庄司卓完全攻略ブログ

作家庄司卓のブログです。
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『劇場版まどか☆マギカ』前編始まりの物語 後編永遠の物語

2012年11月23日 23時16分09秒 | Movie
見てきました( =゜ω゜)ノ。

すでに公開もほぼ終了。ストーリーもテレビシリーズと大きな変更はないので、ネタバレありで感想を書かせていただきます。最後に次回作『叛逆の物語』予告編に関するネタバレ記述もありますので、ソフト待ちの方はご注意を( =゜ω゜)ノ。

さてまずはオープニング。正直、劇場版主題歌『ルミナス』を聞いた時、テレビシリーズの『コネクト』ほどのインパクトはないかなと思ったのですが、映像が着くとまったく印象が変わりました。
この作品の大きな特徴が「幼児向けではなくまたパロディやギャグを廃して、正面切って魔法少女というテーマを描いた初めての作品」だと思いますが、オープニングでのまどかの成長物語がそれをさらに強調してくれました。
両親からの愛を一身に受けて、素直にまっすぐに育ったからこそ、まどかは最後にあんな願いをする事が出来たのでしょうなと納得できます。そしてそんな願いをできるのは、あの年頃の少女だけ。これが大人になると純粋な願いでも色々としがらみが出てきたり、あるいはそもそも純粋な願いができなかったり。少女でもちょっと年かさになると色恋沙汰が絡んでくると(^^;。
しかしまぁオープニングのまどほむは百合百合しすぎ(^^;。お前らもう結婚しちゃえよな世界です(^^;。

上にも書いたようにストーリーは大きな変更は無し。アラサーマミさん同人誌版にも登場したガラスの三角テーブルも健在でなにより(笑)。
もともと1クールの作品を合計約4時間少しの前後編に分けたので、それほどカットされた部分も多くはありません。マミさんの契約や、魔法少女になったさやかとほむらのやりとりくらいですか。
前編はさやか魔女化まで。決着までやるかなと思ったのですが、人魚の魔女戦は後半冒頭に持ってきて、ほむらの回想。そしてなんとテレビシリーズのオープニング『コネクト』が流れるという構成ですな。前編だけが一週間早く公開されたのですが、前編だけ見た人はなかなか悩ましい構成ですな(^^;。

新規観客よりはあくまでテレビシリーズを知っている人向けという事で、どちららというほむら視点の演出になってますな。
テレビシリーズの時、ほむらが天を仰ぐシーンがあったのですが、劇場版では唇を噛むような仕草が付け加えられております。
特にお菓子の魔女戦の後、テレビシリーズだとほむらは、上から落ちてきた何かから視線を逸らすだけですが、劇場版では唇をかみしめながら目を背けると、かなり心情が強調されてますな。三話放送直後から上から落ちてきた何かについては、色々と言われてましたが、ほむらが目を背けるという事は……(((;゜д゜)))ガクガクブルブル。

他にも杏子がまどかにさやか救助をもちかけるシーンで、人魚とユニコーンのレリーフが全面的に書き換えてあるなど、にやりとする演出、変更が数多くありました。

新規作画のみどころはやはり変身シーン。マミさんはわざわざ靴脱いで変身するとか、さやかの水属性、杏子の炎属性が強調されてかなりパワーアップしてますな。さやかが水属性なのは、涙モチーフなんですなあ。まさに「可哀想だからさやかちゃんなんだもん!」です(笑)。

あえて難点をあげればプログラムは前後編一括でいいですから、もうちょっとしっかりしたものが欲しかったですねえ。

ところで私は錦糸町のシネコンで見てきたのですが、それが入ってるショッピングモールolinasのマスコットキャラがリンク先にあるように「◎ー◎」でして(;´Д`)。劇場を出た途端、そのキャラののぼりやポスターが目に飛び込んでくるとどうしてもキュウべえに見えてしまいます(^^;。

以下、次回作『叛逆の物語』予告編に関するネタバレがありますのでご注意を( =゜ω゜)ノ。
さて最後に次回作の予告が流れました。音声が一斉に流れる形なので全部聞き取るのは難しかったのですが、どうやら『永遠の物語』後の、いわゆる「アルティメットまどか」世界の話になりそうですな。聞き取れた範囲では、あの世界に魔女システムが現れる様子。また仁美への言及もあったので、話には絡んできそうです。
魔女が消滅したものの、まどかが世界の歴史が変わる事を望まなかった為、その代替品として魔獣が現れたのがあの世界ですが、それならば近いうちに見滝原にワルプルギスの夜に匹敵する強力な魔獣が来るのではと、テレビシリーズ終了直後から推測されてましたが、そんな話になるのでしょうか。まどかなし、さやかは円環の理に御導かれになって(笑)、ほむらは時間操作能力を失いまどかの能力を引き継いでいると、いわばジョブチェンジ直後。マミ、杏子が健在とはいえ、果たしてこの戦力でワルプルギスに相当する魔獣を倒せるのか。
もっとも杏子が見滝原の制服だったり、さやかが健在だったりと、一筋縄ではいきそうにないですねえ。
テレビシリーズ、劇場版、コミックスピンオフと五人勢揃いは画面に出てきてない(いくつかのループ中には五人揃った事があるようですが)事を考えると、魔法少女五人で戦うのは『叛逆の物語』に取ってありそうですね。
あとは予定通りに来年公開されるのを期待するだけです(^^;。

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
次回作 (nisi)
2012-11-24 04:52:20
私は劇場版を見に行かなかったのですが、出来は良さそうですね。

来年の新作は見に行こうと思っていますが、先生の予告を読むと本当に面白そうです。

あの後の話とすると、ほむら以外はまどかを知らない話になるのですかね。

「魔女を消し去り、魔法少女を魔女にしない」因果律になったのなら、それ以外ではまどかは無能みたいに思えるのですが、どうでしょう。
例えば、魔獣相手に何もできないんのではないでしょうか。

そういえば、TV放映開始当時、「キュウべえ」は「九尾の狐」の略だと思っていましたが、全然違いました。
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映画…… (*゜碧流゜*)
2012-11-25 23:35:08
本編はがっつり見逃して、ネットのお世話になって全話みましたが……今回、映画館に行くか迷いますね。
次は絶対見に行くつもりですが、う~ん(´・ω・`)
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