やんやんブログ

ゲームって、なぜこう面白いのでしょう

ゲームセンターCX 11月に復活

2006-09-30 23:33:47 | ゲームにまつわるコト
今月第5シーズンが終了し、最終回のこれまでとは異質な
雰囲気に、私もこのまま終わってしまうことも覚悟した
ゲームセンターCXですが、第6シーズンの開始が先日の
東京ゲームショウにおいて、アナウンスされたようです。
明日から10月がはじまりますから、ほぼ1ヵ月後には
もう始まるのですね。とても嬉しいことです。
解約してしまったフジテレビ721とも、早速再契約
しなくてはなりません。
しかしこんなに早く第6シーズンの開始が宣言されるとは
ちょっと驚きました。

しかし第6シーズンの内容は、どうなるのでしょうか。
これまでは、メインを有野の挑戦にして、各シーズン毎に
ミニコーナーが入れ替わってきましたが、今回も刷新
されるのはミニコーナーだけなのでしょうか。
私としては、昔のようにゲームクリエイターの方への
インタビューも見てみたいような。
これから次世代機が登場し、メタルギアのような話題作が
続々登場してきますから、面白い話も聞けるのでは
ないかなと思います。勿論、有野の挑戦のコーナーは
毎回とても楽しみなのですが。

しかし繰り返しになりますが、本当に第6シーズンが
決まって良かったです。ただ始まりがあれば、必ず
終わりもあります。果たして第6シーズンが終わった
後に、第7シーズンはやってくるのでしょうか。
希望とすれば、娘さんも誕生したことですし、いずれは
親娘で共演し、現代っ子にレトロゲームをプレイ
させたら、どんな反応を示すのか、そんな企画を
やっていただきたいものです。

遂にやりました

2006-09-29 23:17:31 | ゲームにまつわるコト
先週の土曜日から、延々と苦戦が続いていました
Shinobiのラスボス、産土ヒルコとの戦いですが
遂に倒すことが出来ました。
しかし本当に強かったです。一時はクリア不可能では
ないかとさえ思いました。それほど強かったです。
この間も書きましたとおり24日は9時間、その前の
土曜日もほぼ同じ時間を費やし、それでもクリアは
ならず、平日は家に帰ってきてから、寝る前まで
2時間ほどプレイ、合計するとボス戦だけで、恐らく
25時間ほど掛かっていると思います。
そんな生活を続けていましたから、朝の通勤時間は
知らず知らずウトウト。しかし目をつぶっても
ちらつくのは、真っ赤に煮えた悪食。
うちの奥さんも「よく続くねぇ」と言っていましたが
ここまできたら意地でした。
ですから勝ったときは、夜なのに叫びましたね。
いずれまた攻略記事としてアップしていきますので
お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

そろばんぐの2

2006-09-28 19:57:57 | 思い出のゲーム
00年にワンダースワンで発売されたパズルゲーム
そろばんぐですが、最初に内容を簡単にご説明します。
まず画面には縦7本、横8本の線が引かれています。
この交点に、4色で色分けされた玉が次々と現れます。
この玉は縦横に3つ以上並ぶと消滅します。
この際一列に並ぶ必要はなく、ジグザグに連続して
いても構いません。
プレイヤーは、ラインを縦横と操作し、この連鎖を作り
玉を消していくのですが、この辺りはヨッシーの
クッキーに似ています。しかしこの操作にも
ワンダースワンの特徴的なボタン配置が活かされています。

ワンダースワンは本体上面にスタート、セレクト以外に
ボタンが合計10個あります。縦にして持ちますと
下部に8個のボタンがあることになります。
同時期の携帯機と比較しても、これは破格の多さ。
8個は左右に4個づつ配置されるので、両方で
十字キーのように操作出来るようになります。
そろばんぐもこれを活かし、左で動かすラインの選択
右でラインの移動方向の選択を行います。
これですとAボタンを押しながら、十字キーを押すと
ラインが移動できるヨッシーのクッキーよりも
ダイナミックに、直感的にラインの操作が可能と
なります。実際、操作感も絶妙で左右の手をフルに
しかも均等に使わねばならず、プレイ後には新鮮な
脳の疲れを感じました。

