渋谷表参道 嵐酔水墨画書道教室~一期一会の墨交流~ Ransui's Sumi Art class

書と中国水墨画を学ぶ 心の模様を墨に託してみませんか。初級から上級まで 一緒に筆を持って楽しみませんか?!

生徒さんが上手くなると

2009年10月11日 | 生徒さんたちの活動
「生徒さんがのびのびと上手くなってくださるのをみては心の中で至福の喜びを感じてなりません。!!」

どうですか?!このすばらしい墨の濃淡を品よくだした紫蘭のはな。
何か目には見えませんがそよふく風の中 蘭がひっそりと咲いている可憐な姿が浮かんでなりません。
水墨画を始めてまだ3ヶ月も満たない生徒さんですが一歩一歩の道のりを本当に熱心に丁寧に学んでくれています。

書道を習っているようですが、やはり感覚を上手く利用しているのと何よりも、熱心です。仕事の帰りにわざわざ足を運ばせ道具を抱えて持ってきては何度も練習をしています。誠に何かしらをがんばっている姿は自分にもがんばる肥やしになります。
生徒さんには、それぞれ私の画家人生をも見直す機会をくれるばかりか、勇気をもらうばかりなのです。

さて、水墨画を描くにあたり、やはり大切なのは、水墨画は墨のデッサンではないということ。そして、水墨画は精神絵画である為に自然や周りの物に対しての敏感な洞察力、思いやり、自然との対話をなくしては描ける物ではありません。
水墨画は丁寧にまるで写実のようにデッサン画のような作品を描いている水墨画も審査をしていたときによく見かけるのですが
残念だなあと思うこともあります。つまり、道具の良さをいかしきっていないからです。ちろん、作家がそういうのを目的に描いているといえばそれまでですが、水墨画の場合は、墨はあくまでもにじみや掠れ デッサン写実にはない技法をもって心に映る絵を描く そこに水墨画の醍醐味があるような気が致します。ですから、私の教室では、物をみて感じてあなたならどう描くのか考えること。 そして基本を身につけ自分なりの心の素描を絵ではなく水墨画の墨、筆線から生まれる線を具象化しなさいとよく言います。

なかなか難しいのは「絵を描いてはいけない」というこの概念です。
絵を描くのはあまりに簡単です。練習さえすれば必ず伸びます。しかし、その前に極めて時間がかかるのが絵を描く境地ではなく絵、そのものの題材に対して、心に素描をどのように感じ取り、そしてそれを筆ならでは、墨ならではの技法でどう表現するかそこに至るまでの精神の修行が一番時間のかかることだと思っています。私何ぞはまだまだの世界。 もっと修行も必要です。 しかしながら、この生徒さんのように努力することがこんなにまで品よく描けることを証明しています。

楽しそうだし、水墨画で筆を持つことがあまりに楽しい。といっています。
今後もその喜びをいっそう深め、仕事の合間の息抜きに心の保養のために大いに技量と自分の心の持ち方を水墨画 書道を通じて学んでいただけたら幸いです!!

お互いにがんばってカタツムリのごとく日々精進して行きましょう。
 
皆さんも一緒に始めませんか?! 楽しい水墨画!!!

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マナーのない人 心を磨きなさい!

2009年10月10日 | 日記
心が荒んでいるのでしょうかね。
都会では人も多いせいかやはり他人に対してはあまりに素っ気がない。

この前の台風のときには山手線をはじめ全てのJRが一時停止になり振替乗車になってしまった。

そんな非常事態の際には人間の本性が剥き出しになるのか、悲しい光景が多すぎである。 我こそは先に 周りは知らん。
日本人、特に都会に住む人間はこういうのがなぜか多い気がするし目につく。.私は地方育ちだが東京に来てほんとうにそう思うことが多い。
電車の待っている人を横から押しのけ自分だけはと押し込もうとする人や、目の不自由な人にあたっていながら何も言わずに通り過ぎていく人。いったい何なのでしょうかね。 そんなにまでして自分が一番我れ先という発想はどこから湧いてくるのかなあ。大の大人があまりに見苦しいというか情けなくなる光景でした。

あれでは大人をみて育っていく子どもが将来、周りに対して思いやりという言葉をしらない また思いやりとは何かを学ぶことなく生きて行くのだろうと思うとぞっとします。「最近の子どもは……。」という前に我が振りをみていますか?

