明日の風に吹かれて

日々の感じることを感じるままを綴っていきます。 明日が佳き日になりますように。

透木の扱い

2016年04月02日 15時23分51秒 | お茶
四月 卯月

四月中旬以降には炉中の炭火が見えて暑苦しく感じないようにと、五徳を外して平蜘蛛などの平たく羽根のついた御釜が使われる。

炭火が見えないということは、風が通りにくく火がおこりにくくなるので透木を使う。

炭手前の時の透木の扱いがまだ分かっていないな、とイメージトレ。

でもイメージだけではまだよく分からないので、透木に代わるものはないか?と見たら小さな羊羹が...





右手で右の透木を取り
左掌の上で左から右に打ち返して左掌にのせ
左の透木を右手で取って
そのまま(打ち返さず)左掌にある右の透木に重ねる
左掌に重ねた二つの透木の下部を右手で一旦扱って
左手で横上から持ち直し
下座に置く





置いた透木を左手で横上から取り
右手で一旦扱い
右手で二枚重ねたまま左から右に打ち返して左掌に乗せ



そのまま上の透木を右手で取り、右の炉壇に置く
下の透木を右手で左から右に打ち返して
右手で左の炉壇に置く





ややこしそうに見えて、要するに炉壇に接して汚れていた面を手に触れないようにしているだけのことなのか...

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