のんびり起業を目指す日々

好きなことを勉強しながら、のんびりとお惣菜屋さん開業をめざす毎日です。

桜の咲く伊那に行って来ました

2023-04-06 06:47:00 | 日記
皆さまおはようございます。

先日は十数年ぶりに伊那市を訪れてきました。
好きな土地ではあったのですが、長い間来る事ができずにいました。
今回の一番のお目当ては高遠の桜です。



車が修理中ということもあって、朝のあずさ号に乗って茅野駅に行き、ここから臨時バスを利用しました。
東京からは公共交通機関で最短のルートになるのではないでしょうか。



バスは自分が若い頃、名古屋旅行のドライブのルートの一つにもしていた杖突峠を越え、40分ほどで高遠駅というバス停につきました。
ここから桜の咲き誇る高遠城址公園へは、近くまで行く乗り継ぎ便のバスもあったのですが、徒歩で行くことにしました。
徒歩では大体15分くらいです。
坂がだいぶ急だったので、歩くのが苦手な人にはバスがお勧めです。



城址公園の案内図です。








今回は自分は出口になってしまったのですが、観光案内所などがある北ゲート入り口です。



高遠の桜は、花と雪の残る山の景色が魅力の一つに感じます。
写真は中央アルプス、背後には南アルプスを背に桜の景色を楽しむ事が出来ます。



1番桜が色濃く重なり咲き誇っているところ。
皆写真に収めていたようです。




ピンク色のタカトオコヒガンザクラ。
写真に撮ると特に映える桜ですね。



統一地方選挙を前に石仏総選挙も行われていました。
私も気に入った石仏を選んで投票してきました。


帰りに戻った高遠の街で見つけた場所です、建福寺というお寺にたくさんの石仏が並んでいました。
高遠には優れた石工が多くいて、各地を回り石仏を作っていたようです。
ここにあるたくさんの石仏も、各地の寺院などにあったもののようです。
こういった背景があっての石仏総選挙だったのですね。



お昼は本当は今回は高遠そばを食べたかったのですが、平日だったので目当てのお店は定休日。残るお店も入店待ちの行列が出来ていました。
そんなわけで、今回も伊那ごはんはローメンにする事にしました。
今回は高遠から伊那への路線バスを途中で降り、シャトレというお店で食べました。
25年くらい前に、駅の近くにあった支店のシャトレに行ったことはあったのですが、ここは初めてです。
前行った支店ではブルースリーのポスターがあったので、猪肉のドラゴンローメン汁なしタイプを食べましたが、今回は羊肉のスープローメンにしました。
そういえば今日は無かったけど、昔は鹿肉もあったような。


食後は近くのスーパーニシザワに行きました。
このニシザワは、やはり25年くらい前にお気に入りの味噌、「天竜みそ」と出会ったお店です。
天竜みその醸造所は残念ながら廃業されて、もう買うことはできなくなってしまいました。
もちろん売っていないのですが、また新しく知る地元の食材を見つけることができて楽しみました。




天竜川と伊那市街そして国道153号。
伊那市の象徴的な風景です。
ここら辺でマスクを外すことにしました。
今回は桜は綺麗だったけれど、何か昔と違うような感覚がありました。
昔来ていた時は高遠の桜の時期は4月中旬。
関東の桜が終わってから、おかわり的な時期に満開になっていました。
山の雪ももう少し残っていたような気もします。
そう考えつつ、もう一つ嗅覚で感じ取って無いのかなと考えて外すことにしました。
マスク生活が長く続いていたので、嗅覚で感じる習性も無くなっていたのかもしれません。
伊那の匂いを感じとりつつ、歩みを進めました。


市街に入ってから街をふらっと歩く事にしました。
ここは昔、現役の図書館だった時に訪れた施設。
現在は伊那市創造館という施設になっています。
ここでの出来事を、ブログの南箕輪の回にも書いた事があったのですが、今日も暖かい日差しの中に南から心地よい風が吹いてきました。
そのブログに書いたのは夏の出来事で、山から降りてくる風のように感じました。
この日は伊那谷を南から吹き抜けてくる風なのでしょうか。
とにかく不思議と静かで心地よい場所。
あらためて昔の感覚を思い出させてくれて、お気に入りの場所になりました。



ここもローメンのレシピの回でブログに書いた街を流れる急流。
小沢川というそうです。
ゴーっという川の音が今も印象的です。
この写真を撮った橋には、歌人種田山頭火と井上井月にまつわる歌碑などがありました。


いーなちゃんカード。
これも24年くらい前発見したもの。
当時電子マネーの実証実験として、磁気タイプの電子マネーを街に実装していました。
そんな歴史ある電子マネーです。
僕もこのカードを作りたくて、当時のネットで調べました。
その時は、地元の人しか作れないとのことでした。
今は作れるのでしょうか?
現在、色々な電子マネーが普及しているのも、一つ伊那の人たちのお陰の部分があるかもしれません。



レトロな街伊那。
そして出身の有名人の紹介です。
たしかに、伊那の街の狭い路地などに入ると、レトロななんとも言えない雰囲気の場所が見つかります。
自分は有名な観光地より、そう言った自分の住んでいない所にはない、魅力的な部分をその土地に見つけるのが好きです。
今度の休みはアマプラでKing Gnuのライブを見ようかな。







最後に伊那が好きと言っても、これを食べないと認めてもらえなさそうなので遂に書いました。
「ざざ虫」
綺麗な川にしか住んでいない昆虫の幼虫の佃煮です。
この虫を獲る漁師さんも減っているのだそうです。貴重なものです。
以前は贈答用の3000円くらいする商品が置いてあり、値段の面でも買うのに躊躇しました。
これは小瓶で1400円ほどと、買い求めやすい価格になっていました。
これで本当の伊那ファンになれるかも。

それでは皆さま良い一日を。