しかしこのそろばんぐにも、欠点もあります。
それはワンダースワンのもう一つの特徴である
グラフィック機能を活かしきれていないことによります。
ゲーム画面は、白黒のゲームボーイより緻密で美麗な
画面表示が可能なワンダースワンであることを
全く感じさせません。カラーであるにも関わらずです。
一番の不満は最も重要なアイテムである玉の大きさ。
グンペイも単純な線だけで構成されていましたが
その線は太く大胆でした。対してそろばんぐは玉が小さく
全体的にちまちまとして、とにかく地味な印象です。
これがすでに固定客を確保していたゲームボーイの
ソフトであるならばいざ知らず、見た目で惹きつけ
触って貰って、新規を開拓していかなくてはならない
ワンダースワン陣営のゲームとしては、非常に苦しい
ものがあったと思います。
またゲーム性自体も、二次的な連鎖による驚きや
ツボにはまる爽快感がありません。正直なところ
今一つ売りに欠けるゲームでありました。

そんなそろばんぐのどこに私は惹かれたのかと
申しますと、唯一の登場キャラクターである
まじょ子さんが、私の心を鷲掴みにしたからです。
これがシンプルな線で描かれており、私の好みに
ぴったりと符合したのでした。
逆に、このまじょ子さんのグラフィックと、あまりに
素っ気のないゲーム画面との落差に、私のがっかり感は
増幅されていました。
結局、このそろばんぐは余り話題ともならず
続編はおろか、移植もされていないようです。
せっかくのキャラクター、まじょ子さんもそれっきり。
いまだHPが残されており、壁紙がダウンロード
出来るのが、せめてもの救いでしょうか。
残念ながら、全ては過去の物となりつつあります。


そろばんぐ

2006-09-27 19:44:19 | 思い出のゲーム
今日は久々、思い出のゲームを綴っていきたいと思います。
さて古いファンなら、誰でもご存知のことと思いますが
ゲームボーイからDSにつらなる携帯機の歴史は
共存共栄を許さない、厳しい戦いの歴史でした。
壮絶な歴史の内には、任天堂の牙城に挑むも
夢破れていった兵どもが死屍類類と横たわっております。
私の愛したハード、ネオジオポケットもそんな一人。
ただ幸いにも、ネオポケは一人ではありませんでした。
同じ時期に戦いを挑み、共に敗れた仲間がいます。
それがワンダースワンです。
今は中古屋の棚で、思い出を語り合っていることでしょう。

ワンダースワンは白黒ながらも、美麗なグラフィックと
定価4800円の本体、使用する電池も一本きりと
優れたコストパフォーマンスが魅力のハードでした。
加えて画面を縦にしても、横にしても遊べるという
他では見られない、特殊な機能を有していました。
一般的な家庭用ゲーム機は、横長の画面のものが多く
反対にアーケードのゲームは縦長のものも多く
特にシューティングなどは、ほとんどが縦長の画面で
展開されております。ですから、家庭用に移植を
行うにも、全体が縮小されるなど問題がありました。
またパズルゲーム、特にテトリスなどの落ち物パズルは
やはり縦長の画面で展開されています。
その点、ワンダースワンは縦横を問わず
とても優れた
機能をもっていました。

その機能を活かしたパズルゲームも、多く見られます。
グンペイが、その中でも代表的と言えるでしょうが
今回ご紹介する「そろばんぐ」も、ワンダースワンの
特徴を活かしたパズルゲームです。
ワンダースワン自体、すでに過去のゲーム機となり
一般的な知名度はとても低いですが、その中でも
あまりヒットしたとはいえないゲームなので
知名度は極めて低いと思われますが、なかなかどうして
シンプルなルールで、熱くなれるゲームです。

まずはそろばんぐの基本的な情報を。
発売はミレニアムにわく、2000年の12月。
ワンダースワンは当初、モノクロ液晶を採用し発売を
開始しましたが、そろばんぐは後に発売されたカラー機
専用のソフトになっております。
発売は加賀テック。ゲームメーカーとしてはあまり
聞き慣れないですが、これより以前には

ナグザットというブランドでゲームを数多く発表した
実績を持ちます。
ちなみに、このブランドをネット上で検索をかけると
まず出てくるのは、プラネットジョーカーというゲーム。
評価は…推して知るべしです。
まあ、どうやら加賀テック自社制作ではないという
お話もありますし、それがそのままブランド全体の評価
とはなりません。またこの「そろばんぐ」も開発は
メカニックアームズとなっています。発売から6年が
経過しましたが、HPが残されておりますので
興味がわかれましたら、ぜひご確認下さい。

