庄司卓完全攻略ブログ

作家庄司卓のブログです。
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『ビビッドレッドオペレーション』第十話

2013年03月20日 23時23分13秒 | Anime・特撮
お尻にアザって蒙古斑か!『じょしらく』のマリーさんかい!!
と思ったら
中の人が一緒だったよΣ( ̄□ ̄;;;)!!
まさかの中の人繋がりだったとは(^^;。
こうなるともう佐倉綾音さんが演じるキャラは今後、デフォで蒙古斑が付いてきそうですな(^^;。

蒙古斑はさておき……。

九話までは「これ1クールで終わるのか?」と思っていたら、ここに来てまるで打ち切り作品のような急展開(;´Д`)。
れいがやってきたのも並行世界、アローンの背後にいるのも超宇宙的存在と、それぞれれいと爺ちゃんのモノローグであっさり説明。
この辺は何か拍子抜けですねえ。
れいが「騙していたのね!」と逆ギレするシーンで感じたのですが、やはりこの作品、構成しくじってますなあ(;´Д`)。
これならやはりあかねれいの関係を中心において、れいが示現エンジンに潜入した五話以降、防衛軍の追跡を恐れ疑心暗鬼になっていくという描写は欲しかったですね。その中に入り込んできたのがあかねで、最初は警戒していたれいも徐々に心を開いていくという描写もあれば万全でした。

それにもうちょっとビビッドシステムとアローンを生かせなかったかな。ドッキングすると容姿が変わってしまうのですかられいが見ても気づかないはず。れいの正体がわからなければ、直接対峙してもしても良かったですね。
「先週のまぁ色々」にも書いたのですが、れいがどこに現れるのか分からないアローンに矢を打ち込むだけというのは、やはり展開的にも厳しいですね。戦場で相対していながらお互いの正体には気づかず、学校では和気藹々としていて、クライマックス直前にばれるとというだったら面白かったのですが(なんかでこれあったなと思ったら『コードギアス』か(^^;)。
例えば……。アローンは出現直後、無差別に暴れ回るだけ。れいは矢を打ち込むとそれを操作できるようになる。その際、パレットスーツのような強化服をまとうので正体が分からない。そして示現エンジン破壊に向かい、ドッキング後のあかねと戦うけど、お互い変身したり強化服姿だったりするので正体には気づかない……。何てのも面白かったですな。

一色博士の言葉から察するに結局この話は「人類が示現エンジンを使う資格があるかどうか超知性体に試されている」という事なんですかね。
れいの世界はその試練に合格できなかったから滅ぼされたとか。
もっとも試練の内容を考えるとあかねたちとれいが友情をはぐくめるかというのが鍵になりそうです。
そうなるとあのカラスも「試験官」側かも知れませんねえ。
一色博士が∞印の超知性体と接触した時、その意図を悟りパレットスーツを作ったように、他にも意図を悟りいずれくる試練の為にれいを選んだ。そうだとするとれいは別に並行世界から来たわけでもなく記憶を改ざんされている可能性もありますが……。はてさて。
なんかあのカラス、れいに対しては冷酷になりきれないし、実はれいの親がどこかから操作してるんじゃないかという気もするんですよね。
一色博士がアローンの事を語るシーンで映った写真に映っていたキャラが何か気になりますし。

3 コメント

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何だか (ねこ(に)ふまれ)
2013-03-21 07:43:50
超宇宙的存在に試練と来ると、『絶園のテンペスト』と被って来ましたね(^^;

今回のじいちゃんの回想で、あの絶体絶命の状況にあったあかねと母親が何故助かったのかが描かれるかと思ったら、完全にスルーされてましたね…。
こういう細かい所の『すっきりしない感』と言うか、場面ごとには悪くないのに、全体として見ると噛み合ってない感があちこちに…(;´Д`)

示現エンジンの登場によって人々の日常が現代と比べて、どの様に変化しているのかと言う描写も結局、最後までなさそうですね。
SF作品においてそういった所は、楽しみの一つだと思うのですけれど。
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急いでますな (nisi)
2013-03-21 08:02:25
カラスとは別に『別の存在』がいて、
それが、アローンを放ち、カラスに命令しているわけですか。
超宇宙的存在はともかく、カラスとその存在も、目的が同じとは限らないわけで、ちゃんとした説明がほしいのですが、ひょっとしてこのまま終わるかもしれませんね。

れいが「だましたのね」みたいに言っていますが、
最初一色博士の孫ということで、情報収集目的であかなに近づいたのは、れいの方だと思うんですけど。

これからは、あかね達が、れいを軍から逃亡させるが、思いは通じず、最強のアローン襲来、れいは矢を放ち、しかしそこで敵の謎が解け、悔い改め、あかねから黒のカギを手に入れ、変身&協力するってところですかね。
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この作品は… (MUF)
2013-03-22 20:55:23
股監督と構成の考えを聞かないと方向性が両極端に取れるんかねぇ…

今ビビッドに対して自分が思ってるのは「考えない!ありのままに楽しむ」ですな。

色々な裏等が思い込める設定や話の流れだけど、結局股間で百合やし・・・
似たようなアニメでストパンが有るけど、アレの考えちゃいけないと思わせる『足に戦闘機の機体』の様な問答無用の要素がビビッドには足りないんじゃないのかな。
名前出さないけど某アニメの監督さんはイベントで「色々考えても結局ドリルですからw」と今のアニメに対しての変に堅く考えるのを放棄させる象徴を主題に持ってきましたからねぇ。
逆に「なんで雷が落ちて変身が出来るようになるんですか」という設定的な細かい根拠を求める日本の制作側の問いに「雷が落ちて出来るようになる、それで良いんだ」と返した米の大御所さんも居ます。

…でも日本側が『宇宙から来た敵の最初のビーム攻撃が雷雲に当たって変化し、それが元で変身できるようになる』って言葉の説明じゃないシーンを入れ込んじゃったけどw
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