庄司卓完全攻略ブログ

作家庄司卓のブログです。
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『輪るピングドラム』第19話

2011年11月24日 23時20分01秒 | Anime・特撮
ざっくりと推測してみると、あの世界で起きた事はこんな感じですかね。

・真砂子祖父、ゆり父、多蕗母たちの言うような「強い」「美しい」「才能ある」人間しか生き残れない社会から放逐された子供達を集めていたのが「子供ブロイラー」
・子供ブロイラーを高倉夫妻の組織が運営していた(?)。集めた子供達を洗脳して組織の構成員にするのが目的(?)。
・多蕗は桃果によって、陽毬は晶馬によって子供ブロイラーから救い出された。
・真砂子父は真砂子祖父を追い落とそうとして、高倉夫妻組織(仮名)に接触したが、真砂子祖父はそれを知り激怒。夏芽家から放逐された。冠葉と真砂子は真砂子父が組織と接触している時に知り合った。その後、真砂子父は高倉夫妻組織により殺害された。
・真砂子が当主になってからの夏芽財閥は組織と縁を切ったが、記憶消去弾など一部の技術は組織から奪い取っている。
・眞俐は誰か(恐らく桃果?)とゲームをやっている。運命日記があると眞俐はゲームに勝てないが、眞俐自身は日記に触れる事が出来ず、真砂子をけしかけてそれを処分させようとしていた。

子供ブロイラーに関しては、まだ分からない、そしてもしかしたら最後までそれが何を意味するのかは明示されず、視聴者の判断に委ねられる事にもなりそうです。

桃果が眞俐の元を去り、高倉夫妻が起こしたテロを防ごうとして消滅した事を考えると、二人がやっているゲームは「運命を変えられるかどうか」だと思うのですが、眞俐は運命を変えるべく努力しても変えられないと考えているのか。
またゲームの相手、おそらく桃果の勝利条件がなんなのか。日記が関係しているのは確かですが、眞俐は日記があると勝てないとは言ってるものの、その理由まではまだ不明ですね。

なんとまぁ前回あれだけ否定したにもかかわらず冠葉は両親と会っていた。しかも両親はただ逃亡しているだけではなく何かミッションを遂行中。これが眞俐の言っていた「戦争」と関係有るんですかねえ。
金は両親の指示で渡されていたようですが、単なる生活費&陽毬の治療費なのか、それとも冠葉に何か協力を依頼して、その見返りとして与えてるのか。会話からすると後者のような気もしますが、今だに冠葉が何かをやってるのか分かりませんねえ。

冠葉を取り戻すべく高倉家を訪れた真砂子。そこに冠葉と晶馬が戻ってきて四人が鉢合わせ。その中で子供ブロイラーの記憶を取り戻す陽毬。
なんと陽毬の運命の相手は晶馬Σ( ̄□ ̄;;;)!!。
冠葉……(;´Д`)。

子供ブロイラーの中で陽毬が「何者にもなれなかった私」と言っている事も考え合わせると、帽子様=陽毬の深層意識という可能性が高くなりましたな。晶馬を毎回ボッシュートしているのも、運命の人を危険な目に合わせたくなかったからか。
回想で晶馬が陽毬に差し出す運命の果実がリンゴなのも気がかりです。リンゴのモチーフはこれまでにも散々出てきましたが、差し出したのが晶馬、そして現在の晶馬は苹果の好意に目を向けず、陽毬の方ばかりを見ているのも(;´Д`)。
運命の果実=リンゴを二人(晶馬、陽毬)で食べて本当の家族になるという事が、一体何を意味しているのか。苹果がかすがいになって、晶馬と陽毬を結びつけるというのならまだしも、なんか突拍子もない方向に行ってしまいそうですなあ(;´Д`)。

こうなると高倉夫妻の本当の子供は冠葉になるのか? しかし真砂子の台詞を聞いていると、どうも冠葉も高倉家にいるべき人間でもなさそうだし。
晶馬が本当の高倉夫妻の子供。晶馬が陽毬を気に入ったので、高倉夫妻が引き取った。そうなると晶馬の誕生日と、桃果が消滅した日が同じという事になるので、俄然、晶馬=桃果の生まれ変わり説が信憑性を帯びてきますが、それなら冠葉はどういう素性で、なぜ今でも高倉夫妻と会っているかが謎になりますなあ。まぁそれでなくても謎だらけなのですが(^^;。

しかし話が進めば進むほど訳がわからなくなるのに、続きと決着点が気になる作品ですね(^^;。

1 コメント

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高倉夫妻とカンバ君が内通(?) (nisi)
2011-11-25 08:21:52
高倉夫妻とカンバ君が内通(?)してたなんて。この裏切り者。
もう終盤に向かってますが、ペンギン、高倉夫妻とペンギン組織、子供ブロイラー、眞俐先生、モモカの日記、これらの謎が一気に明かされるのでしょうか。
やはり、勝利のカギは、モモカの日記で、ピングドラムとは、そのあたりの事なのでしょうか。
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