つづく

光一君、好きですね

2006-09-26 23:30:29 | ゲームにまつわるコト
今週の堂本兄弟を奥さんと一緒に見ていました。
今週は松雪泰子さんで、いろいろとプライベートの
写真を紹介していた時の一言に爆笑しました。
松雪さん、最近ヨガをやっているそうなのですが
ヨガはヨガでも、パワーヨガとのこと。
ここですかさず、光一君「ダルシム?」
「ヨガファイヤー?」その発想はなかったです。
私はいっぺんにファンになりました。
奥さんは、だいぶ前からファンでしたが。
wikipedeiaによりますと、やはりTVゲーム好きとのこと。
いやーこれは、かなり好きですよ。
光一君は79年の生まれということは、ストⅡの
登場時はおそらく小学6年生か、中学生ぐらい
でしょうか。ゲームがたしなめる時間があったのか
その頃はまだあったのでしょうね。
しかし、今はかなりお忙しいようで、なかなか
ゲームする時間もないことでしょう。
よかった不細工で。

GT5課金制の噂

2006-09-25 21:54:58 | ゲームにまつわるコト
東京ゲームショーの話が続いていますが、今日は恐らく
PS3の目玉になるであろうグランツーリスモの話題を
ネット上で見かけました。
何でも、これまで条件によって獲得できた車両やコースは
5からは数百円で購入するようになるそうです。
これについて、ネット上では否定的な意見が多く
見られました。
今までは努力次第で、お金がかかることなく手に入った
ものが有料となれば、これは当然の反応であると思います。
しかし私は、SCEの考えも分かる気がします。
今日はそれについて、書いていきたいと思います。

グランツーリスモは、私があえて申し上げなくとも
誰しもがご存知のことと思います。これまで
発売されたシリーズは、そのどれもがハードの販売を
ひっぱりPS系ゲーム機の玉座を支えたソフトの一本で
あります。
当然ただ惰性で、シリーズが売れてきた訳ではなく
今ある技術の粋が集められ、ハードの持てる力を
私たちに見せつけてきました。
もはやレースゲームという枠を超えて、時代を代表する
ゲームであると、思います。
残念ながらPS3の発売開始に、最新作は間に合わない
ものの、これを楽しみにされている方も多いのでは
ないでしょうか。

さて当代随一の人気を誇るこのグランツーリスモですが
ここまで人気を集めた理由は、どこにあるのでしょうか。
まぁこれについても、すでに語られていることでしょうが
憧れの車を憧れの場所で運転できるというところにあると
私は思います。そしてそれは大変リアルな画像で
裏打ちされ、車の格好良さに酔いしれることが出来る
この辺りが人気の秘密ではないかなと思います。
また豊富な車両が用意され、多くの方の要望に応える
懐の深さも、人気を集めた理由なのではないでしょうか。
しかし逆に考えると、それほどの車を用意されても
全ての車を乗り尽くす方は、ごく僅かなだと
思います。多くの場合、使用するのはごく限られた
一定の車両にとどまるのでは、ないでしょうか。
またその車両を手に入れるために費やされる時間と手間が
惜しいと思われる方も、多いのではないでしょうか。

当然上記の通り、追加料金を支払うことに抵抗を
感じる方も多いと思います。
家庭用ゲーム機の良さは、あるゲームを遊びつくすために
必要なものがほぼすべて揃っており、追加料金が
かからないところにあると思います。PCがこれだけ
普及した今もゲーム機でゲームを遊ぶ人が多いのは
このためではないでしょうか。
そう考えると、この課金制導入は家庭用ゲーム機の
良さを潰す失策に思います。
しかしこの決定の裏には、グランツーリスモのため
専用のドライブコントローラーを購入する方が多い
というデータがあるのではないでしょうか。
私の知人もそんな一人。臨場感には欠かせない
ということで購入されておりました。
ターゲットはある程度余裕があり、趣味に対し
お金を惜しまない層なのでしょう。やりたい時に
さっと遊べるという、時流もありますし欲しい車だけが
すぐに欲しいという声も高いのではないかと思います。
うまく行くか、相当な賭けだと思いますが
案外うまく行くのかもしれません。

