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ピカソとその時代(ベルリン国立ベルクグリューン美術館展)

2023-01-08 | アート&クラフト

国立西洋美術館で開催中の「ピカソとその時代」を見に行きました。

国立西洋美術館に行くのはリニューアル後初めて。

門から入り口までの広い前庭の部分は創建当時の状態に近づけたそうでずいぶんすっきりと広く感じます。もちろん前も悪くなかったと思いますが。

 

今回のメインはピカソですが、少年期からの完璧な描写力、青色の時代からバラ色の時代、そしてキュビズムなんて画期的なことをやったと思ったらまさからの古典回帰。作品数といい次々と変わっていくスタイルといい、あらためてとんでもない人だったんだなあと思います。

今回気に入った小品をいくつか

◆花の冠をつけたドラ・マール

◆ポスターのある風景

◆踊るシレノス

 

続いてクレー。なかなかいい作品がありました。

◆夢の都市

◆暗い扉のある部屋の透視図法

◆クレーの作品だけで30数点もあります

 

マティスは思ったより作品が少なかったですかね。

◆家に住まう沈黙

原色のマティスの中に意味深なタイトルの白黒作品。なんだか気に入りました。

 

最後のブースでジャコメッティの彫刻のそばに立つこれはピカソの作品

◆鶴

ピカソがつくると鶴もこうなるのか~と妙に納得しました 笑

 

(2023.1.6)

 

 

 

 

 

 

 

 


博物館に初もうで ほか

2023-01-08 | アート&クラフト

今年も東京国立博物館恒例の「博物館に初もうで」へ行きました

昨年はこちらの本館でしたが今年はお隣の平成館で開催しています(ちょっと迷ってしまいました)

 

展示スペースはこじんまりとしていますが多くの方が訪れていました

いくつか気に入った作品をご紹介

 

◆ユーモラスな「染付水葵に兎図大皿」(江戸時代の伊万里焼)

◆うさぎの耳のような「金茶糸素懸威波頭形兜」

◆粋なデザインの「火事装束 紺麻地波兎雨龍模様」

 

来年は辰年なのでかなり面白いものが集まるのではないかと思っています

 

次に表慶館で開催中の「150年後の国宝展」

「150年後の国宝候補」として推したいモノを企業部門と一般部門で展示するという内容ですが、これがなかなか面白かったです。

 

◆入ってすぐに企業部門の東映「ゴジラ」

「東京国立博物館」のイメージのままで行くとびっくりします

◆同じく企業部門の湖池屋「ポテトチップスのり塩」のジオラマ

これはじっくり見るといろいろ仕掛けがあって本当に楽しい作品

 

ほかにもガンダムやたまごっち、スーパーカブ、八海山、セブンイレブンなど多種多様。

 

一般部門も「こだわり」を感じさせる力作揃いですが、いちばん気に入ったのはこちら。

◆日本各地で集めた煮干しのコレクション(沼田 行雄 氏)

これは感心しました。目のつけどころや煮干しの種類が素晴らしい!

 

他にもいっぱいありますが、公式Webサイトに大変よくできた「バーチャルミュージアム」があるのでそちらをご覧ください。

一部でもよいので博物館の通年展示にしてほしいくらいです笑

(2023.1.5)