庄司卓完全攻略ブログ

作家庄司卓のブログです。
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『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』第七話

2010年02月17日 23時38分07秒 | Weblog
フィリシアさんも真面目に戦争していた事があったんだ(失礼(^^;)。
というわけで、今回はフィリシアさんの回想&そして現役バリバリのタケミカヅチが拝めるという、これまでとは雰囲気が変わった回でした。

さて、気になるのはなんと言ってもどうやら数百年前に行われた、謎の敵とタケミカヅチ部隊との戦い。
気になったのはビルによじ登り謎の敵を迎え撃たんとしてるのがタケミカヅチ部隊だけで、航空部隊らしきものが無かった事。一瞬、ビルの壁に映ったのは一話で湖の底にあった怪鳥の化石、生存中のお姿?
多脚戦車の存在と、これまで航空機らしきものが出てこない、そして過去の記録がかなり失われているらしい。などの情報を考え合わせてみると……。

この世界、航空機よりも先にロケット工学と電子工学が発達したパラレルワードル何じゃないだろうと思いまして。
つまり第一次大戦の頃には、すでに充分に実戦投入可能な誘導ミサイルが完成していた。そうなると当時の技術レベルでの軍用航空機、つまり戦闘機、攻撃機、爆撃機は無用の長物。使われたとしても観測機や偵察機、輸送機のような用途。つまり軍用気球や飛行船と同じ運命を辿ったのではないかと。現実に有人戦闘機不要論はこれまでも何度か唱えられておりますし。
そして今で言う攻撃ヘリ、対戦車ヘリのポジションに「多脚戦車」なるカテゴリーの戦闘車両が入り込んだのだとも考えられますな。通常の戦車よりも機動性が高く、場合によっては脚を伸ばして、戦車の装甲が薄い上面からの攻撃も可能とする。反面、多少の防御力に低下には目をつぶろうというコンセプトですね。

航空戦力をすべて電子制御によるミサイルに頼っていたところに、あの怪鳥の姿をした侵略者が現れた。
その侵略者があの世界のものなのか、それとも異世界や他の星から来たのかは分かりませんが、まず(ミノフスキー粒子みたいなもので)電子系制御をすべて壊滅させたと。
それでミサイルが使えなくなり、そもそも有人武装航空機なるものがなかったあの世界では、怪鳥に対してもっとも有効な攻撃手段がタケミカヅチのような多脚戦車だけになってしまったと。
さらに言うならば電子工学が発達した世界なら、今よりもかなり早い段階ですべての記録の電子化が進められていてもおかしくないはずで、謎の侵略者により電子化された過去の記録は結果的にすべて抹消されてしまったとも考えられますな。

まあ現時点では単なる妄想に過ぎませんが(^^;。
しかしこれはこれで面白いネタだな。他にも使えるかも知れない¢(._.)m...メモメモ。

もっともそれだけでは混在化した文化の理由が付きません。
最後の最後に侵略者への切り札として、『超時空世紀オーガス』の時空振動弾のような兵器が使われて、侵略者を追い払ったものの、過去や未来、そしてパラレルワールドまでもが混在した世界になってしまったのかも知れませんが……。

果たして今回の展開が後にどれだけ影響してくるのか目が離せなくなりましたな。

1 コメント

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Unknown (comings)
2010-02-23 00:02:34
鳥みたいな怪獣といったらギャオスがいましたね。そういえば平成ガメラでは古代文明を滅ぼしたという設定でした。
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