The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

ルビア・ペレグリナ Rubia peregrina

2022-10-15 16:05:49 | ポルトガルの野の花

アカネ科、Rubiaceae、アカネ属、地中海沿岸地域原産、つる性の常緑多年草、

学名:Rubia peregrina、

和名:ヤセイアカネ(野生茜)、

英名:Wild Madder、仏名:Garance voyageuse、

葡名:Granza-brava、Respa-saias、Raspa-linguas、Pegmaço、Pegamasso、Ruiva-brava、

2015年5月5日、5月6日、2016年6月1日、2018年5月3日、4日、5日、9日、6月6日、2020年7月8日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、

 

 

ルビア・ペレグリナ Rubia peregrina の花。茎は四角形で、下向きの刺がある。葉は楕円形~卵形で、革質で光沢があり、4~6枚輪生し、1脈、縁に下向きの刺がある。葉裏の中肋にも刺がある。

 

花は5弁、円錐花序に淡黄緑色で直径3mmほどの小さな花がつき、黒色の漿果が実る。

 

 

 

 

 

ルビア・ペレグリナ Rubia peregrina でした。

©2022 MUZVIT

 

 

(GKZ植物事典より)和名は学名の音読みから。属名は、ラテン語の ruber(=赤)に由来している。種小名は「外来の、異質の」の意。

ルビア・ペレグリナはアカネ科の常緑多年草(亜低木)である。本種は、原産地の項に記した地の標高0~1000mの比較的岩礫質で日当たりの良い路傍等に自生の見られる野草である。草丈は0,5~2,5m程度となる。茎は四角柱状で、鋭い刺が下向きに密生している。葉は革質で表面には光沢がある卵形~楕円形で、5個以上の葉が輪生する。実際は、その内の2個は托葉が変化したものである。葉の縁部には刺状にも見える粗い鋸歯を持ち、先端部は鈍頭~鋭頭となる。4~6月頃、葉腋から円錐花序を出し、径5~7㎜程度で淡黄緑色の5弁花を多数付ける。本種の花は虫媒花であり昆虫により受粉を媒介される。花後には径5㎜程度で緑色の液果をつけ、やがて黒熟する。(GKZ植物事典より)

 

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