かるろす工房

趣味の「作り物」関係を中心に(?)いろいろ書いてます。昔から運動が苦手でしたが、何故かマラソンにはまり走ってます。

鹿児島マラソン2017走行記(その3)

2017-03-08 18:45:23 | マラソン走行記
(その1)
(その2)


スタート直前から雨がポツポツと降り出しました。

あまり強く降らないと良いけどなぁ~と思いながら私もスタート。






今回はさが桜に向けての30km走。

特にベース設定はしていませんが、サブ4ペースの5分30秒/kmぐらいで行ければ良いな、という感じです。

30km時点でサブ4行けるようなら狙おうと思ってましたがDブロックからだと無理っぽい。

追い抜く人数が多すぎますからね。

そんな訳で30kmまではエイドの給食もそこそこにしておいて、沿道の声援にもあまり応えないつもりでした。

鹿児島マラソンは沿道の応援もシティマラソンにしては少ない方だし。

桜島を左手に見ながら鹿児島湾沿いを南下して、ぐるっと回って市中心部の天文館へと向かいます。

天文館付近は流石に応援も多く、いちおー手を上げて応えました。


4km過ぎたあたりで先の方でランナー数人が左の方へ入って行きます。

奥を見るとテントが…。

こ、ここは、もしかして噂に聞いたステーキエイド?

思わず私も入って行きましたw



前半、給食エイドをパスする予定が…。

去年、食べられなかった悔しさもあって、ついw



で、美味しかった♪w




しかし、これでタガが外れてしまい、結局このあとエイドで食べまくることに。


コースはこの先市街地を離れて鹿児島湾沿いの国道10号線へと向かいます。



5km地点通過



ココまで36分。

スタートのロスタイムや団子状態での集団走を考えれば良いペースです。




鹿児島名物、両棒餅(ぢゃんぼもち)エイド





ココには葛饅頭もあったらしいが食べたかどうか記憶に無いw



両棒餅ともう一つ何か食べたような気がするのだが…。

で、10km地点。



タイムのところが切れてますが9時34分53秒かな?

ほぼ順調です♪

15km地点は写真を撮り忘れw

20km地点に到着



10時31分11秒

スタートから2時間1分11秒です。

スタート時のタイムロスを引けば、2時間を切ってるので良い感じのペースを維持してますね。

そして中間点を越えました♪



10時37分12秒

スタートしてから2時間7分12秒

スタートロスと序盤の渋滞ロスを引けば、2時間ぐらい。

このままのペースを維持すればネットでのサブ4は行けるかもです。

が、このころ既にその考えは無くなりつつありました。


ここまで走ってくる間に大会を支えるスタッフ、ボランティア

そして沿道で応援してくれる地元の皆さん。

たくさんの方々を見てきました。

ランナー達のために冷たい雨の中にも関わらず、仕事に当り、声援を送ってくれてます。

ランナーも大変ですが、走りたくて走っているわけだからね。


そういった方々を見ているうちに、仮装ランナーとしてはそれに応えなきゃいけない気持ちになりました。

30kmペース走のガチランの予定ですが、本命は「さが桜」

この大会は何が何でもガチランにこだわる必要はありません。

「さが桜」に向けて、そこそこの走りが確認できればOK。

ここは少々タイムをロスしても皆さんに楽しんでもらわなければ仮装ランナーが廃ると思いました。

で、国道10号線に入ってからは沿道で応援している方にはモチロン

ボランティアで走路監視や看板を持っている方にも手を上げて謝意を示しました。

更には国道と一部並走いているJR日豊本線の列車にも全部手を振りましたw

あと、海上の船から応援してくれる方々にも。

国道10号線では応援の高校生たちやチアリーダーさん達のハイタッチゾーンがあるのですが、

そこも全部やりきりました。

ハイタッチは結構体力を奪われますが、みなさんの笑顔を見るとこちらも嬉しくなります。


しかし、折り返して再びチアリーダーの皆さんが応援してるところまで来たとき

バスから応援場所に移動しているのでしょうか、薄手のレインコートを着て手にはポンポンを持ち

フードを目深に被り寒さに肩をすぼめ歩いている小学生ぐらいのチアの子達が

それでも元気に大きな声で「頑張って下さい!頑張って下さい!」言っているのを聞いた時は

オジサン涙が出そうになりました。

雨の中、白いレインコートの列が目に焼き付きます。

もうここまで来ると感謝と言うより、申し訳ない気持ちで一杯です。

こんな状況ならバスの中から手を振ってくれるだけでも充分なのに。

同じ思いだったのでしょう、私の横を走っていた男性ランナー二人が

「ゴメンねーありがとー」と声を掛けていました。


そんなわけで、みんなに負けず、いちごマンも精一杯、頑張って走るのでありました。



(つづく)




















コメント
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