学校で分けの分らぬ理論を教える以上になにか道徳的な学びが足りていない。
大人も同様に学ぶ謙虚さが必要な気がしている。

私は平気でルールを破るような人間にはなりたくないし、そういう人をみるとなぜか注意してしまうというか問いただしてしまう。笑 
お互いがお互いの心を敬い、分かち合う精神をもっと学習し殺伐とした時代から一刻も早く抜け出さないといけません。
その為には、やはり、廃れ疲れきった心を何かに夢中になり磨き、学ぶ楽しさ、時間をかけて集中する大切さ 共にやっている人ととのあったかい交流を目指しやさしい心を学ばないといけないと思う。

私にとってはそれが書であったり水墨画である。私の師匠はそういう面では、高度な技術だけではない人の心を教えてくれていたような気がします。
両者とも心が荒んだ中ではいくら技術が良くても感動は与えられません。だからこそ。この学びの中で心を磨く。物に感謝する。自然からの題材に感謝する。見てきてくださる人にも感謝し、描けることへの喜び そして平和な時間に感謝する そうした心の素直さを学び、感謝し、心が汚れなきように努めている事を忘れてはならないのです。
皆さんも何でもいい。なにかしら心の栄養になる習い事始めてみては? 多くの出会いに恵まれ心が華やぐ時も有りましょう。
私は伝えて行きたい。そういう何かに打ち込むことの大切さ。
皆さんももし書道や水墨画をたしなんでみたいならいらしてくださいね。技術だけではない心を通した穏やかな教室に私がおりますので。 しばらくの連休 皆さん一人一人に幸せ多い連休でありますように。
 
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水墨で描くお寺の参道

2009年10月07日 | Ransui's gallerly
「静けさ漂い、山中には雨が降りながら参道の門は開く」

お寺の山門。水墨で描くには最適な題材だ。

水墨画では描く前に墨をすりながらじっくり墨にその描きたい物のイメージを浮かばせながら墨をする。

私の亡くなった水墨画の先生はいつもそんな思いで墨に心を託していたのかもしれない。

絵を描いたり書を極めたりするのはいつでも出来るが、それ以上に大切なのは心の持ち方である。

物をみる素直な心 やさしさ また感謝の心など人間味を磨いてこそ立派な作品が生まれるのある。

水墨画の世界は本当にそういう意味で一番心があらわれるよな気がする。

水墨画 時を重ねるごとに深みをずっしり感じる日々である。

皆さんも心の記録を墨に託してみては?!

今日もお読み下さり本当にありがとうございました。



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きすげを描く

2009年10月05日 | Ransui's gallerly
秋というのは芸術の秋だとよく言ったものだ。
秋になって私は網戸をあけ、秋風の入る頃合いを感じながら、墨をする。
硯から立ちこめる墨の香りがストレス社会に生きる自分には唯一の慰めというか癒しである。

今日は一日ぐづついた一日でしたね
だから、作品を静かに描いては心を落ち着けるのは何とも気分がほっとする。

今日の水墨画はきすげ。きすげは秋の華である。 秋になると描いても風情が漂う題材が多い。
栗、楓、ドングリ、などなど。

水墨画を描くことは本当に自然との対話である。

自然の姿を静かにゆったり見つめながら自分の心に映った映像を墨に託す。

私は水墨画を描いている中で日々自然との対話を深められる時間が一番大切である。

絵を描くことは私の人生の喜び 生き甲斐でもある。みなさんもさあお始め下さい。

貴方の人生がより心のゆとりをもってやさしくそして、充実した人生が広がることと思います。

ではまた次回。季節柄、お体を大切にしてくださいね。



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秋の大募集!!!皆さんもどうぞお気軽に足をお運び下さいね!!

