フィリピン沖排他的経済水域で中国の船団が居座っている、その数200艘以上になるという
ちょっと,前日本の尖閣諸島に中国船が大挙して押し寄せ、我が物顔で居座っていたことも有った
また、小笠原諸島にサンゴを取りにやって来たことも記憶に新しい
フィリピン沖の南シナ海の領有をめぐっては、国際司法裁判所で答えが出ているにも関わらず、国際法などを無視して自論を展開している
一体これらは何なのであろうか
中国国内を見ても、新疆ウイグル自治区少数民族への弾圧や、香港の統治についてはイギリスより中国へ返還される際にイギリスと交わした条約が有りながら、香港市民への弾圧は無法者のすることにしか見えない
自由主義と共産主義というイデオロギーは異なっても、地球上で共に生きてゆくからには一定の守らなければならないルールというものが有るはずだ
勝手な理屈をつけて自分を正当化する国には、周りが遠のいてゆくことは分かり切ったことの様に思えるのだが
あと数年でアメリカを抜き、世界第一位の経済大国になるというが、十数億人の人口を抱える国ではさも有らんと思うが、経済大国に成り軍事大国になったにせよ、他国はどの様にこの中国と言う国と関わってゆくのであろうか
「驕る平家は久しからず」と日本の昔にも力で制した一団がいたが、言葉の通りやがては打ち負かされてしまうのです
中国の長い歴史の中でも何度となく新しい王朝に入れ替わった事も有ったであろうし、モンゴルなどではチンギス・ハーンによる広大な支配地域を誇っていた国でもやがては滅びていった
一国では中国に太刀打ちできないとしても、世界を敵に回すことは出来ないであろう
「実るほど首を垂れる稲穂かな」ではないが、経済大国としての自覚と品位が中国には必要な気がする
そして、後進国や紛争当事国など国民が困窮している国への奉仕が出来て、初めて周りは大国として認めるであろう
奉仕というものは決して見返りを求めないものである