無事で何より~梅ちよ日記

人生は別れと出会いの繰り返し。
巡り来る季節に感謝しつつ、日々のあれこれを書き留めます。

お雛様いろいろ、つるし雛も

2014-03-02 14:51:31 | 日記
3月になるとやっぱりおひな様。
            

来客があるわけでなく、ほとんど人目に触れることなく仕舞うことになるだろうけど、せめてお内裏様おひなさまだけでもと思い、今年も飾りました。
色紙は去年、閑おじ様よりクイズの賞品として頂いたもの。ふだんは玄関に飾ってます。


岐阜県笠松町に、杉山邸という築120年の町家があり、明治の頃の趣ある造りの部屋はギャラリーとして利用でき、奥には蔵もあって、ゆかりの方々の資料館になっています。
こちらで、岩井栄さん、映子さんお二人作の雛人形展を見てきました。

栄さん作のつるし雛です

         

大小の和傘に赤い布をはり、古布や端切れで作られた犬張子や折り鶴、海老、梅、手毬、うぐいすなどなど、おめでたいもの、縁起のいいものが沢山赤い糸でつりさげられていて、眺めているだけでとても楽しい気分になります。
ひとつひとつ丁寧に、布の色や模様を上手く生かしてアレンジしたお洒落なつくりは、お見事!の一語に尽きます。

義理の娘、映子さんの作品です。
 
雀の学校              ショウジョウ寺の狸ばやし
       

舌切り雀              笠地蔵

       
七福神
   

こちら↓の作品は、辻村寿三郎氏が笠松にみえた折、指導していただいたという、うさぎのお雛様。

   


岩井栄さん。
おん歳なんと91歳!!お肌つやつや、滑舌良い話し方で、作り方の手順など教えて下さいました。一番びっくりしたのは、この可愛いお人形作りを始められたのが、70代になってから、とのこと。またまたお見事!です。
会場に見学に来てた中学生くらいの女の子と、楽しそうにおしゃべりしておられたところを、撮らせていただきました。

   


義理の娘、映子さん
編みぐるみや木目込みなどの手法を駆使して、独自の世界を表現されていました。レース編みの小物やブローチも素敵でした。

   


来年も今ぐらいの時期に開催されるとのこと。
ぜひぜひ、お願いします。待ってます。

  ※下手なカメラでわかりにくい写真で申し訳ありません。尚、作品はほんの一部です。おふたりの了解を得て撮らせていただきました。


*追記*

   杉山邸

    

   笠松湊 川灯台           渡船場跡 石畳

        

   



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2 コメント

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ほっこりする作品ですね! (閑おじ)
2014-03-03 16:30:14
布の暖かさも感じます。

明後日は飯山ですね!気をつけていってらっしゃい!
日帰りですか?それなら結構強行軍ですね!
知り合いに会ったらよろしくお伝え下さい!

岐阜という所は犬山城と長良川の鵜飼いしか行ったことが有りません。新幹線では通るんですけどね~
色んな良いところが有るのでしょうが、名古屋の次は京都・大阪に行く事が多く、間は飛ばしてしまいます
こんな仕事をしているのに、美濃も信楽も行った事が無いのです・・・
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その節は (梅ちよ)
2014-03-03 22:35:42
閑おじ様
ありがとうございました。
お雛様は今日、気力で片付けましたが、色紙はもう少し飾っておきます。

いいやまたび、日帰りはちょっとキツそうなので、明日出発して長野に泊まる予定です。知ってる人に会えるのも楽しみです。

木曽川沿いの笠松は江戸の頃から、交通の要所として、賑わっていたようです。笠松競馬場は、名馬オグリキャップを輩出しています。

名古屋も岐阜も、演劇やコンサートなどの文化的イベント、スルーされること多いです。
住み易いし、史跡も探せばたくさんあるんですけどね。
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