2009年10月01日 | 教室お知らせ
「水墨画を始めてみたいあなた 自分でやってみようかなと思った瞬間が大きなチャンスです。当教室では基本をみっちり丁寧に何度も生徒さん一人一人の目線でご指導させてもらいます!!。」

水墨画は心の素描です。基本さえきちんとおさえれば誰にでも簡単に描けます。もちろん基本がないと土台は崩れます。だから
当教室では、丁寧にたのしく時間をかけて、誰がみても自信を持って主張できるようなそんな画の描き方を伝えています。

ぜひ、そこのあなた!!水墨画の世界に少しでも興味がおありなりましたら覗いてみてくださいよ。

思った瞬間こそがタイミングです。 興味を持つ人が多くいてもその中でわざわざ筆を握ってやってみようと本腰を入れられる方はおそらく少ないのです。時間がない。 急がしいし、続けられるかどうか心配などなど。

時間は作ってみてください。 そして筆を持ってみてください。習ってみてください。

もちろん、基本をしっかりしますから時間をかけてください。

だからそんじゃそこらにうたい文句で勧誘するような教室ではありません。

短期間で師範までとれますよとか何でも短期間でプロ並みとかいったことは申し上げません。なにしろ時間をかけ、千里の道をじっくり自分のペースでやりとげ自信をもってみなに見せられるだけの作風を作り出せるようにしてあげたいからです。

もし、体験に来られたい方いらっしゃいましたら体験でいいので覗いてみてください。
そして自分の目で確かめてください。本当にうまくなれるか 描きたいものが描けるようになれるのか。

要は自分が決めるもの。私はあくまでも皆さんのサポーターです。しかし、もし皆さんが水墨画や書道を本格的に描けるようになりたい 確かな力をつけたいとお思いでひしたらぜひ来ていただいて学んでください。

必ず人から簡単に盗まれないような技術というなの財産を身につけて差し上げましょう。

思い立った日 そして、こちらを見て心が動いたあなた、ぜひお始め下さい。!!

心の水墨画を描いて楽しみましょう。人生にまた華を咲かせましょう!!。新たな自分を見つけてみましょう。!!皆さん一人一人に向き合って水墨画と書の世界を紹介でき、幸せと喜びを感じてもらえたらと思います。

ぜひ、貴方のペースで習える当教室に体験して学んでいただけたらと思います。 ただいま秋の大キャンペーン中です。!!!

10/31迄にご入会くださいますと、入会金を半額に そしてお心ばかりではありますが中国の高級な水墨画/書道用具を粗品でご贈呈させていただきます。

こちらの「キャンペーンを見たよ」といってお問い合わせ下さればじっくりとお話しさせてもらえますし、お好きな時間にでも体験をしていただければと思います。では、みなさん、少しばかり堅いお話にもなりましたが気軽に、笑いあふれる教室ですのでいらしてくださいね。心よりあなたに出会える日を楽しみにしております。

【開講コース】:書道コース(初級から上級)/アート書道コース 写経コース 仮名書道コース
    水墨画コース 初級~上級 葉書絵から大作まで 古典中国の水墨画~モダン水墨の世界 山水画まで
    篆刻コース

お時間/曜日についてはメールかお電話にてお問い合わせ下さい。現在、お問い合わせのご来場者が増えております。ご期待に添えない場合もありますが最大限ご対応させていただきます。お気軽にお問い合わせくださいね。

 洛陽中国書法水墨画教室 表参道本部
 矢形 嵐酔(ヤカタ ランスイ) londontottenham32iromance@gmail.com
090-6134-1919でございます。皆様のご来院心よりお待ち申し上げております。 

合掌


備考:教室の詳細ご希望の方は本ブログの教室カテゴリーの項目もご参考ください。

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薔薇

2009年10月01日 | Ransui's gallerly
薔薇を墨彩画で描くたのしさ

薔薇はやはり花びらが一番難しい。

角を上手く考えて花びらの向きや光の影を上手く描かないといけない。

何度も観察する。

生きたし自然の手本が一番最適ですね。

無料の最高の手本をみてじっくり研究する。そこに水墨画を上達する秘訣があるような気がする。

物を素直に見てどう描けばいいのかじっくり考える。

そういう考える時間が誠に好きである。 水墨画の作品はやはり観察から生まれ、養われた独眼力が大切です。

上手く描くのはもっとも最後でいいのです。 見て感じた心の感動を素直に描ける そして基本を大切に描く 物に対して優しさを持つ。そういう精神が第一だと思っています。

最近は技法に走りすぎた水墨画や日本画が多く見るにたえない。

私もそういう時があったが今はやはり上手さを競うよりも自分が満足し、見る人に喜びと感動を分け与えられるような画を作りたい そんな思いで筆を握る毎日です。

皆さんもなにか日常で物を見て感動したら自分なりに心の画を描いてみてください。

なにか違う自分と物への愛着がわくはずです。

合掌

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