サスペンションを中心に毎日がまわっている、国政久郎のブログ

オリジナルボックスの業務紹介、サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

またやっちゃった!

2016-09-23 00:17:04 | なんでもレポート
会社の駐車場から少し見上げたところに、ティーグラウンドがあります。

時々笑い声が聞こえてきたりする距離です。

表で作業をしていると「またやっちゃった!」と大きな声が聞こえてきました。

当然ティーショットを放った直後のこと。

一緒に回っている人に向けた言い訳にも聞こえるけど、ひとり言にも聞こえます。

またやっちゃったを聞いた後、この言葉が頭の中をグルグル。

またやっちゃった⋯⋯ということは同じようなことを繰り返している自分を知っているということ。

ミスショットを何度もやっていそうな声でした。

ミスショットから脱出したいと思っていても何か努力しなければ何も変わりません。

その方法が見つからないのか、努力がされていないのかのどちらかでしょう。

またやっちゃったを繰り返せば、こちらのほうががっつり身につくのは当たり前です。

失敗を繰り返す人が、たま〜に成功しても身につくのは間違いなく失敗の方です。

失敗を繰り返しているうちにそのうち「上手くなる」はまずありません。

もっと心配なことは、何が成功で何が失敗かわからないまま走りまわっている人がいるかもしれないこと。

いつの間にやら運転の話に⋯⋯


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勝利はキャベツの味

2016-09-16 14:44:43 | イベントレポート
とうとう勝ってしまいました。
しかも総合優勝!

浅間火山耐久レースはアベレージで40km/hを少し上回る程度のスピードで走ります。

そのコースはといえば、ギャップのたびにサスペンションはフルボトムし、
曲がりくねった箇所は走行ラインが集中するので深いワダチができます。
周回を重ねるとさらに深くなり、ハラをすらないようにワダチの斜面に片輪を乗せるしかありません。
うかつにコーナーに入れば軽四ゆえに簡単にこけます、トップスピードは80km/h前後。

こんなダートの峠道が延々と200km続くとしたら、他のクルマと競う前にどう走らせれば5時間先のゴールにたどり着くことができるのかを考えるはずです。
ところが・・・のエントラントも多くいます。

ギャップを読み、クルマと相談し、集中を切らさない。
スピードは大したことないのに息つく暇のない運転操作。
程よい緊張感、これがたまらなく面白い。

早いもので今年の耐久シリーズもあと一戦残すのみ。


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学生フォーミュラ 2016 その2

2016-09-10 14:27:52 | イベントレポート
今年も静岡県の掛川に行ってきました。

学生フォーミュラ野次馬見学ツアー。

連日台風情報の流れるなかの観戦になりそうだったので、雨合羽に傘、あれこれ準備して⋯⋯でも暑いし。

そんなことよりも雨が降ると参加チームはもっと大変、ドライ路面とウエット路面では当然タイムが違うし、
そのことが考慮されるわけではないので、ドライで走れたチームは断然有利。

一年かけて準備してきたのに天気に翻弄され、一瞬にしてご破算になってしまうケースもある、ということ。
仕方ないこととはいえ厳しい話です。

で気になったことといえば、会場内を移動する時に利用するシャトルバス⋯⋯
立って手すりにつかまっていたせいもあるとはおもうのですが・・・そこでアクセルを開けたらダメでしょう・・・
そこからブレーキをかけ始めたのでは遅いでしょう・・・今なぜアクセルを開けないの・・・

一緒に移動した仲間もちょっとね〜。

戻りのシャトルバスは快適だったのでおそらくクルマのせいではなく、運転手のわずかな操作の違いからくるもの。

厳しい見方をすれば復路の運転手はプロ、往路の運転手は人を運ぶにはどうなんだろうの疑問符付きでした。

⋯⋯⋯話がそれてしまいましたが。

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学生フォーミュラ 2016

2016-09-02 12:29:53 | イベントレポート
大会のメディアキットが届きました。

開催日は9/6日から9/10日の五日間。
場所は静岡県 エコパ(小笠山総合運動公園)
過去最多の106チームが参加、(海外からのエントリーが31チーム)(EVクラス13チーム)

今年で14回目の開催。

クルマ作りも年々綺麗になってきていて、マシンを眺めるだけでも楽しめます。

しかし、届いた資料を見てやっぱりと感じるのは全種目完遂率が2割ほどで、車検合格数も約三分の一がアウト!

レギュレーションの解釈が甘かったり、速いクルマを作ろうとするあまりに信頼性を置き去りにしてしまっていると言えそうです。
この辺りを大人目線で見るととても残念!

