庄司卓完全攻略ブログ

作家庄司卓のブログです。
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『Re:CREATORS』第13話

2017年07月05日 23時09分09秒 | Anime・特撮
いえね、前回の感想で「メテオラさんが黒幕じゃないか」説を書いた時は、七割方は冗談のつもりだったんですよ。七割方。
しかし今回を見ていて「メテオラさん黒幕説」は五割方冗談、五割方本気に思えてきました(^^;。

当のメテオラさんが言ってるように、今回の総集編は予定通り、中間地点で入れるつもりだったようです。そしてその語り手は颯太ではなくメテオラさん。立ち位置的にはそれこそメテオラさんの方が「颯太と愉快な仲間たち」の一員のはずなのですよね。
なのに総集編はメテオラさん視点。
そして満を持して(?)登場してきた大原さやかさんのスーパー(仮称)メテオラさん。エンディングのキャストではキャラクター名の後に「(妄想)」とついてますが、果たして本当にそうなのか。我々としてはメテオラの世界であるゲーム『追憶のアヴァルケン』をプレイできないので、どこまでがメテオラの妄想で、どこまでが真実なのか分かりません。
冒頭のメテオラの語りは、今回も繰り返された一話冒頭に於ける颯太のモノローグと対になるような気がします。つまり颯太と対になるキャラはセツナでもアルタイルでもなく実はメテオラ説となりますな。
颯太の説明はざっくりとした感じで終え、特に新発見も無かったのに、同じ立場はあるもののメテオラさんの、他の被造物へのコメントはより以上に辛辣です。
「弱い訳じゃないんだよ。本当だよ」「ロリコン」「ざまあw」「脳筋」。
あ、あと暗闇から現れたがる人は『仮面ライダー』なんかにも良くいますね(^^;。ハードボイルド枠というか、いつの間にかネタキャラ枠になってたりしますが(笑)。

そして何より、今回の総集編の時系列は12話の直後であるにもかかわらず、颯太とセツナの関係にほぼ触れていないのが怪しい。
作品としてはこれが一番重要なはずなのですが。まあ12話終了時点では、メテオラはセツナについては颯太の口から聞いた以外の情報はなかったので、二次創作物としてのアルタイルをデザインしたとしか言いようがなかったのかも知れませんが、そのアルタイルにしても作画の面倒さを指摘するのみで、敢えて詳しい説明を避けてるようにも思えます。
セツナの事についても語るなら、颯太視点で総集編を作った方が無難なはずなのに。それなのにメテオラさん視点。

ついでに言うと、今回の総集編で「本作」と言った場合、劇中劇、つまり「精霊機想曲フォーゲルシュバリエ」や「追憶のアヴァルケン」など作中の作品を指してる場合と、『Re:CREATORS』そのものを指している場合、二種の用例があったのも気になります。
こういう場合、混乱を避ける為に、別の用語を使ったり、あるいはちゃんとタイトルを言ったりするのですが。
メタな展開の総集編であっても、メテオラが『Re:CREATORS』というタイトルを知っていたという事にはしたくなかった、あるいは知っていても隠してる設定にしたかったのか。

まあメテオラさん自身が指摘していたように、ゲーム世界のくびきを離れて徐々にキャラクターの本性(笑)が明らかになってきたのかも知れませんが(^^;。
まあラストダンジョン手前の大図書館で、稀によく来る(笑)勇者を導くだけの簡単なお仕事(?)をやっていれば、色々と悶々とする事もあるでしょうし、その結果が最強無敵でセクシーなあの妄想メテオラなのかも知れませんな(^^;。

一方でメテオラが主人公=プレイヤー=現実世界の住人というゲーム世界の出身というのを考え合わせると、彼女としては自分の世界と創造主の世界、両方を同時に救ってしまおうと考え、敢えて仲間にも打ち明けぬままで行動を始めたのかも知れません。案外、最初からそういう計画ではなく、アルタイルやまみかの影響もあるのかも知れません。
周りに打ち明けないのは、それが成功したら創造主の世界は滅びないまでも大幅に改変されてしまうからだったりして。

さて次回。web公開の予告編だと、政府主導のイベントが動きして、各作品のクリエーターが集められるようですな。
まがね、メテオラの作者はすでに死亡しているわけで、果たしてどうするんでしょうか。特にまがねはなかなか強敵ですからねえ。

で、あの世界の足立区は弥勒寺さんが出ている「閉鎖区undergrounddarknight」とタイアップしてるんですかね(^^;。
まあ春先になるとコンビニの前に大量発生するような弥勒寺さんが人気キャラなわけで、余りご当地アニメには向かないかも知れませんな(笑)。

3 コメント

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Unknown (nisi)
2017-07-07 15:57:40
創造主を失っっているのは、アルタイルもメテオラも同じですからねえ。

確かに、いつメテオラが黒化してもいいですよね。
未来に希望が持てないのは同じなのですが、メテオラはメーカーが第2作を発表すれば良い気もする。

それより、各作品やキャラの紹介が中途半端なままなのが、気になります。
わざと能力とかぼかしているのでしょうけれど、もっと説明あっても良い気がする。
特にロボ。

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Unknown (x)
2017-07-09 18:58:14
世界の真理を知る本だか何だかの効果でこの世界自体がさらに上位の世界による被造物というマトリョーシカ構造であると知っているとか、賢者だから悟りの書かなにかによるニュータイプ能力で高次の認識に至ったりしてるんでしょうか?実は高次元の何者かが干渉していてメテオラ本人もよくわかっていなかったりして。

万里の探究者(俗にいう賢者)にしては俗物的過ぎる妄想^^;と思ったら、公式HPでは万里の探求者にして至高の魔術師とあるので別にせぞくのかちをひていしているわけではないので俗物でも構わないし、探究には美や欲も入っていておかしくないですな。大体若いから性欲を持て余してもおかしくない。全年齢の健全なゲームだから表に出なかっただけということで。
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Unknown (comings)
2017-07-10 19:20:01
腹の中じゃそんなこと思っとったんかい、と若干幻滅しつつ面白い総集編でした。

>しかし今回を見ていて「メテオラさん黒幕説」は五割方冗談、五割方本気に思えてきました(^^;。

最後のほうでしたか、メテオラ以外の時間がとまって明かりが消え、メテオラだけにスポットライトが当たる演出(個人的には古畑任三郎思い出すんですが)見ると黒幕説もひょっとしてと思えてきます。
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