忍あとすこし

2006-09-24 21:14:07 | ゲームにまつわるコト
今日は天気も良く、涼しい過ごしやすい日でしたね。
こんな日はお出かけするのが吉ですが、私は朝早く
起きまして、PS2用ソフト忍をプレイしていました。
昨日まででクリアまで、残り1面というところには
こぎつけたのですが、ここからが大変でした。
朝10時から、もう9時間プレイしています。
最後のボスがものすごく強いです。クリアできません。
それでも最初の頃は、ほとんど瞬殺されていたのが
今はコンスタントに4分の1程度、削ることが
できるようになりました。あと一撃まで追い込んだ
こともあったのですが、大事に行き過ぎて失敗しました。

今はちょっと休憩のつもりですが、今日はこれで
終わってしまうかも。ちょっと疲れました。
じゃあということで気分転換にニュースーパーマリオを
しようと言ったら、笑われました。

格闘ゲームのSNKが帰ってきた!か?

2006-09-23 19:11:36 | ゲームにまつわるコト
昨日から開催されています東京ゲームショーですが
様々なニュースが毎日、飛び込んできますね。
そんななかSNKプレイモアも、積極的な姿勢を
打ち出しているようです。
電撃オンライン/格闘ゲームのSNKが帰ってきた!
と表題にありますが、記事ではDSの新作タイトルが
4本がメインで、格闘とはあまり絡みません。

まず1本目は「SNK VS. CAPCOM カードファイターズ」
ネオジオポケットで発売された、あのタイトルが再び
DSで登場しようとは、嬉しいですね。
勿論DSならではのタッチペンを使って、また新しい
ゲームとなっていることでしょう。
ぜひヒットしていただいて、ネオポケのゲームは
面白かったんだという事を証明していただきたいですね。
2本目は「電子メイド手帖 恋のいろは(仮)」
なんだこれは、もうねアホかと…。そんなところも
好きなんですがね。まぁメイドは、今旬ではありますが
ベクトルがどこか違う方向に向かっていますね。
一体どういうゲームになるのか、いや最早ゲームかどうか
疑わしいところですが、こちらはちょっと欲しいかも。
どうやって家に持ち込むか、悩むところではありますが。
しかし、いろははキャラとしては新参ですが、もう
ナコルルに肩を並べる看板になってきましたね。

ここまでは、まぁどちらも格闘に近い部分がありますが
残りの2本は、もうほとんど格闘に関係ありません。
SNKも、だいぶ様変わりしてきました。
しかしこれまたベクトルが、かなり独特なものです。
驚いたのが「どきどき魔女裁判!(仮)」
「おさわり探偵小沢里奈」というゲームもありましたが
レベルが違います。「タッチペンを活用して魔女の印が
隠れてそうな場所にタッチして探る」というのですから
DSで発売できるのかさえ、怪しく感じてしまいます。
画像を見ても、PS2版ティンクルスタースプライツと
共通のデザインを感じさせる、とても可愛らしいもの。
本格的なPSPキラータイトルになるかもしれませんね。

最後の一本は、RPG「キミの勇者(仮)」
テーマは1日30分で遊べるRPGという、これまでにはない
コンセプトを持ったRPGになりそうです。
そういえばソニックの中裕司さんも同じようなことを
おっしゃっておりました。
デジタルARENA/『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』の作者が
振り返る「ゲームこの10年」

世の中の流れなのか、一時のさざなみに終わるか
いち早く形にしそうなSNKのこのソフトが、どういう
評価を受けるのか、気になるところであります。
しかしSNKのRPGと言えば、武士道列伝。
あらゆる意味でインパクトのある作品でした。
果たして、どうなることやら。

PS3値下げ

2006-09-22 21:36:19 | ゲームにまつわるコト
今日から東京ゲームショーが始まりました。すでに色々な
ところで語られていることでしょうが、今日一番の
ニュースは、やはりPS3の値下げだと思います。
これは20GBの廉価版に限ったことで、税込みの
価格なのかどうなのか、よく分かりませんが、ギリギリ
5万円を切ってくるとのこと。
私はこのニュースをとても好意的に受け取りました。