平日開催なので休みを取らないと見に行けないよ、という方が多いかもしれませんが、会場の雰囲気から感じ取れるものがいっぱいあります。

入場料無料です、ドライブがてらふらっと見学もいいのではないでしょうか。
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スーパーフォーミュラ

2016-08-25 13:40:43 | セッティングレポート(SUSPENSIONDRIVE)
しばらくぶりのレース観戦。
茂木SF⋯金曜日、土曜日で練習走行二本、ドライとウエット路面両方の走りを見ることができました。
ドライ路面の走行が始まってすぐにコースアウト赤旗、
マシンを片付けてコースオープンになったものの 再度最終コーナーでスピンしてコースアウト。
フルアタックしているのかさらにもう一台がコースアウト。

練習日初日ってこんなんだったかな〜
私がサーキット通いをしていた頃からすればだいぶ時が経っているけど、コースアウトして得られるものは今も昔も無いと思うのだが⋯⋯

SFはコーナリングスピードがF1並、あるいはF1よりも速いなどの説があるので、察するにドライビングが大変なのかもしれない。

あくまで想像できる範囲、と前置きしておいてサスペンションセッティングを考えてみると。
まずボディー下部にあるスキッッドプレートの残量がゴール後にチェックされます。
規定寸法以上残っていなければ失格。
この「動く」最低地上高をどう考えていくのかというのが難しそうです。

ダウンフォースを効率よく得るためには車両姿勢があり、これは地面からの高さを一つの条件として極力一定に保つことが理想なのですが。
実際にはダウンフォースが掛かればメインスプリングがたわみ、タイヤも潰れて二つを合計した寸法分車高が下がります。
このことを見越して最初の車高を高くしておけばいいのですが、高くしすぎると床下の空気の流れで得られるダウンフォースが目減りします、
オイシイ車高を考えるとあまり高くしないのが賢明です。

車高変化量を抑えるにはメインスプリングのたわみ量を少なくします。
たわみ量を減らすとは大きな荷重でも少ししかたわまない、つまり硬いバネを選択するということです。
軽いフォーミュラマシンに乗用車の何倍もの硬いバネを使うのでどのマシンもポコポコと跳ねます。
ポーポーシング(ポーパシング)と呼ばれる動きです、ピッチングと説明したほうがわかりやすいかもしれません。
そこで登場するのが「イナーター」これでピッチングを押さえ込みます。
といっても私自身触ったことがないので(詳しくは検索して下さい)これ以上の説明はできません。
しかしイナーターを全車が採用しているかというとそうでもないようです。
それと、イナーターを使ってマシンの暴れを抑え込めたとしても、ドライビングを邪魔しないのだろうかといった心配もあります。
イナーターの文献を読んでも、ドライビング(操縦性)との関係は一言も触れられていません⋯⋯
勉強せねば。






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カンヅケ

2016-08-17 23:24:24 | なんでもレポート
出張の機中で隣合わせたのが、私よりも明らかに年上の人。

さりげなく、失礼ですが⋯⋯⋯と話しかけた。

>お出かけですか、それとも帰郷ですか。

弟の新盆で北海道まで行ってきました、羽田経由でこれから家に帰るところです。

聞けば83歳とのこと、ひざの上に置いたハンドバックに手を添えたまま不動の姿勢。

そのまま一時間ほど経ったところでアナウンス、当機は着陸に向けて高度を⋯⋯⋯

>お住まいはどこなんですか。

〇〇市で今は独身独居、女房は少し前に亡くなったので。

>買い物はどうされているんですか。

軽四があるからそれで。

>この後空港からの足はどうされるんですか。

駐車場に軽四があるからそれで帰るよ。

>ところで、こちらの方で普通に家庭で食べているもので、美味しいモノありますか⋯⋯

そうだな〜 大根の漬物を干して細かく刻んだ「寒干」というのがあるよ。

もちろん帰り道にスーパーに駆け込んで手に入れてきました。

歯ごたえがバリッバリッ、ご飯が進みます。

これまで席を隣にした人の中で最もかくしゃくとした人でした。

美味しいものは地元の人に聞くのが一番‼︎



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ドリフトアングル

2016-08-11 21:21:56 | セッティングレポート(SUSPENSIONDRIVE)
WRCに気まぐれに出ているように見える今年の「シトロエン」

しかし驚くほど速い‼︎

高速ドリフトとジャンプシーンが印象のフィンランドラリーは、ラリードライバーにとっての夢舞台、結果は優勝と三位!

昨年のチャンピオンカーであるVWポロを走らせるフィンランド人ドライバーのラトバラ(このラリー二連勝)を相手に、一つのSS で十数秒のタイム差をつけるダントツぶり。

そのシトロエンの車載カメラで見る映像が、右に左に忙しく揺らぐ感じがなく、右なら右に一度向きを変えたらそのまま立ち上がりまでドリフトアングル一定のまま走り抜けます。

当然ハンドル操作も軽くヒョイヒョイと動かすだけ。

他のクルマと明らかに違うのはドリフトアングルが少なめなこと、
しかもコーナリング初期から旋回姿勢が決まって、コーナー「後半で」ドリフトアングルが深くなることがありません。

ドリフトアングルが深くなればタイヤに大きな抵抗が発生するので、タイムロスにつながります。

ここの違いが他のクルマとのタイム差に現れているように見えます。

同じステージの二走目は、砂がはけて硬い地面がむき出しになったところにタイヤラバーが乗って黒々、
ドリフトアングルはさらに少なくなり、サーキット走行の車載映像のように、正面にコースが見えて左右のブレも全くありません。

