こんにちは、『数学の企画会社』を準備しているMiyoko Kobayashiです。
皆様、家族の夏休みを各地で楽しんでいることでしょう。大事なのはメリハリなので楽しむ時は、思いきりお子さまを遊ばせ、ついでに親も遊んでくだいね。
ところで、それぞれのご家庭のお休みはいつまででしょうか?
親御さんのお仕事が始まるときが、お子さんの夏休み後半の勉強のスタートです。そのことをお子さんに伝え、残りの休みを悔いなく遊ぶそれもクタクタになるくらいがベストです!!
私が勤務していた高校は、県内有数の進学校でした。ここの生徒たちは、勉強を粘り強く頑張ることは当たり前ですが、文化祭や体育祭についてはアホぐらい本気でやります。(表現が非常に悪いですが…一番妥当な言葉ですな)それも高校3年の受験生達が一番本気で…。勉強の合間の時間(いや勉強時間も削っていたような…)を使って、何やらいろいろと「クラスの露店」や「ダンス」などを校舎のあちらこちらで… 私も3年生のクラス担任でしたが、この時だけは言いたいことはいっぱいあったけど黙ってみていました。経験上、この時は黙って見守っておくのが一番と分かっていたからですが。
そう、その行事を思いっきりやれた分だけ、行事が終わった後の勉強への切り替えと集中力がパワーUPするのです。
それと実は同じ学校でも、学年によってその年の大学への合格率や難関大合格は結構な差があるのです、その合格率の良い年の特徴は文化祭や体育祭での盛り上がりも一段と派手です。確かに、何事にもパワーある学年だったのかもしれませんが、このパワーの持って行き方は外部の人間が作ることはできます、学校では教員ですが、ご家庭では親御さんです。
『思いっきりっという行動を教え、体で感じてもらうのです。』 思いっきり遊ぶ方法を親の見本とともに教え、クタクタになるまで遊ばせる。完全燃焼させる。すると、『じゃそろそろ勉強しようか』という言葉に素直に従ってくれたりします。(確証はできませんが)
そう、そして文化祭、体育祭が終わったその日のホームルームでは『今日は楽しかったかな?それは良かった。忘れていないよね受験生ってことを』と声をかけ、次の日の朝に模試の結果を返したり、いきなりの小テストをしたりと現実に引き戻す作戦はしっかりと取っていましたが。
だからもしよかったら、家族の夏休みの最後の日に、
『楽しかったかな?それは良かった。次は勉強頑張れるかな』っと優しく声をかけ、次の朝はこの盆休みまえの生活のリズムに戻すための作戦をとってみてはどうでしょう。