渋谷表参道 嵐酔水墨画書道教室~一期一会の墨交流~ Ransui's Sumi Art class

書と中国水墨画を学ぶ 心の模様を墨に託してみませんか。初級から上級まで 一緒に筆を持って楽しみませんか?!

可能性のある水墨画

2010年11月06日 | Ransui's gallerly
みなさん 今晩は。
今日は教室がお休みでした。 一週間ぶりに落ち着いています。

昼過ぎからは毎月の会報の記事を制作 その後は私の書道の師匠から頂いた古墨をすりながら来年初春の国際水墨画展に向けての作品を制作していました。

制作というよりは墨の適切な濃度を何度も繰り返し半紙に書いてチェックし、
どれぐらいにすれば一番私が望む色かを何度も探り当てようとしましたが、いやいや何ともうまくいかない。

天候のせいか 温度か湿度か それとも技量か。

墨はますます小さくなりましたが何百とただただ線を書いては色合いをチェックしてやっとできあがった墨で書いた濃霧の森。

古墨になるにつれて墨は大変落ち着いた深み 味わい深い墨色を見せてくれます。
水墨画とは、墨色が成功して半分 構想がその半分の1/2 そして、その墨を生かせて描けるだけの線の技法につきると思うのです。

私も水墨画壇の中央に位置する身としてよく中央画壇の中で公募作品で上位の入賞を果たせる方々の作風を拝見しますが 実に墨色が良いから見ていて墨に酔い、
また、単なる絵画に終わらない墨の可能性を秘めた深い絵画技法 絵の中に墨の無限の可能性をみることができます。

それは、やはり墨を知り尽くし、研究に研究を重ねた結果の賜物だといつもそういう素晴らしい作品を見ていて思います。

水墨画や書をやる今の自分をいつも以上に見つめながら今日は墨の無限の可能性についてもっと研究を重ねていかねばだめだなあと感じた午後でした。  
仏水墨画家Gregoryさんと嵐酔の国際墨絵サイト

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