速さの元となっているのはリヤサスペンションの信頼性(グリップレスポンス)が大きく向上しているのではないかと推測できます、
もちろんサスペンション全体を支えているしっかりボディーがあっての話ですが。

縦の動きも硬すぎず柔らかすぎず、減衰コントロールの何かを掴んだのかもしれません。

エンジンもかなり良くなったと言われていますが、今年のシトロエンの速さを紐解く鍵は、ドリフトアングルの少なさ⋯⋯⋯のような気がします。





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G-BOWLの見方と活用方法 その8

2016-07-31 13:42:03 | G-BOWL
第三回目のG-BOWLアプリの見方と活用方法のセミナー無事終了しました。

違う〜⋯⋯クルマは同じなのに運転する人でこんなに印象が変わるんだ !
とは、G BOWLアプリセミナー参加者と同乗走行している時の誰かの声。

ブレーキング、コーナリングはもちろんのこと、加速側も当然ながらGコントロールの内です。

リアルG-BOWLの斜面にピンポン球をじっと留め置くように、一定の加速を持続させます⋯⋯

アクセル操作としては、まずこれくらいの「強さで」加速させようと思うところまで丁寧にアクセルオン。
G-BOWLの斜面の途中までピンポン球を登らせたら、そのあとはそーっとアクセルを「連続して」踏み込んでいきます。

欧州車のトルク特性のグラフを見ると、2000rpmも回っていれば最大トルクが出ていて、
そこから先は定規で線を描いたようなフラットトルク型が多いのですが、駆動力のコントロールが楽にできます。

AT車の、勝手にシフトは加速度が自分の意図しないところで変わるので不快に感じます。
助手席の人も同じ。

加速側のコントロールが上手くできるようになれば、穏やかさが伝わってきます。

気遣いのある無しの分水嶺はアクセルに触る一瞬です。
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デミオディーゼル4WDのダンパー製作 その後

2016-07-23 11:23:46 | ガレージレポート(オリジナルボックス)
ビルシュタインダンパーで仕立てたデミオその後です。

無事納車出来ました。

仕上がりの印象です。

フロント車高を少し上げたことで操舵とロールのタイミングが変わり、気楽にハンドルを切り込めるようになりました。

もう一つ、症状としては軽かったものの、ギャップを通過するたびに感じていた「ピッチング」の対策を行ったことで
車両姿勢がスッキリ⋯⋯車体の振動数を下げ、前後揺れのリズムを合わせてバウンシング姿勢に⋯⋯高速道路の移動が改善されたと思います。

これは減衰値のチューニングと、前後共にバンプタッチまでの距離に余裕ができたので、突き上げの頻度が減り、走破性が高まったことも関連しています。

純正の乗り心地に対して、ビルシュタインショックを仕立てれば、それだけで「違った」乗り心地にすることはできるのですが、
そうは言ってもキチンと「クルマが要求する」減衰特性に合わせこまないと感じのいいものにはなりません。

仕様出しの場面で助かるのが 細やかなセッティングができるビルシュタインダンパーの部品の豊富さです、ダンパーのカスタムメイドには欠かせません。

クルマを引き取りにこられたあと、あちこちのドライブコース(数百キロ!)を一筆書きで走り回って家にたどり着き、翌日に丁寧なインプレッションメールをいただきました。

この先夫婦して楽しめそうだと。
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G-BOWLの見方と活用方法 その7

2016-07-19 15:17:50 | G-BOWL
初対面は昨年の11月、次のお手合わせが5月のニュートンブレーキDAY。
そして三回目がつい先日。

はるばる神奈川まで足を運んで来られたのは愛知県在住の人。

プロドライバー、いわゆる運転を職業にされている方です。

日々人を乗せてクルマを走らせているだけに運転に気を遣うのは当たり前、
どんな運転がいいのだろうかと考えているうちにニュートンブレーキにたどり着いた……

G BOWLアプリを使った自己分析も、かなりの線でできていることが会話から伺えます。

うまくいかない時の感触も、早い段階でわかるようになってきました、
結局のところブレーキがうまくいかないと全部がだめなんですね~と、しみじみ。

ここで肝心なのは、自己分析の先にある、次にどうすればいいのかを、自分で選択できたり正しい行動がとれるかどうか。

久々に助手席でその人の運転を体感。

ブレーキ動作、ハンドル操作、ライン取り、そのリズム感など。
丁寧に操作しているのが伝わってきます。

まだ組み立て途上であることは否めないものの、明らかにそれとわかります。
⋯⋯⋯ここまで自分の運転を変えられるものか、昨年初めて会った時の印象は薄れ、
明らかに「Gコントロール」を核にした運転に切り替わっていました。

その理解力と吸収力にビックリ。

意識すれば運転を変えられる⋯⋯かもしれない。


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