネ展の後は近くの上野東照宮付近を散策。都心とは思えない静かでほっとできるところでした。

◆水舎門
◆大きなイチョウの樹

(2023.12.18)




福島県立美術館

2023-12-11 | アート&クラフト
福島方面に出かけた途中で福島県立美術館へ。
駅から2㎞ほどの町中ですが広く静かでいい立地にあります。
今回は常設展だけ1時間ほど鑑賞しました。


◆福島県立美術館

常設展は現在「第Ⅲ期コレクション展」で

・日本画と日本の洋画
・現代の工芸
・安齋勇雄コレクションと石原コレクション
・ワイエスとアメリカの具象絵画
・斎藤清の木版画:〈会津の冬〉シリーズほか

となっています。


◆池田遥邨「大漁」描き込みがすごい!


◆ワイエス「ガニング・ロックス」まるで生きているようでした。

◆ベン・シャーン「マルテの手記」より

ワイエスもベン・シャーンも以前茨城県立美術館で開催された展覧会にも行きましたがとても好きな作家です。

◆斎藤清「会津の冬 若松」
この版画の連作は空気感が伝わってくるようでなかなかよかったです。


◆根本裕子「野良犬」ぎょっとする作品です。

◆マリーニ「騎手」

◆レジェ「歩く花」

福島県立美術館はワイエスやベン・シャーンの作品を多く所蔵しているので展示替えのときにまた来てみたいです。


◆「庵ぐら 福島駅前店」の日本酒飲み比べセット

宿泊先近くの居酒屋さんです。お酒も料理も美味しくて満足でした。

(2023.11.31)