はっきり言えば、5万円を切るとしても、高いと
思うので今すぐ、いや数年先まで購入することは
ないのですが、とはいえなかなかゲームが買えない
身分の私でも、PS系ソフトは溜まってきました。
今であればPS2も元気に稼働していますが、なにぶん
機械ですから、いつかは壊れてしまいます。
そんな時それらソフトを諦められるか、と言われれば
そうもいかないわけで、おぼろげにもPS3の必要性は
感じています。
PS3に対して、非常に後ろ向きな姿勢ですが
こういう方も多いのでは、ないでしょうか。
そういった姿勢の方には、将来の値下げで手に届く
かもしれないと期待させる、絶妙な価格だと思います。
具体的には4年後あたりに3万円を切ってくれれば
テレビの買い替えと共に、ポイントでなんとかと
皮算用しています。

しかしこうもあっさり値下げするとは、最初の
価格設定は何だったのかと思ってしまいます。
最初の価格は割安感を演出するためのブラフだったの
でしょうか。それとも何か技術的にコストダウンが
可能になる要因が発生したのでしょうか。
そのあたりの説明は、私のような素人にはよく
分からないところでありますが、全くありません。
あの毎度、面白発言をなさる御大将は「日本では
高いと言われたから」なんておっしゃったそうですが
ならば、みんなで「まだ高い」と大合唱すれば
もっと安くなるのかも。

もう一つ感じるのは、ゲーム機でないのにゲームショーに
出ている矛盾です。
ただの言葉遊びをしている訳ではないのですが
PS3でしか出来ない、ゲーム以外のことが
未だによく分かりません。
余りあるる大容量のブルーレイディスクをパートナーに
これまた余りある高性能チップで、一体どんな
エンターテイメントを展開するのでしょう。
これは明日以降のお楽しみですかね。

幻獣旅団のエピローグ4

2006-09-21 22:47:08 | ゲーム攻略
今日は、総括的な感想を書きまして、幻獣旅団の
攻略の結びといたします。
まず、第一に言えることは、幻獣旅団は名作と
呼ぶにふさわしいゲームであるということです。
コンピュータは強すぎず、弱すぎず、絶妙な
バランスの取り方が、本当に素晴らしいです。
今までは、シミュレーションは綿密な戦略が
要求されが、ちょっと苦手と思われた方でも
楽しくプレイできると思います。
勿論、綿密な計画を立て、最短日数でのクリアを
目指す、もしくは少ないコストでクリアすると
いった玄人的楽しみ方にも、十分対応できます。

この強弱のバランスに加え、初心者から玄人まで
幅広いプレイヤーの遊び方に対応できるのも
このゲームの魅力です。
例えば幻獣旅団の特徴である、ユニットの構成を
いろいろ組み替えてみるのも、とても楽しいと
思います。
構成されるユニットには、様々な種類があり
そのいずれにも一長一短があり、全く無駄な
存在はほぼ皆無であると言っていいでしょう。
60を超える種類があるのですが、よくぞ
ここまで、それぞれに特徴を持たせたものです。
この点においても、製作者側の優れたバランス
感覚がうかがい知れます。
幻獣旅団モードでは使用しなかったユニットを
加えてみたり、また人間や妖精等、種族を固めて
旅団を形成してみたりも、楽しいと思います。

また物語に沿ってゲームが進んでいく、幻獣旅団
モードの他、フリーモードや外伝モードがありと
ボリュームも十分です。
物語的な深みや、派手なグラフィック効果など
あまりありませんが、ゲームそのものも長く遊ぶ
ことが出来るような構成になっています。
スーパーファミコンのシュミレーションRPGでは
伝説のオウガバトルが有名ですが、幻獣旅団は
これの対極にあると思います。
オウガバトルの方は物語が濃密で、一通りクリア
すると、ちょっと間を置きたくなってしまいます。
その点、軽めの幻獣旅団は次への意欲が湧きます。
シミュレーションゲームでは、不可避な時間的
コストに目をつむれば、この1本で相当な期間
満足を得られると思います。

惜しむらくは、このゲームを手に入れることが
非常に困難である現在の状況でしょう。
ただ今後の展開次第では、ニンテンドーWii
バーチャルコンソールのラインナップに加わる
可能性もあります。
その際は、ぜひ触れていただきたいと思います。
きっとお買い得な1本となることでしょう。

長らくお読み頂きまして、ありがとうございました。